フェムケア・フェムテック事業拡大の第二弾!ヌーバルデザイン株式会社からの事業譲受により、フェムケア・フェムテック事業のさらなる拡大

株式会社さくらさくプラス

 認可保育所運営を中心に、共働き家族・子育て家族を応援する事業を展開する株式会社さくらさくプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西尾 義隆、以下「当社」)は、ヌーバルデザイン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:徳永 道男、以下「ヌーバルデザイン」)が運営するフェムケア・フェムテック事業の譲受について、本日の取締役会で決議いたしましたことをお知らせいたします。なお事業の譲受は2024年10月1日を予定しております。

 本件は、2024年9月4日に株式会社YELLを子会社化したことに続く、フェムケア・フェムテック事業拡大の第二弾であり、譲受後は株式会社YELLが当該事業を継承し、運営を行います。本事業譲受により、当社グループのフェムケア・フェムテック事業のさらなる拡大を目指します。

■ 目的と背景

 当社は、保育所運営を中心に共働き家族・子育て家族を応援する事業を様々展開し、子どもを産みやすく育てやすい社会の実現を目指してきました。人口減少や働き手減少が進む現代において、共働き家族や子育て家族こそが“日本の伸びしろ”だと考えています。しかし、女性の社会進出が進む一方で、妊娠、出産、更年期などのライフステージにおける健康課題へのサポートが整っていない現状が課題となっています。

 経済産業省の調査によると、女性特有の健康問題による労働損失等の経済損失は、社会全体で約3.4兆円に上ると推計されています。(※1)このような課題に対し、フェムケア・フェムテック市場は、女性が「仕方がない」と諦めていた苦痛や悩みに対して介入し、改善を目指すものです。具体的には、身体の健康、心の健康、社会的な健康のほか、世代ごとの悩みやセクシャルウェルネスなど、多岐にわたる分野が考えられます。

 このような現状を踏まえ、当社はフェムケア・フェムテック分野での事業拡大を図り、女性をサポートすることで、より多角的な事業展開を進め、社会に必要とされる企業として成長を続けていきたいと考えています。

 

 当社は9月4日に株式会社YELLを子会社化し、女性の健康やライフスタイルを支えるフェムケア・フェムテック市場への本格的な参入を果たしました。株式会社YELLは女性向けサプリメント商品「ママエール」の企画・販売を手掛け、高評価なサービスを展開しています。

 一方、ヌーバルデザインは、自社ブランド「uhuluna(ウフルナ)」より、月経カップやその周辺商品を提供しています。生理用品市場で圧倒的なシェアを占めるナプキンでは「不快な悩み」を抱える女性が多く、憂鬱な気持ちになりモチベーションの低下など女性特有の労働課題があります。その解決策として近年大いに期待されているのが、欧米で主流の「月経カップ」です。 

 世界の月経カップ市場規模は、2023 年に 14 億 3,000 万米ドルと評価され、2024 年の 15 億米ドルから 2032 年には 24 億 8,000 万米ドルに成長すると予測されており、予測期間中に 6.5% の CAGR を示します。(※2)

 また、自社ブランド「URUOU LAB (ウルオウ ラボ)」では、オーガニック成分を配合した潤滑ローション「ORGANIC GELLOTION(オーガニック ジェルローション)」を中心に、ユニセックスなデザインで男女問わず使用できる商品を提供しています。「性交痛」は、約6割の女性が経験しているものの、多くの女性が人に相談しづらい悩みとして抱えています。(※3)その解決策の一つとして、潤滑ゼリーの使用が推奨されていますが、男女ともに成分の安全性や体への影響を懸念し、使用を控える傾向があります。そこで当ブランドでは、デザインから成分、使用感までこだわり、安心・安全を追求したジェルローションの開発を行っています。 

  なお、譲受後は株式会社YELLが本事業を引き継ぎ、今後も高品質な製品を提供し続けます。今後も当社では、フェムケア・フェムテック事業のM&Aや自社開発を積極的に推進してまいります。

※1 経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」

※2 Business Research「月経カップ市場規模、シェアおよび業界分析、タイプ別(使い捨ておよび再利用可能)、材料タイプ別(シリコーン、ラテックス、熱可塑性エラストマー)、流通チャネル別(病院薬局、小売薬局およびドラッグストア、オンライン薬局)、および地域別の予測、2024 ~ 2032 年 

※3 TENGAヘルスケア「性交痛に関する調査」

■ 「uhuluna(ウフルナ)」とは

 衛生管理のスペシャリストの観点から「あったらいいな」を月経カップケア商品に取り入れた、全く新しい観点のフェムケアブランドです。1人でも多くの女性が、快適&自由を感じ生理期間を過ごせるようなフェムケア製品を展開しており、幅広い顧客層に支持されています。

