【システムズ】、新サービス「Re:structure AI」を提供開始 ― 未来志向のモダナイゼーションを加速
~ 生成AIでブラックボックス化したレガシー再生、DX/AI時代の"IT資産の負債化"に終止符を ~
ITリノベーションとマイグレーションを事業展開する株式会社システムズ(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:小河原 隆史、以下 システムズ)は、2025年10月17日(金)より、生成AIを活用してブラックボックス化した企業のレガシーシステムを解析・可視化し、属人化リスクの解消と刷新コストの削減を実現する新サービス「Re:structure AI(リ・ストラクチャー・エーアイ)」の提供を開始いたします。
本サービスは、企業のモダナイゼーション推進を支援するために開発された、次世代型のIT資産再生ソリューションです。

■本サービス開発の背景
経済産業省の「DXレポート」では、企業の情報システムにおける「レガシーシステム問題」がクローズアップされ、IT資産の“負債化”が深刻な課題として指摘されています。具体的には以下のような問題が挙げられています:
・長年の改修によりシステムが複雑化し、全体像を誰も把握できない
・過去の改修履歴や仕様が整理されず、影響範囲が不明
・運用担当者の退職や異動により、システムがブラックボックス化
・再構築やクラウド移行の際、工数とコストが膨れ上がる
こうした課題を根本から解決するために、システムズは、生成AIと長年のマイグレーション支援の知見を融合させ、ブラックボックス化したレガシーシステムを再生するサービス「Re:structure AI」(リ・ストラクチャー・エーアイ)を開発しました。
■ブラックボックス化したレガシーシステムをAIで再生する
「Re:structure AI」とは
「Re:structure AI」(リ・ストラクチャー・エーアイ)は、複雑化・ブラックボックス化が進んだ企業の情報システム(レガシーシステム)に対し、生成AIを活用して自動解析・可視化を行うことで、システムの仕様を明確化し、保守・運用の効率化とリスク低減を支援するサービスです。
◯5つの主な特徴

1. 生成AIによる レガシーシステムの解析・可視化 |
最先端の生成AI技術を活用し、システム全体の複雑な依存関係や影響範囲を短期間で自動解析。従来の手作業では困難だったシステム構造の把握を可能にします。 |
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2. プログラム仕様情報の 自動資産化 |
最新のプログラムソースを取り込むだけで、「Re:structure AI」が自動解析を行い、常に最新の仕様情報を正確に確認可能。度重なる改修や担当者交代によって失われがちな仕様情報の可視化を実現します。 |
3. 大規模・複雑なシステムにも対応 |
長年のマイグレーション実績に基づくRAG技術を導入。社内環境においても、大規模かつ複雑なシステム資産の可視化・保守・運用を安心して行えます。 |
4. 安定した長期運用を実現 |
属人化やブラックボックス化を解消し、ナレッジを組織全体で共有することで、安定した長期運用と持続可能なIT資産管理を実現。リスクの低減とコスト削減にも貢献します。 |
5. 全社システム資産の 集約・一元管理 |
点在するドキュメントやソース情報を統合し、誰でもアクセスできるナレッジベースを構築。情報の属人化を防止し、IT資産の“全体最適”を強力にサポートします。 |
★「Re:structure AI」(リ・ストラクチャー・エーアイ)の詳細についてはこちらから→→
■「Re:structure AI」機能の一例

資産一括取り込み機能 |
大量資産をインデックス化し、AIを活用した分析が可能。既存のドキュメントなど、プログラムソース以外の情報も登録可能。 |


ドキュメント出力機能 |
取り込んだプログラムの全体概要や全体資産の関連図(フロー図)を出力。 各プログラムの処理詳細を出力。 |

■今後の展望
株式会社システムズでは、今後もお客様のニーズに応えるべく、「Re:structure AI」の機能拡充とサポート体制の強化を図ってまいります。
■株式会社システムズについて
当社は、1969年の創業以来、半世紀以上にわたりシステム開発、インフラ構築から保守運用まで、常にお客様の現場(GEMBA)に寄り添ったサービスを提供してきました。特に、レガシーシステムのマイグレーションにおいて豊富な実績と独自技術を有し、長年にわたり、企業のIT資産再構築を支援してまいりました。
PoC(概念実証)を通じて移行性や技術的課題を事前検証の上、最適な移行ルートを選定し、安全に移行。COBOL、PL/I、VB6.0などのレガシー言語から最新言語、クラウド環境(特にAWS)への移行にも対応。階層型DBからRDBへのデータ移行も可能。移行後は運用保守体制の構築や改善支援を通じて安定稼働を支えています。
IT総合診断サービスにより、DX推進や「2025年の崖」対策としての戦略的マイグレーションを提案し、企業の競争力強化に貢献しています。

■会社概要

商号 |
株式会社システムズ |
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代表者 |
代表取締役社長 小河原 隆史 |
所在地 |
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-24-5 |
設立 |
1969年12月 |
事業内容 |
・ITリノベーション/IT総合診断ソリューション ・クラウド移行ソリューション/マイグレーションソリューション ・コニュニケーション/教育系ソリューション ・ソフトウェア受託開発/ソフトウェアパッケージ販売 ・情報処理機器販売 |
資本金 |
1億円 |
システムズ コーポレートサイト |
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マイグレーション ポータルサイト |
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オウンドメディア Techブログ |
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連絡先 |
TEL: 03-3493-0033(代表) / FAX: 03-3493-2033 |
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社システムズ ビジネスプロモーション部 広報担当
TEL : 03-3493-0033(代表) / E-mail:marketing@systems-inc.co.jp
※ 文中の社名、商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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