7割の保護者が子どもの将来に不安 – 金融教育の重要性が高まる中、キッズ・マネー・スクール開催依頼が昨年比150%増。

経済や投資の知識を育み、持続可能な社会を支える力を養う「キッズ・マネー・スクール」は、開催依頼が昨年比150%増加。今年はすでに300回を超えるイベントが開催され、キャンセル待ちも相次いでいます。

4月からの食品値上げは4,000品目を超え、運賃や水道代、給食費など、生活に身近な費用の値上がりが相次いでいます。こうした物価高や経済不安を背景に、多くの親が子どもへの金融教育の必要性を感じているようです。キッズ・マネー・スクールを運営する一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会(代表理事:三浦康司、東京オフィス:東京都港区新橋)が実施した調査では、73%の保護者が「子どもの将来が不安」と回答。数ある学びの中、「大人になって学んでおけばよかった」と思う項目のトップが「金融知識」となり、子どもへの金融教育のニーズの高まりが浮き彫りになりました。

【投資にキャッシュレス ー広範化・複雑化で家庭での金融教育に悩む声も】

国連の推進するSDGsの17の目標のうち、目標4「質の高い教育をみんなに」では「持続可能な開発のための教育」が推進されています。金融教育もその一環であり、子どもたちが未来の経済的決定を賢く行えるように育むことが、持続可能な社会の実現に寄与します。しかし、子育て中の保護者からは、子どもへの金融教育の必要性を感じながらも、「どう教えたらよいかわからない」「教えてくれる場所も少なくなかなか利用できない」という悩みを抱えているのが現状です。

特に現代の子どもたちには、物理的なお金だけでなく、デジタルで管理される「見えないお金」や投資といった新しい金融知識も学ぶ必要が生じていますが、キッズ・マネー・スクールに参加した保護者からは、

「子どもがおつりの概念を知らなかった」

「現金での買い物を見せる機会がない」

「クレジットカードを魔法のカードだと思っている」

「子どもに投資を教えたいけど自分が教わっていない内容を教えるのは難しい」

「なぜ物価が上がるのか、子どもに聞かれて答えられなかった」

となどといった声も聞かれます。

【キッズ・マネー・スクール需要拡大。開催依頼数が昨年比150%増加】

このような背景から、子どもへのお金の教育を専門とする「キッズ・マネー・スクール」では、2025年に入り開催依頼数が昨年比150%増加。今年はすでに全国で300回以上のイベントが開催されており、満席・キャンセル待ちが相次いでいます。

当スクールでは、金融広報中央委員会発行の「金融教育プログラム―社会の中で生きる力をはぐくむ授業とは―」に基づき、年齢やテーマに応じたコンテンツを企画。4歳からの子どもが楽しく学べる機会を提供しています。

◇年中~小学4年生:おみせやさんごっこ(テーマ:職業体験)

お子さまにお金の成り立ちや基本知識を楽しく学んでもらい、正しい金銭感覚を身につけるプログラムです。自分たちで商品を用意し販売することを通じて、働くことの楽しさと大変さを知ってもらい、日頃働いている保護者の方へ感謝の気持ちも育みます。

◇年中~小学2年生:ワクワクおかいもの大作戦!(テーマ:おかいもの体験)

現在の子どもたちは、昔に比べてひとりでおつかいに行く機会が減っていると言われています。「おかいもの大作戦」では、お買い物の疑似体験を通して、お金や物の価値やお金の使い方、家族の一員としてお手伝いをする喜びを実感します。

◇小学1~6年生:うらしまさんも驚いた!便利なお金(テーマ:キャッシュレス体験)

クレジットカードや電子マネーなどの電子決済をテーマに、お金を正しく使う知識を学びます。見えるお金も見えないお金もどちらも大切なお金であることを、外出先で電子マネーを使った決済をする模擬体験を通じて楽しく学びます。

◇小学3~6年生:こども投資チャレンジ(テーマ:投資体験)

投資の基本である「集中」「分散」「売却」を、ゲームを通じて楽しく体験しながら学びます。3つの基本を理解した後は、自分で投資方法を選び、実際にお金を増やすチャレンジ!投資ゲームを通じて、将来に役立つ賢いお金の使い方も自然と身につきます。

また、子どもがワークショップに取り組んでいる間には、保護者様向けのお金のセミナーも実施。おこづかい教育の考え方や、子どもの将来のためのお金の備え方など、「子ども×お金」をテーマにお伝えしています。

イベントに参加者した子どもからは「1円も大切なお金だってわかった」、「お父さんお母さんが働いてもらったお金をもっと大事に使おうと思った」、保護者の方からは「子どもにお金のことをどう教えていいのか分からなかったので、とても参考になった」「新学期からおこづかいを始めてみたい」とご好評いただいています。

【今後の展開】 

政府が、2028年度末までに金融経済教育を受けた人の割合を、現状の7%から20%に増やす方針を固めるなど、日本の金融教育に対する需要は今後も増加し続けていくことが予測されます。

そんな中、キッズ・マネー・スクールは子どもたちに楽しく体験しながらお金について学んでもらえるよう、コンテンツの拡大・拡充を進めます。また、より多くの子どもたちに参加してもらえるよう、全国各地での開催数の拡大に加え、開催機会の少ない地域に住む子どもたちにも学びの場を届けるため、オンライン開催の強化にも注力しています。自宅からでも気軽に参加できる環境づくりを進めることで、地域差のない金融教育の提供を目指します。

全国の開催スケジュールはこちら

https://kids-money.com/schedule

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会社概要

URL
https://kids-money.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都中央区銀座8丁目19−18  第三東栄ビル 801号室
電話番号
050-3138-3560
代表者名
三浦 康司
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年06月