昭和女子大学がビズリーチで副業・兼業限定の理事長特命補佐を公募:ビジネスプロフェッショナルが挑む大学改革
ビズリーチでは初となる大学公募プロジェクト
公募ページURL:https://www.bizreach.jp/content/610
募集職種・職種概要:
1)理事長特命補佐 兼 チーフ・リカレント・ラーニング・オフィサー(CRO):
「昭和女子大学ダイバーシティ推進機構」のプログラム企画、マーケティング推進
2)理事長特命補佐 兼 チーフ・ソーシャル・リレーション・オフィサー(CSO):
昭和女子大学におけるファンドレイジングの企画、推進
■「実就職率」8年連続 全国女子大1位の昭和女子大学がダイバーシティ推進を強化
少子化による学生数の減少、社会のグローバル化、多様化等大学を取り巻く環境の変化は、全ての大学に改革を求めています。このようななか、2020年に創立100周年を迎える昭和女子大学は、かつては「良妻賢母教育」を掲げてきましたが、女性の社会進出が活発になり、女性のリーダーシップが強く望まれる時代を先取りし、近年は、自身のキャリア育成を1年生から考える講座を導入するといったキャリア教育に注力してきました。このような努力が実り、実就職率は8年連続で全国女子大1位(注1)を記録しました。この強みをより強化し、また社会でリーダーシップを発揮する女性を育てるために、昭和女子大学は2016年に社会人女性向けの「昭和女子大学ダイバーシティ推進機構」を設立しました。本機構では、働く女性のためのビジネススクール「昭和女子大学キャリアカレッジ」を運営し、さまざまなプログラムを提供し、女性のキャリア育成を図っています。現在、政府が女性活躍推進を掲げ、企業が女性管理職を増やそうとするなか、働く女性に学び直しの機会を提供し、有能な人材を世に送り出すことが昭和女子大学の持つ社会的な使命の一つだと考えています。
■大学改革を推進すべく、副業・兼業限定でビジネスプロフェッショナルを募集
昭和女子大学は、この活動を一層促進すべく、ビジネスの現場にいる方にご参画いただき、ダイバーシティ推進を強化する組織づくりの必要があると考えました。そこで、優秀なビジネスプロフェッショナルを副業・兼業限定で広く募るために、即戦力人材137万人以上(2018年11月現在)が登録する「ビズリーチ」で、副業・兼業限定の理事長特命補佐を公募することとなりました。今回募集するCROは、昭和女子大学ダイバーシティ推進機構の戦略などに携わり、企業や社会のニーズをくみとりながら、会員企業が求めるセミナーやプログラムの企画、マーケティング施策の推進を担います。
また、大学運営に欠かせない資金面についても、さらなる拡充を行うべく、大学のファンドレイジングの企画・推進を担当するファンドレイザー(CSO)も募集します。昭和女子大学では寄付金募集に向けて、さまざまな試みを行っていますが、寄付活動が先進的なアメリカの大学と比べ、日本の大学のファンドレイジング活動は大きく遅れを取っています。例えばアメリカでは、「ファンドレイジングディナー」をはじめさまざまな企画、イベントを通して大学のサポーターを広げる努力を行ったり、大学の建物の命名権を売ったりするなど、単なる寄付金募集にとどまらずに、クリエーティブなアイデアでファンドレイジングを行っています。また、教授や研究者を世にアピールすることによる講座への寄付といったこともファンドレイジングの一部といえます。昭和女子大学は、従来型の同窓生へのアプローチといった寄付活動だけでなく、創意工夫によって寄付を募る企画やシステムづくりが必要です。そこで、今回募集するCSOには新たなファンドレイジング活動のモデルをつくっていただきます。
■学校法人 昭和女子大学 理事長・総長 坂東 眞理子氏 コメント
私は公務員という仕事を通じて、全国を対象に法律や制度を作ってきましたが、社会全体はそれほどすぐに変わりません。大切なのは、ほんの小さなことの積み重ねです。今回、公募する職務も、全ての大学を見れば小さな取り組みかもしれません。しかし、この働きで昭和女子大学が変わり、女子大学が変わり、日本の大学教育が変わっていく。それによって日本の社会が、日本の雇用が変わる。それを実現するための大切な一歩でもあります。社会に対する人材の厚みが増えれば、結果的には日本企業にもプラスになるところが多いはずだからです。
大学は長年、参入障壁が高い規制産業でしたが、現在は子どもの数が減り、大学数が増えたことで環境も激変しています。これまでうまくいっていた方法にだけ頼る大学は生き延びられないでしょう。昭和女子大学は、リーダーシップを持つ女性を増やすことをミッションとし、さまざまな取り組みを行ってきました。今後、その取り組みを加速するためには、ビジネスプロフェッショナルとして活躍している方の力が必要だと考え、本公募を実施します。
「女子大学で働く」という経験は、ビジネスの現場にいる方のほとんどが持ちえない希少なキャリアといえます。その機会を前向きに捉え、エンジョイできる方にとっては、またとない時間となるでしょう。両募集職種ともに、日本の大学では成功例や実施例が少ないことからも、自らがパイオニアとなれるチャンスでもあります。また、日本における全ての大学も、今回の募集にまつわる悩みを同じように抱えています。昭和女子大学が先進的な取り組みを構築できれば、新しいビジネスモデルとして水平展開も可能となるかもしれません。ビッグピクチャーを描き、「働き方」や「大学教育」の未来に寄与する意欲を持つ方の応募をお待ちしています。
株式会社ビズリーチ 社長室 特命プロデューサー 加瀬澤 良年 コメント
ビズリーチ会員に副業・兼業についてアンケートを実施したところ、83%が「今後、兼業・副業を行ってみたい」と回答しており、副業・兼業への関心の高さがうかがえます(注2)。一方で、各業界において人材獲得競争は激化し、優秀人材の採用は困難を極めています。そこで、課題解決に寄与できるやりがいのある副業・兼業限定のポジションを設ければ、優秀な方を採用できるのではないかと考え、ビズリーチはこれまで自治体とスポーツ業界で日本初となる副業・兼業限定の採用の支援を実施してきました。その第一弾が、 広島県福山市の戦略推進マネージャーの公募で、2017年11月から12月にビズリーチ上で募集したところ、395名が応募。採用予定は1名でしたが、優秀な方が多く応募されたため、5名が採用されました。続く第二弾は、日本フェンシング協会の戦略プロデューサー4職種の公募で、今年10月に募集したところ、1,127名からの応募がありました。
