小商い×シェアハウスで「暮らしながら働く」新スタイルが始まる

千葉・花見川団地内商店街に、住みながら小さな商いを叶える交流拠点「団地テーブル」がオープン

株式会社絆家

団地テーブル内の日替わり食堂(1F)の様子

千葉市花見川団地の商店街内に、暮らしと商いをつなぐ新しい複合交流拠点「団地テーブル」(運営母体:株式会社絆家 本社 千葉県流山市)が2025年、本オープンしました。

「団地をひとつのシェアハウスとして見立てる“シェア団地構想”」を掲げ、商店街の空き店舗を活用しながら、地域の人々・入居者・来訪者が交わる“まちの縁側”を目指す団地テーブル。

その中で、「暮らしながら働く」ことを実現する新しい暮らしの提案「小商いシェアハウス」は、UR都市機構による団地再生・商店街活性化の取り組み「チャレンジ12」と連携しながら、住宅・商業・コミュニティが一体化した新たな都市型ライフモデルとして評価されています。既存ストックを活かしながら“人の関係性”を再設計する事例として、注目が集まっています。

■ シェアハウス×まちづくり×建築。異業種3名がタッグを組んだ、新しい団地再生プロジェクト

本プロジェクトは、コミュニティ型シェアハウスを全国24拠点650室展開する株式会社絆家代表の平岡雅史、公共空間や団地再生の現場でプレイスメイキングを手がける岩宗勇希(一般社団法人ソトノバ 所属/studio MUNE 代表)、そして建築家でありプレイスプロデューサーの浅子雄祐(株式会社SPROUTZ Studio代表)の3名が共同主宰として立ち上げた取り組みです。

団地テーブル 共同主催の3名

■ 背景:町家スタイルのシェアハウス×日替わり食堂で、地域に開かれた暮らしを実現 

千葉市花見川区の花見川団地では、近年、商店街の空き店舗活用や団地まるごとリノベーションを通じて、地域再生の取り組みが進んでいます。UR都市機構が運営する「URまちの魅力研究所」でも、花見川団地の拠点「団地テーブル」は「世代や職業を超えて人が交わる新たな団地モデル」として紹介されました。

UR公式記事はこちら
https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/202508/001293.html

 

一方で、地方から上京してきた20〜30代の社会人やフリーランスの多くは、「住む場所はあっても、地域との関わりや自分を活かす場がない」「移住先の地域で馴染めない」という課題を抱えています。

 

こうした現状に対し、2025年春より、花見川団地内でオープンした複合型交流拠点「団地テーブル」。
“暮らしの延長に商いを”をテーマに、住まいと地域と仕事をつなぐ「小商いシェアハウス」をリリースし、団地では珍しい単身の活動的な若者に来てもらうことで、団地の中に新たな“動き”と“にぎわい”を生み出してきました。

小商いシェアハウス詳細

https://kizunaya-s.com/blog/news/koakinai/

団地テーブルの様子(商店街側から)

■複合交流拠点「団地テーブル」とは?

団地テーブルは、日替わり食堂・シェアリビング・シェア本屋・シェアハウスの機能を持つ複合型交流拠点です。 

住民は、自分の趣味や特技を活かして週末カフェを開いたり、ハンドメイドや焼き菓子の販売を行ったり地域を巻き込むマルシェを企画するなど、小さな商いにチャレンジすることができます。

また、ここでは、小商いシェアハウス住民だけでなく、団地に暮らす近所のお菓子作りが趣味のお母さんや、物作りが好きなシニアの方なども、団地テーブルの日替わり食堂を使って出店が可能です。

 主な特徴 

① 住みながらチャレンジできる「小商いスペース」
 業務用キッチン・オーブン・製氷機・調理器具一式を完備。料理人・菓子職人志望の住民が“自宅の延長でお店を開ける”環境を提供します。

 

② 日替わり営業でリスクゼロ
 日替わり制で出店できるため、初期費用を抑えて「まずはやってみる」商いが可能。副業・転職前のステップアップにも最適です。

 

③ シェアハウス×地域交流
 団地商店街という立地を活かし、住民・来客・地域住民が自然に交わる“ご近所以上、家族未満”の関係性を育む場を目指します。

団地テーブルの奥にはソファ席の座卓スペースも。小さい子供のいるファミリーの憩いの場です。

母家3部屋、はなれ3部屋の全個室で男女6名が入居可能(写真ははなれの1部屋)

■ 入居者の声・利用イメージ 

実際に団地テーブルの日替わり食堂に関わる方の中には、

・カフェ勤務経験を活かし、週末限定でオリジナルコーヒーを提供する人

・手作りスイーツを販売し、月5万円以上の副収入を得る人

・パンまつりを企画し、地域住民を巻き込んで開催する人
など、住まいと商いを掛け合わせた暮らし方が広がっています。

2025年11月3日に、初のパンまつりが開催されました。オープン3時間後にはすべてのパンが完売するほど。

■ 今後の展開 

自治体・UR・民間企業・地元店主らと連携し、地域循環型の“住まい+商い”モデルを構築

 住民主体のマルシェ・トークイベント・ワークショップなどを通じ、持続可能な地域づくりを推進

花見川団地でのモデルを皮切りに、関東・関西の商店街や団地への横展開を計画

<施設概要> 

名称:「団地テーブル」

所在地:千葉市花見川区花見川2-42-5 

アクセス:京成線「八千代台」駅よりバス10分 

居室数:6室(全室個室) 

共用設備:キッチン・リビング・Wi-Fi・業務用厨房・イベントスペース 

運営母体:株式会社絆家 

公式サイト:https://kizunaya-s.com/blog/news/koakinai/

■団地テーブル 共同主宰メンバー

平岡雅史
株式会社 絆家 代表取締役社長

全国24拠点650室のコミュニティ型シェアハウスを『絆家シェアハウス』ブランドとして運営。0歳から100歳までの多世代・多国籍の方に向けて、シェアする暮らしを広げるため、花見川団地を舞台に、団地を一つのシェアハウスとして見立てる『シェア団地』構想を発起。

岩宗勇希
一般社団法人ソトノバ・パブリックスペースコンサルタント/花団もりあげ隊/studio MUNE 代表

東邦レオ㈱にて施工管理・コミュニティディベロップメントを7年間従事後、現在はソトノバにて公共空間のプレイスメイキングと社会実験、ビジョニング等の実践に取り組む。花見川団地への移住をきっかけに商店街活性化に向け「花団もりあげ隊」に所属。『団地テーブル』では主宰兼コミュニティデザインを担当。

浅子雄祐
建築家・プレイスプロデューサー株式会社SPROUTZ Studio代表 / 日本スウェーデン建築文化協会事務局長

永く愛される場所をつくるために、営みと空間をデザインする建築家。意匠設計者としての経験と並行し、コミュニティ拠点を取材する独自メディアを創刊。2023年に北欧で学んだサステナブルデザインを基軸にSPROUTZ Studioを創業。

■本プレスリリースへのお問い合わせ

団地テーブル(運営母体:株式会社絆家)
担当:平岡雅史
Mail:info@kizunato.com
Web:https://kizunaya-s.com/blog/news/higawaritencho/
Instagram:@danchitable_hanamigawa

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会社概要

株式会社絆家

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URL
http://kizunaya-s.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都板橋区徳丸1-17-12 アーバンパル早稲田402号
電話番号
03-3527-9104
代表者名
平岡雅史
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2015年01月