~10連休意識調査~ 7割が長すぎと回答、ちょうどよい日数は5日34%、7日18%
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下:インテージ)は、史上最長となったゴールデンウィーク(GW)に関する意識調査を実施しました。暦の上では4月27日~5月6日までの10日間続いた2019年の大型連休でしたが、約7割の人が長すぎと感じていて、適正な日数を聞いたところ「5日」、続いて「7日」という結果になりました。
[ポイント]
多くの人にとって10連休は長すぎだったという結果に
類を見ない大型連休となった今年のGW。実際に経験して、その日数についてどのように感じたかを調査したところ、7割以上の人が長すぎると回答しました。具体的には「長すぎる」が32.6%、「やや長すぎる」が38.9%で合計71.5%、「ちょうどよい」の24.4%を大きく上回っています。また取れた休日の日数別にみると、まったく休めなかった人では「長すぎる」「やや長すぎる」が計83.3%に達して最も不満が高く出ましたが、1日以上休めた人でも70.6%、10日以上の休みがあった人でも63.1%と半数を大きく超えました。休めた人にとっても、休めなかった人にとってもちょうどよい長さとは言えなかったようです。
図表1
それでは、何日休みだったらちょうどよいと感じられたのでしょうか。日数を答えてもらったところ、「5日」が36.2%で1位となりました。続いて2位は「7日」で18.7%、3位は「3日」で16.3%という結果に。6割以上が今回の連休の半分以下の休日数でちょうどよいと回答していて、「1日」~「7日」を合計すると89.7%と、7日以内の休日数がちょうどよいと答えた人が9割に迫る勢いでした。バカンスなど大型連休を取る習慣がある欧米の国とは違い、日本人はまとめて長く休むということに積極的ではなさそうです。
図表2
それでは今回のGW、どれくらい連休を取れたのでしょうか。10連休を取ったという人は29.8%、11日以上と答えた人も15.4%で合計すると45.2%と半数近い人が暦どおりかそれ以上の連休を取得していました。働き方改革の導入などもあり、企業も積極的に休暇を取らせる方向にシフトしていることがうかがえます。一方で1日も休めなかったという人も7.1%いました。これらの人のうち8割超が連休を「長すぎる」「やや長すぎる」と回答しているだけに、休日や祝日に休みにくい業種や職種の仕事に従事している人たちの負担や不公平感を軽減する方策が必要になりそうです。
図表3
GW前には今までにない大型連休ということもあり、さまざまな面で問題が起こるのではないかと懸念されていました。そこで、自分自身にとって実際に良くなかったことは何かを聴取したところ、1位は「出費が多かった」で24.9%、2位は「生活のペースが乱れた」で21.9%でした。3位は「交通機関が混雑した」で15.3%、4位は「街中・近隣が混雑した」で12.7%と、普段以上の人出への対処に困ったという回答が上位に。一方で、「病院にかかれなかった」は8.6%、「役所の手続きができなかった」は5.7%と、GW前に話題にのぼっていた病院や役所の手続きについて不便を感じた人は多くはなかったようです。とは言え、生活に直結する問題だけに今後も大型連休がある時は対処の方法を考える必要がありそうです。
図表4
「ゴールデンウィーク2019 10連休は長すぎた? ~史上最長のGWを終えて~」をあわせてご参照ください。
https://www.intage.co.jp/gallery/goldenweek2019-2/
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使用したデータ
【インテージのネットリサーチによる自主調査データ】 https://www.intage.co.jp/service/research/net/
調査地域:日本全国
対象者条件:15~69 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015年度実施国勢調査データをベースにウェイトバック
標本サイズ:n= 2,108
調査実施時期: 2019年5月16日(木)~2019年5月19日(日)
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【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:星/下河原
TEL: 03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」 https://www.intage.co.jp/contact/
[ポイント]
- GWは7割の人が長すぎと回答
- ちょうどよい休みの長さは5日(36%)、7日(19%)、3日(16%)の順
