老いと認知症を描いた感動作『皺』の著者パコ・ロカ氏来日! 最新作『家』トークイベント&サイン会開催決定!!
老いと認知症を描いたコミックス『皺』で、ヨーロッパのみならず日本でも感動の嵐を巻き起こしたスペインの漫画家パコ・ロカ氏が、インスティトゥト・セルバンテス東京の招へいにより来日し、最新作『家』(発売元:小学館集英社プロダクション)の刊行を記念したトークイベント&サイン会を開催することが決定した。
著者のパコ・ロカ氏は、1969年、スペイン・バレンシア生まれ。2007年にフランス、2009年にスペインで出版されたコミックス『皺』が話題となり、一躍人気作家の仲間入りを果たした。前作『皺』は、老人ホームを舞台に、「認知症」とそれぞれの老いを生きる人々をせつなくもあたたかな眼差しで描いた感動作で、日本でも2011年に日本語版が刊行され、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し話題となった。同作はアニメーション映画化され、日本でも劇場公開されている。
そんなパコ・ロカ氏の最新作『家』は、亡くなった父親が大事に手入れをしてきた休暇用の家にひさしぶりに集まった兄弟たちが、家の片付けを通して家族の思い出を語り合い、それぞれの後悔や迷いを抱えながら、父の喪失に向き合っていく物語だ。親の介護をめぐる兄弟間のいさかいや、最近日本でも問題となっている高齢者ドライバーの免許返納など、スペインを舞台にした話でありながら、ここ日本においても今日的な問題を孕んでおり、多くの人にとって共感できる内容となっている。
トークイベント&サイン会は、3月13日(火)、東京・市ヶ谷にあるインスティトゥト・セルバンテス東京の協力により同施設内にて行なわれる。
さらに、パコ・ロカ氏が原作・脚本を手掛けたアニメーション映画「パジャマを着た男」が、本国スペインでの公開に先駆け、3月9日(金)より東京・池袋にて開催される「東京アニメアワードフェスティバル2018」のオープニング作品として特別上映される。同作は、パジャマを着たまま家で働くという幼い頃からの夢が叶い、ハッピーな日々を送っている40歳の独り者パコを主人公とした自伝的コミックスが原作のアニメーション。上映にあわせ、パコ・ロカ氏本人の登壇するトークショーも行なわれる予定だ。
コミックス、アニメーションとマルチに活躍するスペインの才能に出会えるこの貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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●トークイベント&サイン会
日時:2018年3月13日(火)18:30~
場所:インスティトゥト・セルバンテス東京 地下1階オーディトリアム
※入場無料、通訳あり、当日書籍販売あり
※要予約(下記WEBサイトよりお申込みください)
https://paco-roca.peatix.com/
お問い合わせ:インスティトゥト・セルバンテス東京(TEL 03-5210-1800)
<書籍概要>
タイトル:家
著者:パコ・ロカ
訳:小野耕世(監訳)、高木菜々(訳)
定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-7968-7710-7
仕様:縦170×横240mm・上製・128頁・本文4C
発売元:小学館集英社プロダクション
http://books.shopro.co.jp/?contents=9784796877107
●TAAF2018オープニング作品「パジャマを着た男の記憶」
日時:2018年3月9日(金)19:20~21:20
場所:シネマサンシャイン池袋
料金:前売券1,000円、当日券1,200円(一般・学生ともに)
※前売券は下記WEBサイトより購入できます。
http://animefestival.jp/screen/list/2018special01/
<東京アニメアワードフェスティバル2018>
日程:2018年3月9日(金)~12日(月)
会場:池袋シネマ・ロサ、池袋HUMAXシネマズ、シネマサンシャイン池袋、シネ・リーブル池袋、新文芸坐、区民ひろば南池袋、サンシャインシティ噴水広場、サンシャイン水族館、生活産業プラザ、WACCA IKEBUKUROなど
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都
http://animefestival.jp/ja/
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