エイシング、エッジAIモデル構築の開発環境 「AiiR Cloud β版」をリリース
~Webブラウザで手軽にお試し可能となり、AI活用案の具体化に寄与~
■クラウド環境で試しながら構築するエッジAI
エイシングは、独自AIアルゴリズムの秘匿化のため、これまではエイシング側でAIモデルを構築しておりました。しかし、DX、AIへの取り組みが加速する中で、AIの開発会社でなくともAI開発が出来る環境も整いつつあります。自社内で直接AIモデル構築を試みたい、というご相談もいただくようになってきました。
そこでエイシングは、エッジAIアルゴリズムの開発・提供のリーディングカンパニーとして、時代のニーズに合わせてAI開発の普及や利用促進を図りたく、「AiiR Cloud β版」をリリースいたします。 「AiiR Cloud β版」では、「MST」の3つの特徴①軽量かつ高速②高精度➂更新性をWebブラウザ上でお試しいただけます。Pythonユーザーに慣れ親しまれているJupyterHub上で、ライブラリを呼び出す感覚で「MST」を使うことが出来ます。
■「AiiR-M1モジュール」を用いて実機検証のフェーズへ
AIモデルを構築した後は、エッジ(実機)での検証作業段階に移ります。その際は、エイシングが2021年5月に発表した「AiiR-M1モジュール」もお使いいただけます。同モジュールは、直接パソコンに繋いで簡単に利用できます。さらに、接続方式にはUSB以外にもUARTを選択可能で導入検証作業を快適に進められるようになっております。
「AiiR-M1モジュール」については、下記をご覧ください。
https://aising.jp/news/9542/
▼「AiiR Cloud β版」から、「AiiR-M1モジュール」までの流れ
■「AiiR Cloud β版」 モニター企業募集
エイシングでは、「AiiR Cloud β版」の提供開始に伴い、モニター企業を10社限定で募集しております。モニター企業につきましては、エントリーの上、厳正なる審査に基づいて決定いたします。
※ 「AiiR® (AI in Real-time) 」シリーズについて
「AiiR®(AI in Real-time)」は、エイシングが独自開発する、エッジ(導入機器)側が独立してリアルタイムな学習・予測を行うことができるAIアルゴリズム技術です。数KBのメモリで動作可能なほど超軽量であり、高精度かつ環境の変化を逐次学習可能という特長を持ち、製造業やモビリティ業界を中心に実装が進んでいます。この他にも、市場のあらゆるニーズに応える当社独自のAIアルゴリズム技術の研究開発を進めることで、「ものづくり」における課題を解決してまいります。
株式会社エイシング
長年にわたる機械制御とAIに関する研究成果を基に2016年12月設立。2018年8月「大学発ベンチャー表彰2018~Award for Academic Startups~」における、経済産業大臣賞を受賞。2018年3月「起業家万博」にて総務大臣賞、 2017年2月株式会社日本総合研究所主催 「未来2017」最終選考会にて日本総研賞など、数多くのベンチャーアワードを受賞。末端機器で推論を行うエッジAIの中でも、推論に加え学習も可能で、より軽量なエンドポイントAIを開発・提供している。
代表取締役CEO:出澤 純一
所在地:東京都港区赤坂6丁目19番45号赤坂メルクビル1F
設立:2016年12月8日
資本金:899百万円(資本準備金を含む)
コーポレートサイト:https://aising.jp/
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