沖縄・瀬底小学校にて、ヒルトンが多様性をテーマに特別授業を開催「まわりとちがってもだいじょうぶ」 開催レポート

瀬底小学校の1年生から6年生の生徒およそ60名と、ヒルトンのチームメンバー47名が参加

【2025年6月20日】 沖縄にある6軒のヒルトンのホテル[1]（沖縄エリア担当統括総支配人・ヒルトン沖縄瀬底リゾート総支配人 宮沢 麻央）は、2025年6月11日（水）、沖縄県本部町立瀬底小学校にて、特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」を開催しました。

「まわりとちがってもだいじょうぶ」は、社内イベントの企画、研修の実施、外部イベントへの参加を通じて、誰もが自分らしく活躍できる職場づくりを推進するヒルトンの有志グループ「チームメンバー・リソース・グループ（TMRG）」の中でも、「プライド・コミッティ」が行う取り組みの一環として、ヒルトン沖縄エリアのチームメンバー（従業員）と瀬底小学校の生徒が共に多様性について学び、理解を深めることを目的に開催されました。

当日は瀬底小学校の1年生から6年までの生徒およそ60名と、ヒルトン沖縄のチームメンバー47名が参加しました。講師は特定非営利活動法人レインボーハートokinawaの理事長・竹内清文氏が務め、「男らしく・女らしくではなく自分らしく生きること」、そして「一人ひとりの違いを大切にすること」をテーマに授業が進行。授業の中にはワークショップの時間も設けられ、「私はどんな人？」「私らしさとは？」といった問いを通して、瀬底小学校の生徒とヒルトンのチームメンバーが共に意見を交わしながら、自身の見た目や性格、得意なことについて考えを深め、それぞれの個性や違いを尊重し合うことの大切さを学びました。

沖縄にある6軒のヒルトンのホテルは、今後も地域に根ざした活動を大切にしながら、子どもから大人まで、誰もが自分らしくいられる環境づくりを目指してまいります。

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特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」の様子

誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指し、9年前から全国で講演活動を続ける講師の竹内氏。今回の特別授業の冒頭では、小学生の頃に「まわりの男の子と違う」と感じ、違和感を抱いていた自身の経験が語られました。

「変だと思われたくない」「女の子みたいと笑われたくない」といった思いから、鏡の前で男らしくあろうと自分を変えようとした。そんな当時の葛藤を通して、「自分らしさを押し込めることの辛さ」が伝えられました。

自身の経験や思いを語った後に竹内氏は、「まわりと違っていたら変かな？」という問いを参加者に投げかけながら、性別を決める物差しは「体」だけではなく、「心」「見た目」「話し方」「好きになる相手」など、様々な物差しがあることを紹介。そして、「まわりとちがってもだいじょうぶ！」というメッセージとともに、「女らしく、男らしくではなく、自分らしく！」「すきなことはたからもの」「みんながたいせつな人」といったポイントが伝えられました。

ワークショップでは、まず「私ってどんな人？」「瀬底小学校ってどんな学校だろう？」といった問いかけを通して、自分自身について考える時間が設けられました。その後、生徒たちは自分の好きなことや大切にしていることを、同じグループになった生徒たちと話し合い、思いを共有しました。

また、ワークショップにはヒルトンのチームメンバーも生徒と同じ問いに向き合い、自身の考えを整理しました。チームメンバー同士で考えを共有した後には、生徒たちとも積極的に意見交換を行われるなど、会場では年齢や立場を超えた活発なコミュニケーションが生まれていました。

特別授業「まわりとちがってもだいじょうぶ」を終えて、生徒からは「人と違うって素晴らしいと思った」といった感想が寄せられました。

また、ヒルトンのチームメンバーからも「“人と違ってていいんだ”と言ってもらえる安心感を子どもから大人まで感じた一日でした」、「何気ないことでも自分の“好き”を大事にすること＝自分を大事にすること。さらに相手の“好き”を認めること。きっとその循環が認め合える社会をつくることに繋がると感じた」といった声が寄せられました。