【uhuluna cup(ウフルナ カップ)】

私たちは月経カップをより身近に、一人でも多くの方の手に取っていただきたいという想いから、「月経カップは高額な生理用品」というイメージを払拭し、リーズナブル&高品質を目指しました。また、ビギナーから、ヘビーユーザーまでお使いいただけるようシリコーンの厚み、柔らかさ、リムの形状にこだわり、2タイプ×3サイズ×3カラーを用意しました。

【Cup Wash Water(カップ ウォッシュ ウォーター)】

外出先での交換への不便さや煮沸消毒の面倒さなど月経カップに対する「わずらわしさ」を払拭し、かんたん便利に除菌をできることを目指しました。

衛生管理用品メーカーだからこそできる全く新しい月経カップケア商品です。

【RENTIN CLEAN(レンチン クリーン)】

蒸気を逃がす通気孔付のシリコーン製洗浄容器です。かんたん便利な電子レンジでの煮沸消毒ですが、蓋が飛んでレンジ内が汚れるのに抵抗感を抱く方は多く、そのような方の声から生まれた製品です。幅広い方にお使いいただけるよう、カラーリングは落ち着いた淡いトーンのアプリコットとベージュのツートンカラーに仕立てました。

■ 「URUOU LAB (ウルオウ ラボ)」とは

 オーガニック成分を配合した潤滑ローション「ORGANIC GELLOTION(オーガニック ジェルローション)」を中心に、ユニセックスなデザインで男女問わず使用できる商品を提供しています。大事な膣内に使用するものだからこそ、カラダに配慮したオーガニック99.7%の潤滑ゼリーを提案します。また、月経カップが初めての方や装着に慣れていない方に向けて、挿入をサポートし、装着の不安を「かんたん・べんり・快適」にします。男女比約半々の20代~40代を中心に高い人気を誇り、ECを通じて多くの顧客に提供されています。

【ORGANIC GELLOTION スタンダード(オーガニック ジェルローション スタンダード)】

オーガニック成分にこだわり、エコサートグレードのオーガニック成分を20%以上配合したオーガニック成分99.7%の潤滑ゼリーです。

【ORGANIC GELLOTION CICA×RICH MOIST(オーガニックジェルローション シカ×リッチモイスト)】

話題のCICAにヒアルロン酸3種、セラミド3種、ビタミンC誘導体などの潤い美容成分を贅沢に配合したオーガニック99.7%の潤滑ゼリーです。

購入先:https://www.amazon.co.jp/stores/page/6C9170A5-409A-491A-A8E2-9D6D7B8C1793?store_ref=storeRecs_dp_aplus

■ フェムケア・フェムテック市場について

 Femcare(フェムケア)とは、「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」をかけあわせた用語で、女性の健康や生活の質を改善するための製品やサービスを指します。具体的には、生理用品や月経カップ、更年期ケア商品、女性専用のスキンケア製品などが含まれます。一方、Femtech(フェムテック)は、女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを指します。これには、生理管理アプリや妊娠・出産サポート、不妊治療、そして更年期ケアなどを支援するテクノロジーが含まれます。

 フェムケアおよびフェムテック市場は、2016年頃から新興市場として注目を集めており、2019年時点で世界全体の市場規模は820億円でしたが、2025年には市場規模が5.5兆円に達すると予測されており、さらなる拡大が期待されています。(※4)

 国内でも市場の拡大が見込まれており、矢野経済研究所の調査によれば、2020年の国内のフェムケアおよびフェムテック市場の規模は599億円で、2022年には695億円に達しました。この成長トレンドは今後も続くと予想されています。(※5)

 このような背景から、フェムケアおよびフェムテック市場への参入は、将来性のある事業として非常に有望です。当社は、この成長市場に積極的に参入し、女性の健康をサポートする事業を展開してまいります。

※4 経済産業省「経済産業省のフェムテック推進について」

※5 株式会社富士経済「フェムケア・オムケアサプリメントの市場を調査」

■ ヌーバルデザイン株式会社 会社概要

会社名:ヌーバルデザイン株式会社

代表者:代表取締役 徳永 道男 

設立:2007年5月 

資本金 :10,000,000円 

本社所在地 :東京都千代田区神田三崎町 3-10-15 富士ビル 2F

■ 株式会社さくらさくプラス 会社概要

当社グループは、(株)さくらさくみらい(https://www.sakura-39.jp/)による保育園運営(東京都を中心に89園/2024年4月現在)をはじめ、共働き家族・子育て家族のためのソリューションプラットフォームとして、増え続ける共働き家族の皆様に必要とされる事業・サービスを開発・展開しております。

会社名:株式会社さくらさくプラス(証券コード7097)

代表者:代表取締役社長 西尾 義隆 

設立:2017年8月 

資本金:581,742,930円(2024年7月末)  

本社所在地 :東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビル

企業URL:https://www.sakurasakuplus.jp/

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会社概要

株式会社さくらさくプラス

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URL
https://www.sakurasakuplus.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル8F
電話番号
03-5860-9539
代表者名
西尾義隆
上場
マザーズ
資本金
5億3897万円
設立
2017年08月