マルハンダイニングとタカシマファーム、田植え・稲刈り体験から飲食店「ごはんどき」での地域応援米の提供へ

複数年の取引を基盤に、地域循環型農法への挑戦を開始

株式会社マルハンダイニング

株式会社マルハンダイニングは、本年から「地域共創」をテーマに、地域と共に成長するための取組みを開始しました。その第一弾として、「お米」をテーマにしたプロジェクトを進めています。

本プロジェクトでは、北広島市で100年以上に渡りお米づくりを続けるタカシマファームと連携しています。田植え体験や稲刈り体験を通じて、生産者のこだわりや技術、品質を守るための努力を地域の皆様へ伝えてきました。10月17日からは、同ファームのお米を「地域応援米」として「ごはんどき」にて提供致します。体験から始まった交流が、複数年に渡る継続的な取引へと発展致しました。

地域の方々と協力して実施した田植え・稲刈り体験

当社とタカシマファームは、当社従業員、株式会社マルハンの従業員、そして地域の方々と協力し、5月30日に田植え体験、9月19日に稲刈り体験を実施しました。

体験の目的は、生産者が米づくりに注ぐこだわりや技術、品質を守るための工夫、収穫までに積み重ねる仕事を、消費者に正しく知って頂くことです。生産の背景を知ることで、価格だけでは伝わりにくいお米の価値を理解して頂く流れを作りました。10月17日からは、そのお米を当社飲食店「ごはんどき」にて提供し、消費者へ届けると同時に、継続的な取引へ繋げます。

複数年の継続取引で、次の担い手が農業を選べる環境へ

北海道では、玄米60キロ当たりの概算金が「ゆめぴりか」で3万円から1万8,500円、「ななつぼし」で2万9,000円から1万7,000円へ、いずれも前年から約4割下落しました。全国でも、主産地を含む多くの地域で2~4割の下落が報じられています。

注:概算金は、集荷時に農家へ支払われる前払金です。数値は2026年8月以降の北海道内報道、全国動向は2026年9月9日付の共同通信報道を基にしています

米農家は、概算金が発表される前に作付面積を決め、肥料や農業資材を購入しなければなりません。肥料、燃料、農業資材、人件費などの生産コストが高騰する中、国は供給過剰による米価の急落を防ぐため、需要見通しに合わせて生産量を抑える方針を示しました。しかし、それでも民間在庫は積み上がり、米価は下落しました。2026年産米の概算金は前年を大きく下回り、その影響を生産者が最も強く受ける流れになっています。

支出は収入の見通しが立つ前に発生しますが、収入は市場価格や概算金に大きく左右され、年によっても大きく変動します。この不確実性が、設備投資や事業継続の判断を難しくし、次の世代が農業を継ぐ上でも大きな壁となっています。

こうした課題に向き合うため、マルハンダイニングとタカシマファームは、複数年の継続取引を前提とした契約を締結しました。取引条件は毎年の概算金だけで決めるのではなく、米づくりを継続するために必要な生産コストや経営条件を双方で協議し、あらかじめ定めます。

販売先と取引条件を一定期間見通せる環境を整えることで、生産者が翌年度以降の作付けや設備投資、人材確保について、前向きに判断できる経営基盤をつくります。

現役の生産者が誇りを持って米づくりを続け、その姿を見た次の世代が「自分も農業を継ぎたい」と思える産業を目指します。今回の取組みを、離農の流れに歯止めを掛け、新たな担い手が生まれる土台へ育てていきます。

継続取引の見通しが地域循環型農法への挑戦を後押し

継続取引によって販売の見通しが立ったことを受け、タカシマファームは堆肥舎などへの大型設備投資を決定し、独自の「熟成クワトロ堆肥」を活用した地域循環型農法に挑戦します。

この挑戦の背景には、農業生産資材の高騰があります。ウクライナ侵攻前の2021年と比較すると、2026年7月の農業生産資材価格は全体で約25%上昇しました。なかでも肥料は約45%、燃料や電力などの光熱動力は約30%上昇しています。さらに、資材メーカー等から2027年度の値上げに関する案内も届いており、生産コストは今後も上昇する可能性があります。こうした外部要因による生産コストの変化に備えることも、地域資源を活用した農法に挑戦する背景の一つです。

熟成クワトロ堆肥は、北広島市内の乗馬クラブ、養豚場、養鶏場、牧場から集めた4種類の堆肥原料を、発酵の進み方を見極めながら、2~3年ほどかけて完熟させるものです。地域で生まれた資源を田んぼへ戻し、地域内で循環させることで、外部環境の変化に対応できる持続可能な米づくりを目指します。複数年の継続取引によって生まれた販売の見通しが、生産現場への設備投資を後押しし、新たな農法への挑戦へと繋がっています。

注:農林水産省「農業物価統計調査」(2020年=100)を基に算出。2026年7月は概数値。

10月17日からごはんどきで地域応援米を提供

当社は、タカシマファームのお米を「地域応援米」と位置づけ、10月17日から札幌市内及び近郊の「ごはんどき」対象店舗で提供を開始します。継続的に提供することで、地域の皆様がお米を味わい、その背景にあるこだわりや技術を知る機会をつくります。

タカシマファームのお米とぐるめ食品の具材を一つのおにぎりに

地域応援米の提供開始に合わせ、当社は10月17日に対象4店舗で「収穫祭」を開催します。タカシマファームのお米と、増毛町の水産加工会社「ぐるめ食品」のたらこ・明太子を使用したおにぎりを、各店舗500個、合計2,000個、地域の皆様へ無償で提供します。

収穫祭 概要

開催日

2026年10月17日

開催店舗

ごはんどき美しが丘店、ごはんどき月寒店、ごはんどき恵庭店、ごはんどき千歳店

提供内容

地域応援米と、ぐるめ食品のたらこ・明太子を使用したおにぎり

提供数量

各店舗500個、4店舗合計2,000個

提供方法・対象

無償提供・成人

本件に関するお問い合わせ先

株式会社マルハンダイニング 広報担当  タカシマファーム 担当

電話番号(代表):03-5646-6777

株式会社マルハンダイニング

株式会社マルハンダイニング

【会社概要】
本社所在地:〒135-0033 東京都江東区深川2-8-19 さくらいビル4F
代表:代表取締役社長 窪田 猛
設立:平成15年4月1日
資本金:4,000万円
ホームページ:https://www.maruhandining.co.jp/

事業内容
1. 飲食店の経営
2. 食料品の卸小売業
3. 不動産の売買、賃貸、管理並びに仲介業
4. 前各号の事業に関する経営技術援助、指導並びに情報提供
5. 前各号に付帯する一切の事業

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会社概要

株式会社マルハンダイニング

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URL
http://www.maruhandining.co.jp
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都江東区深川2-8-19 さくらいビル4階
電話番号
03-5646-6777
代表者名
窪田 猛
上場
未上場
資本金
4000万円
設立
2003年04月