『スポGOMI甲子園2025 山口県大会』を開催 激闘を制したのは「真NAKUSUZOず」チーム 当日は参加者全25人で、41.7kgのごみを収集!
2025年9月14日(日)周南市・周南緑地運動公園にて開催
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全9チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 山口県大会』を9月14日(日)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。スポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。

イベント概要
・日程:2025年9月14日(日)10時20分~12時00分
・開催場所:周南市・周南緑地公園(住所 周南市徳山10427)
・参加人数:1チーム3名×9チーム=25人(うち、2名チームが2組)
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:一般社団法人海と日本プロジェクトinやまぐち
・共催:日本財団
・協力団体:日本赤十字社山口県支部/アシックススポーツファシリティーズ株式会社
優勝は徳山商工高校の「真NAKUSUZOず」!拾ったごみの総量は圧巻の21.4kg!
全9チームが参加した山口県大会。高川学園高校サッカー部から初参加した「高川学園1」「2」チームに注目が集まりましたが、やはり地元、徳山商工高校のチームが、慣れ親しんだ周南緑地運動公園を自在に歩き回り、ごみを集めていきます。結果、徳山商工高校「真NAKUSUZOず」チームは、ごみ総量21.4kg/3,048.5ポイントを獲得し、準優勝チームに2,000ポイント近い差をつけて優勝。同チーム内の2名は昨年もこの大会で優勝しており、嬉しい連覇となりました。11月末に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。


山口県大会で集められたごみの総量は41.7kg
開会式で、陸上のごみが風で飛ばされて川に流れ込み、やがて海洋ごみになる可能性があること、また海洋ごみの約8割が陸上からのごみであることを説明され、参加者は驚いていました。会場の周南緑地公園は定期的に清掃がされており、一見したところごみは見当たりません。しかしよくよく見てみると…植込みに隠された空ペットボトル、枯葉に混じったたばこの吸い殻、茂みの奥に散乱するプラスチックのコップや皿…。競技をしながら、高校生たちは普段なら見過ごしそうなごみが次々と出てくる状況に驚いていました。今回集めたごみの総量は41.7kg。参加者全員、改めてごみ拾いの重要さを感じているようでした。


優勝チーム「真NAKUSUZOず」コメント
「普段からごみの分別をしたり、むやみに捨てずにごみ箱に捨てたり、そうしたことをしっかりやっていこうと思います。去年の全国大会は全然太刀打ちできなかったので、今回は他の人が行くところと違うところに行ってごみを集めようと思います」
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
一般社団法人海と日本プロジェクトinやまぐち
3方を海で囲まれた山口県民にとって「海」はとても身近で貴重な存在です。次世代を担う子どもたちを中心とした多くの山口県民が、海への関心をさらに高めるようなイベントを開催・運営しています。

■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。

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