東京の真ん中で、自然学習体験 地元文京区の小学生を招待し、「ほたるの幼虫放流式」2/6-7開催

5月中旬には、放流した蛍が庭園に舞い始め都内有数の蛍スポットに!

藤田観光株式会社が経営するホテル椿山荘東京(所在:東京都文京区関口2-10-8、総支配人:本村哲)では、2017年2月6日(月)、7日(火)、地元・文京区の小学生を招き、蛍の幼虫の放流式を実施しました。
この放流式は、2003年より自然保護の目的に、また、地元文京区小学校の児童達が自然と触れ合う地域密着型の季節行事としてスタートし、14年目を迎える本年は、6日に文京区立関口台町小学校4年生約70名、7日に文京区立小日向台町小学校5年生約40名の皆さんを招待し、2日間で約2,000匹の蛍の幼虫を放流しました。

はじめに、ホテル椿山荘東京の蛍飼育の指導をしている岐阜県大垣市の ㈱ヒューマンデザイン生物生態研究所 千葉豊所長により「蛍の生態について」小学生達にご説明いただきました。千葉所長は、2010年7月に滋賀県伊吹山に生息する無数の「ヒメボタル」の撮影に成功。蛍の生態についての知識の学習だけでなく、幻想的な風景に魅せられた千葉所長が、その後も「ヒメボタル」の撮影に奮闘しながら挑む様子など、映像でも体感してもらいました。
映像が終わると「ヘイケボタル」「ゲンジボタル」「ヒメボタル」の違いについて、詳細に説明。光り方や主に餌としている生き物の違いや、大きな違いとして「ヘイケボダル」「ゲンジボダル」は水生で、「ヒメボダル」は陸生で枯葉の下などに生息していることなどを学びました。
さらに、3種の中では「ゲンジボダル」が卵を産む数が1,000匹近くと一番多いことや、通常幼虫の孵化には22~23日かかるが寒冷地などでは40日ほどかかり積算温度が関係していることなどを分かりやすく教えていただき、小学生は蛍の生態について熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
説明が終わると、各地の蛍の写真や、ホテル椿山荘東京の蛍の動画などが流され、幻想的な蛍の光に会場内が魅入られました。

次に、蛍の発光現象を化学溶液で再現する実験を披露。ルシフェラーゼ反応といい、会場内を暗くし青白く光りを放たれると、小学生達から「おー」という感嘆の声があがりました。質疑応答の時間になると、子供たちから多くの質問が出てきました。「成虫になる蛍の数は?」といった質問では、本によると1%前後だが正確には自然が相手なので測れないといった、千葉所長が答えられない鋭い質問も出てきました。
最後に庭にでると、歓声をあげながら小学生達が蛍の幼虫をホテル椿山荘東京の庭園に流れる小川に放流しました。小学生達が放流した蛍は、5月中旬ごろから、庭園を幻想的に舞い始めます。

清らかな水辺にしか生息出来ないことで知られる蛍ですが、ホテル椿山荘東京には、秩父山系からの地下水が湧き出ています。また、当社は庭園内を流れるせせらぎの水質・水量の改善や湧水の整備など、蛍が自生・生息できる環境作りに取り組んでおります。さらに、敷地内の地下から流出する湧水を利用した飼育施設を設置し、幼虫までの飼育を行っております。

5月中旬から飛び交う蛍。放流をお手伝いいただいた児童と保護者の皆さんを5月中にホテル椿山荘東京にご招待し、放流した蛍が成虫となり庭園を飛翔する姿を楽しんでいただく予定です。この放流式という体験を通して、小学生の皆さんに自然に触れ合う機会と、携わった蛍が光り舞う様子をご覧いただくことで命や生物の大切さを体感していただけたらと願っております。

■蛍が生息できる環境づくりへの取り組み 
当ホテルでは、2000年から専門家 千葉豊先生(前出)の指導の下、ゲンジボタルが産卵から飛翔まで、生息できる環境作りに取り組んで参りました。庭園内を流れる地下から流出するミネラル分豊富な秩父山系の湧水の水質・水量の改善等を、実施しました。現在では産卵から終齢幼虫までの人工飼育を庭園内及び弊社内の飼育施設で行い、毎年冬に幼虫を放流しています。
*蛍は、庭園や藤田観光各施設で育つ飼育蛍です。

■蛍初飛翔の「500度説」の仮説を検証中
蛍の初飛翔について2010年から「500度説」という仮説を検証する観測を行っています。ゲンジボタルの幼虫は水生で、当ホテルで幼虫が陸に上がるのは、桜(ソメイヨシノ)が散る時期の4月の雨の夜が多いです。その翌日から「1日の平均気温」を積算(加算)していき、500度に達した時に、蛍の初飛翔が観測できるという説です。なお検証を始めた2010年から2012年までは、ほぼ「500度説」通りに初飛翔が観測。しかし、2013年は温度計の故障により欠測。2014年は前日積算温度が521度になった5月18日に初飛翔を観測し概ね実証成功。2015年は626度になった5月16日に初飛翔を観測し、大きく500度を外す結果となりました。2016年は5月10日、568度で飛翔し概ね実証成功。2017年も検証を続けます。

【ほたるの幼虫放流式】 開催概要

■開催日時: 2回開催
1)2017年2月6日(月) 10:30~12:00 文京区立関口台町小学校     
2)2017年2月7日(火) 10:30~12:00 文京区立小日向台町小学校     
■式次第:
① 開会挨拶  
② 講演「蛍の生態について」 (約30分) 
講師:㈱ヒューマンデザイン生物生態研究所 千葉豊所長 
③ 質疑応答 (約15分) 
④ 放流場所へ移動・放流 (約10分) 
■場所:ホテル椿山荘東京 プラザ1F「ペガサス」


 
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