みちびきCLAS対応の「データ品質」を見える化。新GPSロガー『REP-032025』、予約受付を開始。

「なぜデータが取れないか」を現場で解決。高精度な動態管理を全てのビジネスに。

エゾウィン株式会社

※1 2025年7月2日時点の当社調べ。参考:内閣府「みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト」

エゾウィン株式会社(本社:北海道標津町、代表取締役:大野 宏、以下「当社」)はこのたび、みちびきCLAS対応の通信一体型GPSロガーの新モデル『REP-032025』の予約受付を開始します。(製品出荷は同年夏頃を予定)

本製品は、GNSS/GPSの測位精度やSIMの通信強度といった「データ品質」を、本体のインジケーターでリアルタイムに“見える化”する、革新的な機能を搭載。これまで現場の頭を悩ませてきた「なぜデータが取れないのか」という問いにその場で答えを出し、高精度な動態管理を実現します。

■開発背景:「なぜデータが取れない?」動態管理における“ブラックボックス”という課題

建設、運送、農業、訪問サービスなど、車両や重機の正確な動態管理は、今やあらゆるビジネスの生産性向上に不可欠です。しかし、その根幹をなすGPSロガーのデータ収集において、多くの現場が共通の課題を抱えていました。

それは「データが欠損した際、原因がわからない」というブラックボックス問題です。

車両の位置情報が途切れた時、それが

  • GNSS衛星の受信状況が悪いせいなのか

  • SIMの通信環境のせいなのか

  • 機器の設置場所が不適切なせいなのか

現場では判断がつきませんでした。

原因を調べるためには、一度機器を持ち帰ってPCで解析する必要があり、その間のダウンタイムや機会損失が大きな負担となっていました。

私たちは、この動態管理における根深い課題を解決するため、このたび新モデル『REP-032025』を開発しました。

■新モデル『REP-032025』が実現する、3つの革新

『REP-032025』は、単なる位置情報以上の「データ品質」という概念を提供することで、現場の動態管理を新たな次元へと引き上げます。

◯【革新1】トラブルを「その場で解決」し、ダウンタイムを削減

GNSSの測位精度(Fix/Float等)とSIMの通信強度を、本体のインジケーターでリアルタイムに確認可能。データトラブルが発生しても、その場で原因を切り分け、迅速に対処できます。これにより、これまで原因不明のまま失われていた稼働時間とデータを守ります。

◯【革新2】設置の自由度を高め、常に最良の受信環境を

電波の届きにくい車両のキャビン内など、設置環境は様々です。本製品は外部アンテナ接続に対応しているため、ロガー本体を最適な場所に固定しつつ、アンテナだけを受信感度の良い場所に設置可能。この高い自由度が、あらゆる車両で安定した高精度測位を実現します。

◯【革新3】“信頼できるデータ”が、経営判断を加速させる

現場でデータ品質を常に確認できるため、収集されるデータの信頼性が飛躍的に向上します。精度の高いデータは、正確な稼働分析、燃料費の最適化、公平な評価制度の構築など、より的確で迅速な経営判断の基盤となります。

■多様な活用シーンと提供形態

『REP-032025』は、お客様のニーズに合わせた柔軟な形でご提供します。

  • ハードウェア単体での提供:

    システム開発会社様や、既に自社でデータ活用基盤をお持ちの企業様向けに、GPSロガー(REP-032025)単体でのご提供も可能です。取得データは、お客様のサーバーへ直接送信できます。

  • システムと合わせたワンストップ提供:

    すぐに動態管理を始めたいお客様には、当社の動態管理システム「ミルトッカ」や「レポサク」と組み合わせたソリューションとしてもご提供します。

  • 研究・開発用途での活用:

    その高い精度と信頼性から、既に大学や研究機関での実証実験にも採用されています。最先端の研究開発におけるデータ収集にもご活用いただけます。

■製品仕様

  • 製品名: 通信一体型GPSロガー「レポサク」

  • 型番: REP-032025

  • 測位システム: 準天頂衛星みちびき(CLAS L6帯)対応 GNSS/GPS

  • 特長: GNSS受信機・SIM内蔵、データ品質インジケーター搭載、外部アンテナ接続対応、オフライン時データ蓄積機能(最大24時間)

  • 発売時期: 2025年夏(予定)

■初回生産分・先行予約受付のご案内

新モデル『REP-032025』の予約受付を開始します。2025年夏の正式リリースに先立ち、いち早く導入をご検討いただける機会となります。

初回生産分には限りがございますので、導入をご検討中の企業様や、製品仕様にご興味をお持ちのシステム開発会社様、研究機関の皆様は、下記までお気軽にご連絡ください。製品の詳細資料の提供や、お客様の課題に合わせた具体的な活用方法のご提案を個別に行います。

◯ホームページ

https://ezowin.com/products/rep-032025


■エゾウィン株式会社について

日本最大の酪農地帯が広がる北海道東部の標津町(しべつちょう)で、2019年に創業。

  • 2022年:令和4年度農林水産技術会議会長賞を受賞

  • 2023年:J-Startup HOKKAIDOに選定

  • 2023年:イチBizアワード最優秀賞を受賞

  • 2024年:CEATEC AWARD 2024『コ・クリエイション(共創)部門賞』を受賞

○私達のミッション

「2021年に130万人いた農業従事者は、2040年には35万人にまで減少。日本の食糧生産は危機に瀕しています。エゾウィンは、北海道から国内最大の完全自動化農場を目指し、日本の食を支えます。」

■会社概要

名称:エゾウィン株式会社

設立:2019年1月

代表者:代表取締役 大野宏

住所:北海道標津郡標津町川北63-7

URL:https://ezowin.com/

レポサクの商品一覧ページ:https://ezowin.com/products

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会社概要

エゾウィン株式会社

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URL
https://ezowin.com/
業種
情報通信
本社所在地
北海道標津郡標津町字川北63-7
電話番号
0153-85-2800
代表者名
大野 宏
上場
未上場
資本金
4444万円
設立
2019年01月