圧延技術でカーボンニュートラルの実現に貢献する日本金属「第11回メタルジャパン 高機能金属展」に出展
~高機能なマグネシウム合金圧延材、ステンレス鋼、極薄電磁鋼帯の展示を行います~
日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、証券コード:5491)は、2024年5月8日(水)~10日(金)にインテックス大阪にて開催される展示会「第11回メタルジャパン 高機能金属展」に出展いたしますことをお知らせします。
当社は一般社団法人 日本マグネシウム協会のブース内にて、高機能なマグネシウム合金圧延材を中心に、ステンレス鋼や極薄電磁鋼帯を用いた様々な用途例を展示いたします。これらの製品は、当社が独自に定めた基準により、環境に配慮した製品として認定した「エコプロダクツ」であり、当社は「エコプロダクツ」の販売を通じてカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
●出展内容
1.マグネシウム合金
① 新開発の高い室温成形性と熱伝導率を兼備したZA系新マグネシウム合金圧延材※と試作例
ZA系新マグネシウム合金はプレス時の加熱が不要なため、工程削減やCO₂削減に貢献するエコプロダクツであり、熱伝導率や制振性に優れた「Near Net Performance」(=最終製品に要求される性能を素材・部材で実現)製品でもあります。
② マグネシウムとCFRPの複合板「Mg/CFRTP」
炭素繊維複合材料とマグネシウム合金を組み合わせた「Multi & Hybrid Material」(=ニーズに適合する多種多様な素材の圧延・加工、異種材との複合化)製品で、軽量なのに振動や衝撃に強いことが特長です。
※ 参考 優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を新開発(2021年10月20日付プレスリリース)
URL: https://www.nipponkinzoku.co.jp/images/2021/10/211020_nipponkinzoku.pdf
マグネシウム合金製品概要
マグネシウム合金は、実用金属中で最も軽量で、金属としての強さも兼ね備えた素材です。マグネシウム合金の特性を生かして、パソコンやスマートフォン、医療機器など様々な製品の軽量化を実現しています。
URL:https://www.nipponkinzoku.co.jp/corporate/business/magnesium-alloy
2.ステンレス鋼
① ステンレス鋼でありながら低接触抵抗を実現したL・Core仕上
素材で低接触抵抗を実現した「Near Net Performance」製品であり、メッキ工程の省略に貢献するエコプロダクツです。
② 高い表面絶縁抵抗を有し、皮膜耐熱温度も高いFI仕上
素材で高い絶縁性を可能にする「Near Net Performance」製品であり、お客様でのコーティングやフィルム貼りが不要となるエコプロダクツです。
ステンレス鋼帯製品概要
80年余の冷延ノウハウが蓄積された独自設計の設備群、そして、そこから創出された業界トップレベルの当社独自技術がお客様のあらゆるニーズにお応えします。
URL:https://www.nipponkinzoku.co.jp/corporate/business/stainless-steel/coldrolling
3.極薄電磁鋼帯
モータの小型化ニーズに対応し、高回転化・高効率化を両立する無方向性極薄電磁鋼帯STseries
薄肉化による低鉄損(高効率)の特長を有するエコプロダクツです。
極薄電磁鋼製品概要
日本金属グループでは、長年にわたり培った圧延技術を生かし、日本で唯一、板厚0.1㎜未満の極薄電磁鋼帯をご提供しています。
詳細ページ:https://www.nipponkinzoku.co.jp/corporate/business/new-business-development-sect
●展示会概要
「第11回メタルジャパン 高機能金属展」は、最先端の素材技術が一堂に出展する展示会です。
開催日時:2024年5月8日(水)~10日(金)10:00~17:00
会場:インテックス大阪(一般社団法人 日本マグネシウム協会ブース:4号館13-68B,13-68A)
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
アクセス:各線「大阪(梅田)駅」より直通バス約25分
地下鉄「コスモスクエア駅」より循環バス約3分
入場料金:無料(ご来場には下記サイトからの事前登録が必要となります。)
公式サイト:https://www.material-expo.jp/osaka/ja-jp/visit/metal.html
第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」について
『人と地球にやさしい新たな価値を共創するMulti&Hybrid Material企業~多種多様な素材を圧延・複合成形することで、最終製品に要求される性能を素材で実現し人と地球の未来に貢献します~』 をビジョンに掲げ、「Multi & Hybrid Material」、「Near Net Shape」(=最終製品形状に近い複雑な成型加工を実現)、「Near Net Performance」をキーワードに、独自技術による将来を見据えた製品開発を進め、新たなニーズに対応する新技術・新製品を主力に事業構造の変革を目指しています。
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