KIIが足腰力測定システムを開発するAYUMI BIONICSに出資
足腰力の測定、維持・向上を通じて健康寿命の延伸に貢献
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下KII)は、弊社が運営するファンドより、慶應義塾大学大学院理工学研究科の研究成果を活用したベンチャー企業である株式会社AYUMI BIONICS(本社:東京都中央区、代表取締役 田脇 裕太、以下 AYUMI BIONICS)に対して第三者割当増資による出資をいたしました。
◆足腰力の測定、維持・向上を通じて健康寿命の延伸に貢献
AYUMI BIONICSは、同社代表の田脇裕太氏の慶應義塾大学大学院理工学研究科での研究成果を活用して「足腰力測定システム」を開発しています。
要支援・要介護の主な原因は「運動器の障害」であり、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の人口は予備軍も含めて4,700万人といわれています。AYUMI BIONICSは、ロコモティブシンドロームに関わる疾患の中で非常に重要な腰やひざ、バランスといった足腰力を測定し、足腰力の維持、向上に繋げることで、人々の健康寿命を延ばすことに貢献していきます。
※足腰力…バランス力、ひざ筋力、歩行力で構成される、AYUMI BIONICSの研究開発に基づいた独自の指標。
■会社概要
会社名 :株式会社AYUMI BIONICS
所在地 :東京都中央区日本橋2-2-3 RISHEビル UCF402
代表者 :代表取締役 田脇 裕太
設立 :2022年9月8日
事業内容:足腰力測定システムの開発・提供
◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
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