富士急行河口湖駅と富士山五合目バス乗場にて音声認識 多言語翻訳アナウンスサービス「AmiVoice TransGuide」の実証実験を開始
おもてなし向上の取り組みとして多言語対応を強化
2013年に富士山が世界遺産に登録されてから年々外国人観光客が増加しており、平成27年度には131万3千人(山梨県平成28年観光入込客統計調査結果)を超える外国人が山梨県を訪れています。特に、富士登山に使用される各交通機関には日々多くの外国人観光客が訪れており、多言語対応の強化が急務となっています。この度、コミュニケーションバリアフリーによるおもてなし向上の取り組みとして、富士急行河口湖駅と富士山五合目バス停にて音声認識 多言語翻訳アナウンスサービス「AmiVoice TransGuide」の実証実験を開始いたしました。音声認識を活用した多言語翻訳アナウンスを行います。
「AmiVoice TransGuide」は音声認識を活用し、端末(スマートフォン・タブレット)に英語・中国語・韓国語の翻訳結果を表示し、音声合成によりアナウンスをする音声翻訳サービスです。頻繁に聞かれる質問を予め定型文として翻訳リストに登録し、音声認識により翻訳結果のリストを呼び出します。翻訳リストを検索してアナウンスすることで、誤認識の心配なく確実に情報を伝えることができます。
今回の実証実験では、交通機関の発着案内や、チケット購入の案内、天気予報などを中心に、スピーカーを用いてアナウンスを流す予定です。また、端末内で音声認識処理を行うためインターネットを使用する必要が無く、災害時などの非常事態の誘導などでも使用することができます。
今回の実証実験の結果を基に、アドバンスト・メディアとオムロン フィールドエンジニアリングでは、更なるコミュニケーションバリアフリー化を目指し、本サービスの展開に向けた取組みを推進していきます。
■AmiVoice TransGuideの詳細はこちら
http://www.advanced-media.co.jp/products/service/amivoice-transguide
以上
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