先進的なデザインの才能を称える世界的なファッション・アワードのインターナショナル・ウールマーク・プライズのデザイナーを募集開始
オーストラリアに拠点を置くザ・ウールマーク・カンパニーは、国境や文化を越え、先進的なデザインの才能を発掘する世界的なファッション・アワードのインターナショナル・ウールマーク・プライズ (IWP) を主催しています。本大会は、ファッションの未来を積極的に切り開く才能の育成に力を入れていて、多くのデザイナーをサポートしています。
インターナショナル・ウールマーク・プライズは、1953年に創設され、カール・ラガーフェルドやイヴ・サンローランといった著名なデザイナーも過去に受賞しています。教育、金銭的な投資、ファッション業界の支援を通じて、新進デザイナーをサポートしてきたこの大会は、ウールの素材の可能性を広げることを目的とし、参加するデザイナーには、メリノウールを使用したコレクションを製作していただきます。
現在、4月中旬より募集を開始し、2024年6月30日を締め切り日としています。応募作品は、ファッション業界の専門家で構成されるアドバイザリーが弊社と共同で、ウールの革新性、そして新しい視点のアイディアを軸に最終候補者(ファイナリスト)を選出します。
参加に向けての応募条件を満たしたブランドであればどなたでもご応募ができます。今年より応募条件は以下に更新されていますのでご確認ください:
1) ブランドを立ち上げてから、4年以上10年以内
2) 本大会は、毎年ではなく、2年に一度のプログラムに変更され、デザイナーはより多くの時間を研究やイノベーション、製作に費やすことができる。
3) 審査基準は、持続可能性と革新性の観点で評価される。
4) インターナショナル・ウールマーク・プライズの受賞者には、賞金総額が30万豪ドル (約3,000万円)に増額され、アイディアを実現するために必要な資金援助が提供される。
5) カール・ラガーフェルド・イノベーション賞は、今年からイノベーションにとどまらず、業界賞として評価され、ファッション業界において、メリノウールのイノベーションに挑戦したブランドに贈られる。
Editor’s Notes:
2025年インターナショナル・ウールマーク・プライズの審査員はこちら:
ロー・ローチ (Law Roach - イメージ建築家・スタイリスト)
アンバー・ヴァレッタ (Amber Valletta - モデル・女優・起業家)
ティム・ブランクス(Tim Blanks - Business of Fashion 総合編集長)
ガブリエラ・カレファ=ジョンソン (Gabriella Karefa-Johnson -ファッションエディター 兼 スタイリスト)
ガブリエラ・ハースト (Gabriela Hearst - 創設者 兼 クリエイティブ・ディレクター)
シネイド・バーク (Sinéad Burke - 教育者・Tilting the Lens 創設者)
ジャネット・ワン (Janet Wang - Tモール・ラグジュアリー・パビリオン ジェネラル マネージャー)
リヴィア・ファース (Livia Firth - Eco Age 創設者 兼 チーフ・アジテーター・オフィサー、アクティビスト)
サラ・ソッツァーニ・マイノ (Sara Sozzani Maino - クリエイティブ・ディレクター)
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ザ・ウールマーク・カンパニーについて:
ザ・ウールマーク・カンパニー(TWC)は、オーストラリア産メリノウールに関する啓蒙活動やプロモーション、マーケティングや研究開発を行っている非営利組織です。オーストラリアの約6万人の牧羊業者を代表して、世界各国のテキスタイル・ファッション業界のパートナーと共に、天然でサステナブル、再生可能で土に還るなど、ウールの様々な特徴を広く発信しています。
「ウールマーク」は60年以上の歴史を持つ品質認証マークです。厳しい品質基準に合格したウールとウールケアの製品のみに付けられており、世界で最も広く知られている品質認証のロゴマークです。
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