今回、自治体、スポーツ業界に続き、大学改革を目指し、昭和女子大学と共に取り組みを開始します。この取り組みでは、大学は豊富なスキル・経験を有するビジネスパーソンの力を借りることができ、ビジネスパーソンは本業の企業では得難い経験ができ、大学とビジネスプロフェッショナルの両者が「Win-Win」を実現できます。これにより、日本の大学における新しいモデルを創りたいです。今後もビズリーチは、ビジネスパーソンのキャリアにおける選択肢と可能性を広げていきます。
■公募概要
・募集期間:2018年11月15日~12月12日
・応募方法:ビズリーチサイトから応募
・公募ページURL:https://www.bizreach.jp/content/610
募集職種名
理事長特命補佐 兼 チーフ・リカレント・ラーニング・オフィサー(CRO)
業務内容
・ダイバーシティに関しての社会のニーズや変化を的確に捉え、時代に合わせた機構のセミナー、プログラムの企画
・新規会員企業獲得戦略の企画、立案および実施
・現会員企業とのコミュニケーション戦略の立案
応募資格
・社会の多様化・女性のリーダーシップ分野における知見をお持ちの方
・上記分野における実務経験をお持ちの方
(例:人材開発制度づくり、研修プログラム作成のご経験のある方)
・ダイバーシティ推進企業とのネットワークをお持ちの方
募集職種名
理事長特命補佐 兼 チーフ・ソーシャル・リレーション・オフィサー(CSO)
業務内容
・ファンドレイジングの企画、システム作り、募集活動戦略の立案
・広報部と連携して、広く社会にアピールするための本学の宣伝・広報活動戦略の立案
応募資格
・新規事業の立ち上げにおけるマーケティングの経験をお持ちの方
・宣伝・広報のご経験のある方で、特に多様なアイデアをお持ちの方
ご自身の斬新なアイデアを具現化されたご経験や、クリエーティブな企画力・発想力を期待しております。
勤務時間:週1回程度を想定(応相談)
報酬:月10万円(交通費は別途支給)
勤務地:昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂1-7-57)※リモートワークについても応相談
注1)毎日新聞出版 サンデー毎日「18年・第2弾 学部系統別・実就職率ランキング」(2018年8月12日号)
注2)ビズリーチ会員1,400名を対象としたアンケート
・ 年齢:20代(7%)、30代(25%)、40代(34%)、50代(27%)、60代以上(7%)
・ 男女比:男性84%、女性16%
・ 平均年収:854万円
・ 実施期間:2017年10月16日~10月19日
■学校法人 昭和女子大学 https://office.swu.ac.jp/
1920年創立の人間文化学部、国際学部、人間社会学部、生活科学部、グローバルビジネス学部の5学部14学科、2研究所からなる総合女子大学。米国・ボストンに「昭和ボストン」というインターナショナル・キャンパスを有し、大学の国際化、ダイバーシティ、女性のリーダーシップ育成については、日本の大学をリードしている。
■昭和女子大学ダイバーシティ推進機構 https://diversity.swu.ac.jp/
2016年設立。会員企業の女性活躍推進、ダイバーシティの推進に資することを目指す。
活動内容:
・「昭和女子大学キャリアカレッジ」の運営(キャリアカレッジ:ビジネスの基礎からマネジメント、後輩・部下の育成、起業・新規事業の企画まで、自分を生かし、社会に貢献する女性のためのビジネススクール)
https://career-college.swu.ac.jp/
・セミナー/シンポジウム、坂東眞理子理事長・総長主催トップセミナー、産学連携研究会、キャリアカレッジ修了生同窓会ネットワークなど
■坂東 眞理子(ばんどう まりこ)氏 略歴
昭和女子大学 理事長・総長。富山県生まれ。1969年東京大学卒業、総理府(現内閣府)入省。
1995年埼玉県副知事、1998年在オーストラリア連邦ブリスベン日本国総領事、2001年内閣府男女共同参画局長。2004年昭和女子大学 女性文化研究所長、2007年同大学学長、2014年同大学理事長、2016年同大学総長(理事長兼務)、現在に至る。「女性の品格」「日本の女性政策」「女性リーダー4.0 新時代のキャリア術」など著書多数。
■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。企業が求職者へ主体的にアプローチできるプラットフォームを提供することで、「欲しい」人材を獲得するために採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチされることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化できます。現在は累計9,300社以上、137万人以上(2018年11月現在)の会員の方にご利用いただいています。
■株式会社ビズリーチについて https://www.bizreach.co.jp/
「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとし、2009年4月より、人材領域を中心としたインターネットサービスを運営するHRテック・ベンチャー。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は1,306名(2018年11月現在)。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、AI技術を活用した戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」、求人検索エンジン「スタンバイ」、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」などを展開。
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