- 10日間、もしくはそれ以上連休を取れた人は45%。一方期間中、1日も休みがなかった人も7%
- GWで良くなかったと感じたことは「出費が多かった」が1位。心配された病院、役所関係は1割未満。
多くの人にとって10連休は長すぎだったという結果に
類を見ない大型連休となった今年のGW。実際に経験して、その日数についてどのように感じたかを調査したところ、7割以上の人が長すぎると回答しました。具体的には「長すぎる」が32.6%、「やや長すぎる」が38.9%で合計71.5%、「ちょうどよい」の24.4%を大きく上回っています。また取れた休日の日数別にみると、まったく休めなかった人では「長すぎる」「やや長すぎる」が計83.3%に達して最も不満が高く出ましたが、1日以上休めた人でも70.6%、10日以上の休みがあった人でも63.1%と半数を大きく超えました。休めた人にとっても、休めなかった人にとってもちょうどよい長さとは言えなかったようです。
図表1
「ちょうどよい長さ」の回答は、5日、7日、3日の順
それでは、何日休みだったらちょうどよいと感じられたのでしょうか。日数を答えてもらったところ、「5日」が36.2%で1位となりました。続いて2位は「7日」で18.7%、3位は「3日」で16.3%という結果に。6割以上が今回の連休の半分以下の休日数でちょうどよいと回答していて、「1日」~「7日」を合計すると89.7%と、7日以内の休日数がちょうどよいと答えた人が9割に迫る勢いでした。バカンスなど大型連休を取る習慣がある欧米の国とは違い、日本人はまとめて長く休むということに積極的ではなさそうです。
図表2
10連休を取れた人は半数近く、1日も休めなかった人も1割弱
それでは今回のGW、どれくらい連休を取れたのでしょうか。10連休を取ったという人は29.8%、11日以上と答えた人も15.4%で合計すると45.2%と半数近い人が暦どおりかそれ以上の連休を取得していました。働き方改革の導入などもあり、企業も積極的に休暇を取らせる方向にシフトしていることがうかがえます。一方で1日も休めなかったという人も7.1%いました。これらの人のうち8割超が連休を「長すぎる」「やや長すぎる」と回答しているだけに、休日や祝日に休みにくい業種や職種の仕事に従事している人たちの負担や不公平感を軽減する方策が必要になりそうです。
図表3
GWに良くなかったと感じたこと1位は出費増。役所、病院などへの不満は1割に満たず
GW前には今までにない大型連休ということもあり、さまざまな面で問題が起こるのではないかと懸念されていました。そこで、自分自身にとって実際に良くなかったことは何かを聴取したところ、1位は「出費が多かった」で24.9%、2位は「生活のペースが乱れた」で21.9%でした。3位は「交通機関が混雑した」で15.3%、4位は「街中・近隣が混雑した」で12.7%と、普段以上の人出への対処に困ったという回答が上位に。一方で、「病院にかかれなかった」は8.6%、「役所の手続きができなかった」は5.7%と、GW前に話題にのぼっていた病院や役所の手続きについて不便を感じた人は多くはなかったようです。とは言え、生活に直結する問題だけに今後も大型連休がある時は対処の方法を考える必要がありそうです。
図表4
ここに掲載していないデータを含む記事をインテージのオウンド・メディア「Intage 知る gallery」で公開しています。
「ゴールデンウィーク2019 10連休は長すぎた? ~史上最長のGWを終えて~」をあわせてご参照ください。
https://www.intage.co.jp/gallery/goldenweek2019-2/
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使用したデータ
【インテージのネットリサーチによる自主調査データ】 https://www.intage.co.jp/service/research/net/
調査地域:日本全国
対象者条件:15~69 歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
ウェイトバック:性年代構成比を、2015年度実施国勢調査データをベースにウェイトバック
標本サイズ:n= 2,108
調査実施時期: 2019年5月16日(木)~2019年5月19日(日)
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【株式会社インテージ】 https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:星/下河原
TEL: 03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」 https://www.intage.co.jp/contact/
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