開催概要

講演名：まわりとちがってもだいじょうぶ

開催日時：6月11日（水） 9:30~11:15

講師：竹内清文氏（定非営利活動法人レインボーハートokinawa 理事長）

会場：沖縄県本部町立瀬底小学校

参加者：瀬底小学校の生徒およそ60名、ヒルトンのチームメンバー47名

講師プロフィール

竹内 清文（たけうち きよふみ）　

NPO法人レインボーハートokinawa 理事長

ガラクタ整理師・空間浄化師・瞑想インストラクター。

元JICA国際協力機構職員。北海道大学文学研究科修士課程修了。

モノの整理やLGBTQ・性の多様性をテーマに、自分の心を整え、自分に正直に生きる大切さをピンクの衣装で伝えている。

2016年10月からスタートしたLGBTQ・性の多様性講演会は、これまで全国延べ500校以上の小・中・高・特別支援学校にて、さらに教職員研修・教育委員会主催研修100回超、自治体職員研修、一般対象、大学など幅広く行う。

沖縄キリスト教学院大学「国際関係論」非常勤講師、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」研究協力、沖縄県性の多様性検討委員、浦添市男女共同参画審議会委員、琉球新報読者と新聞委員会委員。

チームメンバー・リソース・グループ（TMRG）とは

ヒルトンにはチームメンバー（社員）による有志グループ『チームメンバー・リソース・グループ（TMRG）』があり、インクルーシブな職場文化を醸成するため、女性、障がい者、次世代および LGBTQ+などのチームメンバーをサポートする社内コミュニティを通してアライシップ（社会的弱者に対する理解や支援）を育んでいます。
8つあるグループのうち、日本・韓国・ミクロネシア地区では『ウーマン・TMRG』『プライド・TMRG』『アビリティ・TMRG』『ジェネレーション・TMRG』を発足しています。

『ウーマン・TMRG」では、国際女性デーを祝うイべントや社内外のゲストとのパネルディスカッション、「プライド・TMRG」は「Tokyo Pride」への出展や外部より講師をお招きした講習会の開催、『アビリティ・TMRG』『ジェネレーション・TMRG』では社内イベントの開催など、様々な活動を実施しています。

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沖縄のヒルトンのホテルについて

ヒルトンは2025年4月現在、沖縄県内に以下6軒のホテルを展開しています。

・ヒルトン沖縄北谷リゾート（統括総支配人：宍倉 裕）/2014年開業

・ヒルトン沖縄瀬底リゾート（沖縄エリア担当統括総支配人・ヒルトン沖縄瀬底リゾート総支配人：宮沢 麻央）/2020年開業

・ヒルトン沖縄宮古島リゾート（統括総支配人：棚町 誠二）/2023年開業

・ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート（統括総支配人：宍倉 裕）/2018年開業

・ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城（総支配人：西野 貴志）/2016年開業

・ダブルツリーbyヒルトン那覇（総支配人：佐藤 広幸）/2012年開業

これらのヒルトングループのホテルでは、沖縄エリアの魅力をより広く届けるべく様々な取り組みを行っています。ヒルトンならではのホスピタリティとそれぞれのホテルが持つ個性を束ね、沖縄の自然、文化、食、人とのつながりを大切にしながら県内外へ向けて情報を発信。お客様に豊かな旅の機会を提供するとともに、新たな観光資源や体験価値を見出し、地域の未来を見据えた観光振興にも貢献しています。

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツについて

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツは、100年以上にわたり、ホスピタリティの基準を築いてきました。進化し続けるお客様のニーズに応えるため、革新的な商品・サービスを提供しています。世界6大陸の人気の滞在先で600軒以上のホテルを展開し、宿泊先が重要であることを知っているお客様に、「おもいやり」のこもったサービスを提供します。ご予約は公式サイトまたは業界をリードするヒルトン・オナーズのモバイルアプリから。ヒルトンの公式チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員には、すぐに利用できる特典をご用意しています。

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ダブルツリーbyヒルトンについて
ダブルツリーbyヒルトンは、世界59の国と地域で約700軒（155,000室以上）を展開する、ヒルトンの中でも急成長中のホテルブランドです。55年以上にわたって、世界中でビジネスや観光で利用されるお客様に快適な時間をお届けしています。アイコニックな温かいチョコチップクッキーでお客様を迎え、地域社会にも貢献してきました。コンテンポラリーな宿泊施設、ユニークな料飲体験、最先端のフィットネス、会議室やイベントスペースを提供します。ご予約は公式サイトまたは業界をリードするヒルトン・オナーズのモバイルアプリから。ヒルトンの公式チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員には、すぐに利用できる特典をご用意しています。
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