ひとり親向けに「使いながら学ぶ」生成AI活用教育GPTを提供開始〜 日常の困りごと解決が教材に、デジタル自立を支援 〜

一般社団法人ペアチル(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表理事:南翔伍)は、ひとり親が自分で生成AIを使いこなせるようになる学習型支援ツール「ペアチルGPT_プロンプトサポーター」の提供を2025年8月12日より開始します。日常課題の解決を通じて、プロンプト設計スキルが自然に身につく実践型教育システムを実現します。
<要点>
・毎回の回答で「質問のコツ」と「記載例」を提示、実践的にプロンプト設計を習得
・6ステップ対話で「今動く3手順」と「次回自分でできる型」を同時提供
・HTMLコメントで採用フレームワークを可視化、AI思考プロセスを学習可能に
・年内にプロンプトライブラリ公開、ユーザー間での学習共有を促進
背景
ひとり親家庭のAIツールへの期待は高いものの、効果的な質問(プロンプト)の作り方がわからず活用できていない現状があります。従来の学習コンテンツは「知識を学ぶ」ことに偏り、「実際に使えるようになる」までの実践的な学習機会が不足。特に時間的余裕のないひとり親にとって、座学ではなく「やりながら身につく」教育手法が求められていました。
目指すもの(狙い)
「ペアチルGPT_プロンプトサポーター」は、目の前の課題解決を入口に、プロンプト設計スキルを段階的に習得できる環境を提供します。単なる回答提供ではなく、「なぜその質問が効果的か」「次はどう聞けばよいか」を毎回伝授。ユーザーは日常の困りごとを解決しながら、気づけばAIを自在に使いこなせる「自走力」を獲得できます。
具体施策・内容
プロンプト設計スキルの実践型習得システム
本ツールは「教えるAI」として、以下の教育機能を搭載しています。
1. 毎回答での3点セット学習
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解決策の提示(やり方)
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AIへの質問のコツ(なぜこう聞くと良いか)
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記載例テンプレート(《<…>》置換式で即実践可能)
2. フレームワーク学習の透明化
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採用した思考フレームワーク名をHTMLコメントで明示
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選択理由を30字で解説、AI活用の「型」を可視化
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メタ認知、ロールプレイ、段階的分解など9種類以上のフレームを体験学習
生活シーン別の実践的学習カリキュラム
実際の生活課題を教材として、以下のスキルを習得することを目指します。
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時間管理プロンプト:朝の支度最適化を通じて「制約条件の明確化」を学習
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依頼文プロンプト:学校連絡を通じて「文脈と配慮事項の伝え方」を習得
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分析プロンプト:家事分担設計で「多視点分析の指示方法」を理解
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キャリアプロンプト:転職活動で「段階的質問の組み立て」をマスター 学習効果を高める設計
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自己肯定フィードバック:挑戦を褒め、学習意欲を維持
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スモールステップ:少しずつ聞き、少しずつ学ぶ設計
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再現性の確保:同じ型を繰り返し使うことで定着
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成功体験の蓄積:小さな課題解決を重ねて自信を構築
期待される学習効果
本ツールの活用により、以下の効果が期待されます。
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日常課題の解決を通じた実践的なプロンプト設計スキルの習得
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他のAIツールへの応用力と汎用的なデジタルリテラシーの向上
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AI活用への心理的ハードルの低減と自信の構築
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時間創出による生活の質向上と経済的自立への第一歩
代表理事コメント
一般社団法人ペアチル代表理事の南翔伍
「魚を与えるのではなく、釣り方を教える。これが私たちの理念です。プロンプトサポーターは、日常の小さな課題解決を通じて、AIと対話する力を育みます。3ヶ月後には『もうサポーターはいらない』と言ってもらえることが、私たちの成功指標。ひとり親の皆さんが、テクノロジーを味方に自立した生活を送れる未来を創ります」
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【団体概要】
名称:一般社団法人ペアチル(非営利徹底型)
代表:南 翔伍 所在地:神奈川県茅ヶ崎市
設立:2022年10月
事業内容:ひとり親家庭への情報提供支援、ひとり親限定のトークアプリ事業、リスキリングによる就労支援 等
【本件に関するお問い合わせ先】
ペアチル運営事務局 Email:info@parchil.org
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