【事後レポート】大阪・関西万博でパーソナルな健康・医療データ「PHR」がもたらす、新時代のウェルネスライフを体感!
「~New Wellness Sleep Program~アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」経済産業省 令和5年度補正PHR社会実装加速化事業の一環、自然と健康になれる社会実現を目指す
株式会社グリーンハウス(東京都新宿区 代表取締役社長:田沼千秋 以下グリーンハウス)は、2025年大阪・関西万博にて、個人の健康医療情報PHR(Personal Health Record)を活用したサービス「~New・Wellness Sleep Program~ アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」の展示発表と体験プランの提供を6月24日~6月25日、7月1日~7月4日に実施いたしました。
当社は、経済産業省の実証事業「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」のサービス事業者として採択され、PHR事業者のArteryex株式会社(東京都台東区 代表取締役:李 東瀛 以下Arteryex)、株式会社Y4.com(東京都千代田区 代表取締役: 安嶋幸直 以下Y4.com)と本ユースケース「~New・Wellness Sleep Program~ アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」の実証に取り組んでいます。

未来の健康社会の可能性を大阪・関西万博で体感!「PHR連携が生み出す、新時代のウェルネス体験」
日本をはじめ世界的に少子高齢化・人口減少の課題に直面する中で、予防・健康づくりの重要性が増しています。中でも、個人の健康・医療データであるPHRを活用することで、個々人にパーソナライズされたヘルスケアサービスの創出が可能となり、PHRに大きな期待が寄せられています。
大阪・関西万博会場では、2025年6月20日~7月1日に実施されるテーマウィーク「健康とウェルビーイング」と連動したかたちで全20事業者により10件のPHRによる新しいサービス体験が提供されました。
ユースケース概要
■事業者名
・サービス事業者:株式会社グリーンハウス
・PHR事業者:Arteryex株式会社、株式会社Y4.com
■サービス内容
グリーンハウスが提供する AI食事管理アプリ『あすけん』に、Arteryexが提供する健康診断結果などのPHR(パシャっとカルテ)とY4.comが提供する睡眠・運動などのPHR(Vital Gain)を連携させ、それらのデータをもとに栄養士キャラクターの未来さんが『あすけん』アプリ上でパーソナライズされた睡眠改善コンテンツやアドバイスを提供します。
より詳細な睡眠アドバイスを希望する方には、グリーンハウスグループが運営する「ホテルグランバッハ京都セレクト」において、睡眠に最適な環境を整えた専用ルームで睡眠時の脳波を測定し、その結果に基づいて当社の管理栄養士・上級睡眠健康指導士から一人ひとりに合わせた睡眠アドバイスを提供。『あすけん』に連携したPHRだけでなく、日常生活をヒアリングしたうえで睡眠アドバイスを行うため、一層パーソナライズされたアドバイスによる睡眠課題への気づきや行動改善の促進が期待されます。

■実施期間
2025年6月24日(火)~ 6月25日(水)、7月1日(火)~ 7月4日(金)
■実施会場
EXPOフューチャーライフヴィレッジ内のFLEステージ(大阪・関西万博会場内)
※体験プラン会場:ホテルグランバッハ京都セレクト(京都府京都市下京区)

実施レポート
6月25日と7月1日、「今日から実践!睡眠×栄養で活力ある毎日へ」と題したステージ発表を行いました。睡眠データだけでなく、『あすけん』などによる日常的なデータの計測や、当社が培ってきた栄養コンサルティング力を活用して、食と睡眠の両面からアドバイスを行うといった当社グループならではの特色を生かしたユースケースを紹介しました。
ブース会場は満席となり、当社の管理栄養士・上級睡眠健康指導士から、魚の油やたんぱく質・食物繊維を摂取すると質の良い睡眠につながる可能性があること、年代別の適正睡眠時間や効果的な仮眠の取り方など、食事に加えて運動・睡眠といった複数の領域からアプローチできる点について発表を行いました。





また、本ユースケースの体験プランとして、6月24日~6月25日と7月1日~7月4日の期間に、当社グループが運営する「ホテルグランバッハ京都セレクト」にて睡眠改善アドバイスの提供を行いました。


体験用に当ホテルの客室に、株式会社ブレインスリープのブレインスリープ ピローやスリープウェアなどを使用し、睡眠に最適な環境にアレンジしました


宿泊時には株式会社S’UIMINが開発した「InSomnograf」で睡眠時の脳波を測定し、翌朝、脳波データに加え、アプリに事前登録した自身の検診データなどを基に、当社の管理栄養士・上級睡眠健康指導士から一人ひとりに合わせた睡眠アドバイスを提供しました。


本プランには定員数の約6倍の応募があり、募集の段階から多くの方々に関心を持っていただきました。体験者からは「睡眠時無呼吸症候群の可能性があるということに初めて気づいて驚いた」「きちんとした栄養指導を受けたことは無かったので、睡眠アドバイスと併せてもらえるのはうれしい」「寝る前にスマホを触らないようにするなど、質の良い睡眠を今後は意識しようと思う」というお声を頂いており、普段見えない自身の睡眠の質や改善点などに興味を持たれていました。
本ユースケースは、当社グループにとって新たな知見を得られる貴重な機会となりました。これらの知見を生かし、新たな健康経営サービスの実現に向けて引き続き検証を進めてまいります。
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)について
本事業は、2025年4月から開催される「いのち輝く未来社会」をテーマにした大阪・関西万博を通じて、事業者・国民がともに開かれた環境で多様なPHRとサービスが繋がり、新たな商品やサービスを生み出す事業者、それを安心して利用する国民の、より豊かな生活・体験が広がる未来への礎を築き、PHRによる“自然と健康になれる社会”の実現を目指しています。
本事業期間には、運動、睡眠、食事等の各テーマにおいて、PHR事業者及びサービス事業者の協調のもと、情報連携基盤「PHR CYCLE」を介しサービス事業者1社に対し複数のPHR事業者のPHRが提供されることで、これまでにないユースケースを創出するとともに、PHRサービスを提供する仕組みを実証的に実現します。
PHR事業者とサービス事業者のマッチングを経て今回創出された10件のユースケースは、PHR事業者とサービス事業者により情報連携基盤「PHR CYCLE」との接続を行い、大阪・関西万博での国民の体験機会を設けるとともに、PHRサービス利用者の拡大を目指して順次社会実装を進めてまいります。
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