【グッドデザイン金賞 受賞 | グッドデザイン・ベスト100 選出】ウェルビーイングが低くメンタルヘルスに課題を抱える人たちを支援するワンネス財団
ウェルビーイングに着目した独自のカリキュラムとコンセプトで、精神疾患や様々な障害、各種依存症、刑務所出所者・少年院出院者の孤独の解消と自己実現を支援する専門機関
公式受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/15603
グッドデザイン賞 審査員によるコメント
失敗から立ち直ることが難しい日本社会において、受刑者や出所者などを始めとした生きづらさを抱えた人たちを包括的に支援するプログラムやコミュニティ形成が評価された。ウェルビーイングを軸とした組織づくりや事業開発を通して、当事者の生きる力を育てるだけでなく、当事者にとどまらず周囲の人たちや社会に働きかけるプログラムを展開している。メンタルヘルスという近年の日本社会の課題に取り組む先駆的な活動が今後も期待される。
受賞概要
受賞対象:孤独解消と自己実現のための治療回復共同体/ワンネス財団
受賞カテゴリ:教育・推進・支援手法
受賞詳細ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/15603
プレゼンテーション動画:https://youtu.be/dzABSzUGc-A
受賞内容
・グッドデザイン金賞
経済産業大臣賞 グッドデザイン・ベスト100の中から選出された対象に贈られる賞
・グッドデザイン・ベスト100
すべての応募対象の中で、デザインが優れていると認められるものに「グッドデザイン賞」が贈呈され、さらにその中から特に優れた100件として選出
ワンネス財団の活動について
ワンネス財団は「孤独の解消と自己実現」を掲げ、ウェルビーイングが低くメンタルヘルスに課題を抱える人たちの心身の回復とその後の成長(生きがいを持った生き直し)を支援する専門機関です。刑務所内教育や、出所者・出院者のためのライフキャリアスクールの運営、事業開発を通した卒業後の雇用の創出までをカバーすることで、誰もが自分らしく生きられる社会を創っています。
デザインのポイント
心理的安全性を担保に助け合う場として1300名以上のセラピューティックコミュニティ(TC)を形成
生きがいをもって働く場を自ら創出し、社会に主体的に関わることのできる場をつくる新規事業開発で雇用創出
ウェルビーイング理論に基づく独自のカリキュラムを構築。好きや得意を発見し生きがいある生き直しを実現
私たちの活動は、マイナス10からプラス10への人材育成であり「マイナスをゼロ(フラット)」にするのみならず、ゼロからプラスへ向かう自己実現のステージまでをサポートします。その過程で重要となるのは、まずセラピューテックコミュニティと呼ばれる環境療法的アプローチです。心理的安全性を担保に、仲間を尊重しお互いに助け合うことを学んでいきます。
さらに、ポジティブ心理学を学ぶことで自分自身のウェルビーイングを高めて人との絆を深めるスキルを身につけたり、馬介在療法や大自然の中で行うトーキングサークルキャンプを通じて自分と向き合い人との対話を重ねたりすることで、過去の自分に批判的になって弱みを正していくのではなく、自身の強みを発見しながら心躍るワクワクの源泉に触れることを軸としたカリキュラムを実施しています。
また、新規事業の開発を通して生きがいややりがいを自ら発見し、社会に主体的に関わることのできる仕事を創出しています。高級イチゴの生産、バニラブランドの立ち上げ、オンライン学習の事業の運営など、現在までに37事業(2023年現在)を展開。生きづらさを抱える当事者にとどまらず周囲の人たちや社会に働きかけるプログラムである点も評価されました。
プレスリリース使用素材一覧:https://drive.google.com/drive/folders/1doQamfazIowSpZgogmxNQJ2SyRTeq-1M?usp=sharing
| グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動が行われています。グッドデザイン賞における「グッドなデザイン」については、「それは単にものの美しさではなく、人、社会そして未来を豊かにするもの」と定義されています。
グッドデザイン賞 公式サイト:https://www.g-mark.org/
一般財団法人ワンネス財団 概要
・法人名: 一般財団法人ワンネス財団
・拠点:
<グループ本部> 沖縄県南城市玉越船越218-1
<奈良本部> 奈良県大和高田市東中2-10-18
<大阪本部> 大阪市住之江区南港北2-1-10
・グループ共同代表: 伊藤宏基 / 三宅隆之
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