プレイスメイキングの将来像を描くための「プレイス・ビジョン・ケースブック」公開!

プレイスメイキングの方向性を落とし込む「プレイス・ビジョン」について、先進事例を基に作成方法をまとめた日本初のガイド資料

一般社団法人ソトノバ

一般社団法人ソトノバ(共同代表理事:泉山塁威・石田祐也・小澤亮太・田村康一郎)は、Placemaking JapanおよびUR都市機構との共同研究の成果として、パブリックスペースの将来像を可視化し、共有できる「プレイス・ビジョン・ケースブック|プレイスメイキング・ガイド」を作成、無料公開しました。プレイスメイキング(コミュニティの中心としてパブリックスペースを再考し、改革するために人々が一緒に集まって描く共通の理念)の方向性をまとめる「プレイス・ビジョン」ではその記載内容と作成方法を整理しています。

詳細はこちら:
https://sotonoba.place/place-vision-guide

 

 

プレイス・ビジョンは、「プレイスメイキングの方針を利用者や担い手の視点で整理したものであり、作成後も関係者間の継続的なコミュニケーションツールとなるもの」として、パブリックスペースの将来像を描く際に重要なものです。
パブリックスペースへの働きかけを通して持続的で多面的な価値を生みだす取り組みであるプレイスメイキングのプロセスは、
  1. 実践する場とその関係者を特定し
  2. 対象地が抱える問題を理解するために空間の評価と課題の特定を行い
  3. 将来のビジョンとマネジメント戦略を立案
  4. 短期的な実践を行い
  5. 継続的な評価と長期的な改善を繰り返す
形で進められます。プレイス・ビジョンはこのうち3に当たるものです。



「プレイス・ビジョン・ケースブック|プレイスメイキング・ガイド」では、アメリカにおける実際のプレイス・ビジョンの事例を紐解きながら、どのような内容を記載し、まとめるかを整理しました。また、ニューヨークを拠点としてプレイスメイキングに取り組む非営利団体Project for Public Spacesへの複数回のヒアリングを基に、プレイス・ビジョンの作成方法や活用可能性についてケースブックに記載しました。
 



プレイスメイキングのプロセスの中で、プレイス・ビジョンのつくり方についてはこれまで触れられてこなかった中で、国内初の資料となります。また、2021年発行の「プレイス・ゲーム|プレイスメイキング・ガイド」(https://sotonoba.place/place-game-guide)の続編となるものです。ぜひあわせてご活用ください。

概要
プレイス・ビジョン・ケースブック|プレイスメイキング・ガイド

発行者|Placemaking JAPAN
プレイスメイキング研究会|一般社団法人ソトノバ、UR都市機構
協力|Project for Public Spaces
デザイン・編集|オンデザイン、Terminal
発行日|2022年7月


閲覧・ダウンロードはこちらから:
https://sotonoba.place/place-vision-guide

目次

  • p2 はじめに
  • p4 プレイス・ビジョンとは?
  • P5 プレイス・ビジョンの要素
  • p6-p7 実例01:中心市街地のためのプレイスメイキング・ビジョン@デトロイト
  • p8-p9 実例02:公共空間におけるプレイスメイキングのすすめ@ユージーン
  • p10-p11 実例03:歴史的なマーケット・スクエアでのプレイスメイキング@サンアントニオ
  • p12-p13 プレイス・ビジョンのつくり方
  • p14 プレイスビジョンの活用可能性
  • p15 気になるポイントQ&A


パブリックスペース特化型WEBマガジン|ソトノバ

Placemaking Japan

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会社概要

一般社団法人ソトノバ

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URL
http://sotonoba.place
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区神田小川町3丁目28−5 axle御茶ノ水2F C30
電話番号
080-4066-4966
代表者名
泉山塁威
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年08月