ワンウェイゴルフクラブに、ストリートアートが誕生
OVER ALLs、“ゴルフの楽しさ”を壁画に。
ミューラル(壁画)アートカンパニーの株式会社OVER ALLs(本社:東京都港区、代表取締役社長:赤澤岳人、以下「OVER ALLs」は、ワンウェイゴルフクラブの外壁に、壁画を制作しました。

ミューラル(壁画)の概要
大きさ:W6.3m×H2.5m
制作場所:〒300-0023 茨城県土浦市沖宿町3476 ワンウェイゴルフクラブ
制作日数:4日
使用画材:ペンキ、スプレー
この度、描いた場所は、茨城県にあるゴルフ場「ワンウェイゴルフクラブ」。
ワンウェイゴルフクラブは、その名の通り、スタートからフィニッシュまで、18ホールを休憩なしで一気に回る、海外の“ワンウェイ”スタイルを貫いているゴルフ場です。日本では、9ホール終了後に、休憩を挟む形式が一般的とされている中で、あえてスループレーのコースになっています。
今回は、その中でも、ワンウェイゴルフクラブの来場者が最初に目にする、1番ホールの外壁に、壁画を描きました。
ミューラル(壁画)を描いた背景・想い
ゴルフは、本当に楽しいんです――。
大の大人がちょっと恥ずかしいけども、前日は遠足前夜みたいに眠れないんです――。
この壁画は、ワンウェイゴルフクラブの二田水代表取締役総支配人の言葉から始まりました。この言葉から「ゴルフ場は、大人の社交場と言われているけども、実は大人みんなが子ども心に帰ることのできる場所」という想いを受け取りました。だからこそ、ゴルフ場では、大人同士が職業や地位、年齢を超えて、無邪気にコミュニケーションが取れるのだと、気付かされたのです。
そこで描いたのは「これはもしかして、あの有名人では?」となるような、プロゴロファーや歴代の偉人たちの子ども時代、彼らが一緒になってゴルフを楽しむ姿です。
ゴルフクラブの代わりに傘を振り、ボールを穴に入れることに集中する子どもたち――。
その姿というのは、ワンウェイゴルフクラブの来場者、多くの大人たちの気持ちと重なるでしょう。
そして、子どもたちは、何かを見つめています。
その先に何があるのか――。
正解はありません。訪れた人が自由に想像し、心を弾ませるための“余白”を大切にしています。
この壁画が、ゴルフ場を訪れるすべての人にとって、子どもの頃のようなワクワクを思い出すきっかけとなり、1ホール目のスタートダッシュを後押しするアートとして、多くの方々に楽しんでいただければ幸いです。
ワンウェイゴルフクラブのコメント
かつて日本のゴルフ場は、バブル期に集めた会員権収入によって、豪華なクラブハウスや高価な絵画・彫刻を備えることがステータスとされていました。芸術に触れる機会としては素晴らしいものだったと思いますが、個人的にはどこか“違和感”もありました。
ゴルフを楽しむ場所に、もっと自由で、もっと心が動くふれあいがあってもいい。
それは、クラブハウスの中ではなく、コースの中にあってこそ響くものではないか――
そんな思いを持っていたときに出会ったのが、OVER ALLsさんのアートでした。
一目で引き込まれるインパクト。
色彩、構図、そして込められたメッセージ。どれもが心を揺さぶり、「こんなアートがコース内にあったら、きっと元気が出るしワクワクするはずだ」と強く感じました。そして今回、1番ホールに描いていただいたのは、少年少女たちが無邪気にゴルフを楽しむ姿。
ゴルフが本来持っている「楽しさ」「素直さ」「開放感」を、見事に表現してくれました。

制作中は、打ち合わせのたびに赤澤さんたちから新しいアイデアが飛び出してきて、本当に楽しくて刺激的でした。短い期間ではありましたが、まさに“WOW”な時間でした。
この作品は、きっと新しい風のはじまりです。
これからどんなアートがこの場所に生まれていくのか――私たちも楽しみでなりません。
代表・赤澤岳人の略歴

1981年生まれのロスジェネ、かつミレニアル世代。いわゆる「就職氷河期」に就職活動に挑むも「リクルートスーツを着る意味がわからない」と私服で面接に行き、全滅。大学卒業後には法科大学院に入学したものの弁護士の夢を諦め、ニートとして過ごす。まさに「ロスジェネ世代の負け組」の典型のような20代を送る。
初めて定職に就いたのは29歳のとき。人材大手のパソナに契約社員として入社する。仕事に取り組むことで「自分の居場所」が出来ることの喜びを実感、このとき「仕事とは自己表現なのだ」と気付く。それを機に、契約社員ながら社内の新規事業コンテストに毎年、数十件もの事業アイデアを出し続け、3年目についに優勝を勝ち取る。正社員にも登用され、自身の企画した新規事業を立ち上げたのち、パソナから独立。
プライベートでイベントの企画・司会を行っていた頃に出会った同世代の山本勇気(画家・現在のOVER ALLs副代表)とともに、OVER ALLsを設立。自分自身が20代の頃に見失っていたもの、そして日本人全体が「失われた30年」で忘れてしまったものでもある「夢」「希望」「浪漫」といった「こころが沸き立つ感情」(これらの総称が「WOW!」)を取り戻すべく、ミューラル(壁画)で表現する活動を続けている。
会社概要:株式会社OVER ALLs
「ミューラル(壁画)の力で、人々を表現者に変える」ことを目指して、全国各地で様々な作品を生み出し続けている。制作にあたっては、依頼者に驚かれるほど歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを実施。企業が社会、さらに組織で働く個人が伝えたい想い、歩んできた歴史を浮き彫りにして、ミューラルとして表現している。代表作はエスコンフィールドHOKKAIDOで大谷選手とダルビッシュ選手を描いた壁画、東日本大震災の被害から再生への道を歩み始めた福島・双葉町の住民の方々の顔を描いた壁画群「FUTABA Art District」など。主に代表の赤澤岳人が企画・プロデュースを担当。メインアーティストである画家・山本勇気は「ART BATTLE JAPAN 2018」チャンピオン。「情熱大陸」や「news zero」、「サンデージャポン」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」など、メディア出演も多数。
住所:東京都港区南青山2-26-35
代表取締役社長:赤澤 岳人
Instagram:@overalls_art https://www.instagram.com/overalls_art
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