DigitalBlast、ISSでの細胞実験を実現する小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ Alpha(アマツ・アルファ)」の開発に着手
植物実験から細胞、タンパク質および立体培養と多様な宇宙実験サービスの拡充を目指す
宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする株式会社DigitalBlast(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾、以下DigitalBlast)は、国際宇宙ステーション(以下ISS)での細胞実験に特化した小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ Alpha(アマツ・アルファ)」の開発に着手したことをお知らせいたします。ライフサイエンス分野における多様な宇宙実験ニーズに対応するため、月面での生態維持循環システム構築に向けたプロジェクト「NOAH(ノア)」のサービスラインアップを拡大してまいります。
- 開発背景
人類の宇宙進出が加速する今日において、植物栽培に加え、宇宙環境が細胞に及ぼす影響を把握する必要があります。そこで、プロジェクト「NOAH」の新たな取り組みとして、微小重力環境における細胞培養実験に特化した小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ Alpha」を開発することとなりました。
- 小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ Alpha(アマツ・アルファ)」について
これまでの細胞培養の宇宙実験では、培地の交換など宇宙飛行士による操作や作業が発生していました。本装置では、培地や試薬の自動送液機能を搭載し、宇宙飛行士の作業工数を削減します。また、細胞観察を行う機能として、蛍光観察装置を内蔵する予定です。組み込まれた蛍光観察装置により、実験環境下のまま細胞の変化を観察することができ、装置内で実験を完結します。
2025年ごろのISSへの打上げを目指し、本装置の研究・開発を進めています。開発する装置は、民間企業や研究機関向けに実験環境として提供します。
- 今後のプロジェクト「NOAH(ノア)」の宇宙実験サービスの展開について
タンパク質結晶成長の宇宙実験を実施するため、周辺温度環境を制御する可搬型インキュベータを開発する予定です。この装置は、AMAZやAMAZ Alphaを収納して精密な温度管理環境下での実験を可能とします。さらには、iPS細胞などを用いた立体培養実験を提供するため、「AMAZ Omega(アマツ・オメガ)」を構想しています。実験用途に特化した宇宙実験装置を開発してまいります。
- 株式会社DigitalBlast(デジタルブラスト)について
会社名:株式会社DigitalBlast(英文表記:DigitalBlast, Inc.)
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング19階
代表者:代表取締役CEO 堀口真吾
設立:2018年12月
ホームページ:https://digitalblast.co.jp/
事業内容:企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信
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