滋賀県立大学と産学連携の協力推進に関する包括協定の期間延長と寄附講座の継続に合意
日本電気硝子株式会社(社長:岸本 暁)と公立大学法人滋賀県立大学(理事長:井手慎司)は、本日、第8期目となる産学連携の協力推進に関する包括協定の締結式を執り行いました。
両者は、2007年に第1期の協定を締結して以来、ガラス工学研究のための寄附講座の運営や共同研究、技術交流など多岐にわたる連携事業を行ってきました。今回の協定締結により、本連携は2031年までの継続が合意され、これまで18年にわたる協力関係がさらに延長されることとなります。
ガラスは半導体、ディスプレイ、自動車、医療など我々の生活や先端産業を支える重要素材ですが、さらなる進化に必要な基礎研究や人材育成には継続的な支援と充実した研究環境の整備が求められています。滋賀県立大学はガラス研究において日本有数の学府として、国内外から高い評価を受ける機関であり、当社も滋賀県を拠点に広く事業を展開する企業として、こうした課題に対する共通認識の下、連携を深めてきました。
今後も本協定に基づき、ガラス工学の発展や次世代人材の育成に貢献する所存です。
(産学連携の協力推進に関する包括協定の概要)
連携事業
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ガラス⼯学分野における技術開発、新規技術に関する共同研究や技術交流の実施
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ガラス製造プロセス⼯学に関する寄附講座の設置(※)
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連携事業に基づく成果発表や情報交換等の実施
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次世代を担う学⽣および社員の⼈材育成に関する相互協⼒
寄附講座「ガラス製造プロセス⼯学」について
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趣旨
滋賀県⽴⼤学の持つガラス⼯学研究の実績をもとに、ガラスの融液から固体に至る高精度な基礎データの蓄積と体系化を通してガラス製造に関する基盤技術を総合的に深化させ、ガラス研究者・技術者の人材育成に取り組む。
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研究テーマ
ガラス工学に関する基盤技術の総合的な研究
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研究体制
滋賀県立大学工学部「ガラス工学研究センター」内の寄附講座を運営するとともに、ガラス工学に関する総合的な研究体制を発展させ、学内研究者との協働を推進する。
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寄附金
期間3年ごとに日本電気硝子が1億円を寄附
※今回の締結により2007年~2031年の累計寄附総額は8億円となります。

[会社概要]
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を置く、世界トップクラスの特殊ガラスメーカーです。新たな機能を生み出す特殊ガラスは、板や管、糸、粉末などさまざまな製品に姿を変え、半導体やディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーなど多岐にわたる分野で活躍しています。当社が70年以上の歴史の中で磨き上げてきた技術と実績により開発された特殊ガラスは、暮らしのあたりまえから産業の最先端まで、幅広い分野で高い評価を受けています。
会社名 :日本電気硝子株式会社
本社 :〒520-8639 滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
代表者 :代表取締役 社長 岸本 暁
創立 :1949年12月
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