インバウンド向け食特化型プラットフォーム「byFood.com」がeチケット管理システム「Japan ticket」とAPI連携開始

【日本滞在中の食体験予約の利便性と日本の食文化発信機会の向上を狙う】

株式会社テーブルクロス

2024年4月15日 11時00分

株式会社テーブルクロス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：城宝薫）が運営する訪日旅行客向けのグルメプラットフォーム「byFood.com（バイフードドットコム）」と、株式会社Japanticket（本社：東京都渋谷区、代表取締役：田中宏彰）が運営するインバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket」のAPI（*1）連携が開始されたことをお知らせいたします。
このシステム連携により、より多くの訪日外国人観光客に日本の食体験に触れる機会を提供できると同時に、日本各地の飲食事業者・食体験関連業者の皆様が両サービスを活用することでビジネスの拡大と業務の効率化が可能となります。

連携の背景

2024年1月の訪日外国人数（推計値）は、268万8,100人と2019年とほぼ同数にまで回復し、2010年の調査開始以来単月過去最高を記録する国も出てくるなど、インバウンド市場は新型コロナウイルス感染症拡大前を超える成長を見せています。（*2）

また、日本政府観光局（JNTO）が世界22市場を対象に実施した、国際的な往来の再開が本格化し始めた時点における国外旅行の意向等に関するアンケート調査の結果によると、国外旅行における主要な目的として最も多く挙げられたのは「ガストロノミー・美食」でした。（*3）当該目的での国外旅行実施者の市場規模は1億4,500万人と推計されており、インバウンドによる外食ニーズは大きく高まっています。

こうした背景を受け、インバウンド向けグルメプラットフォーム「byFood.com」と事前決済機能付きeチケット管理システム「Japan ticket」がサービス連携することで、訪日外国人観光客に上質な日本の食体験を提供する機会をより多く創出できるとともに、集客をはじめとするインバウンド対応を検討されている日本の飲食店を支援いたします。

連携の概要

今回のAPI連携により、当プラットフォームにおいて「Japan ticket」が保有する日本の飲食店の販売情報が掲載可能となり、より多くの日本のグルメに関心の高い欧米豪の訪日外国人観光客に対してアプローチと販売が可能となります。両システムに掲載した食体験・レストラン予約等の商品は、事前決済による即時予約に対応しているため、ユーザーの予約情報は即時データベースに反映され、事業者は煩雑な在庫確認の手間なく効率的な予約管理が可能となります。

「byFood.com」では、訪日外国人旅行客が日本滞在中に最高の食体験ができるよう、また国内の飲食関連事業者にとって安心してインバウンドの受け入れ環境の整備が進められるよう、今後も万全のサポートを行なってまいります。

「Japan ticket」について

「Japan ticket」は、多くの魅力ある日本の体験サービスをeチケット化し、世界中の外国人観光客が利用する海外プラットフォームや自社ホームページ/SNSで配信することで、インバウンド集客を最大化することを可能にします。また、配信するだけではなく、インバウンド集客を始める上で重要な課題となる予約管理、在庫管理、来店/実績管理、決済/入金管理なども「Japan ticket」で一元管理することが可能となります。さらに事前予約時のキャッシュレス決済により、外国語による接客の負担、無断キャンセルのリスクを軽減します。

サービスサイト：https://japanticket.com/

「ByFood.com」について

「byFood.com」は、訪⽇外国⼈観光客に向けた⽇本国内の特別な⾷と体験商品を提供するグルメプラットフォームです。

事前に行き先や旅程を決める段階の「旅マエ」に英語で日本の飲食文化やトレンドといった情報を収集できるメディアとして、日本滞在中の「旅ナカ」での食体験や飲食店の予約サイトとして、帰国後の「旅アト」に日本食の購入ができるECサイトとして、日本の食に関するさまざまな機能を持っています。また、「byFood.com」からの予約・購入による手数料や広告費の一部を発展途上国の子どもたちの給食として支援しており、持続可能な社会の実現にも貢献しています。

サービスサイト： https://www.byfood.com/