日越メディカルブリッジ投資有限会社への資本参加について
当社は、ベトナムにおいて医療用医薬品等の輸入販売事業許可を持つ日越メディカルブリッジ投資有限会社(本社:ベトナム国ハノイ市、代表者:檀之上和彦、以下「VJMB」)の代表者である檀之上和彦氏との間で、VJMBに関する出資持分譲渡契約※1を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.背景と目的
当社は、ベトナム現地企業のCONG TY CO PHAN DUOC PHAM TRUNG UONG CODUPHA(以下「Codupha」)と合弁会社であるAlfresa Codupha Healthcare Vietnam Co., Ltd.(本社:ベトナム国ホーチミン市、General Director:高砂智匡、以下「Alcopha」)を2013年11月に設立し、日本企業から輸入した医療機器・医療材料等をCoduphaのベトナム全土にわたる販売ネットワークを通じて医療機関や薬局へ供給してまいりました※2。また、「25–27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」※3において、海外事業戦略として「アジア事業の進化」を掲げ、ベトナム市場において医療用医薬品に関する事業開発を推進しております。
眼科医師の檀之上和彦氏は、ベトナムで眼科診療の支援に携わる一方で、2017年にベトナム現地法人としてVJMBを設立し、日本の医療用医薬品等を輸入販売するための医薬品輸入ライセンスを同国の保健省から取得しています。日本の製薬企業の緑内障点眼薬のベトナムにおける販売準備を進めており、近日中に販売を開始する見込みです。
このたびのVJMBへの資本参加は、これまで構築したベトナムにおける販売ネットワークと医療機関や医師とのパートナーシップを活かし、現地の医療ニーズに合致した医療機器・医療材料や医療用医薬品などの幅広いヘルスケア関連製品を総合的に取り扱う事業体制を構築することにつながります。両社はベトナム市場における事業拡大を共に図っていくとともに、ヘルスケア関連製品の供給等を通じて現地医療の質向上に引き続き貢献してまいります。
※1 出資持分譲渡契約:法人の出資者が持つ財産的権利(持分)を他者に譲渡する際、譲渡条件・価格・支払い
方法などの詳細を定める契約
※2 ご参考:Alcopha Webサイト
※3 ご参考:2025年5月15日発表
「25–27 中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」策定のお知らせ https://ssl4.eir-parts.net/doc/2784/ir_material15/250636/00.pdf
2.相手先の概要(2025年9月10日現在)

※4 ベトナムドンは2025年9月10日の為替レート(VND=0.005584円)で計算しております。
3.今後の見通し
本件による今期(2026年3月期)業績へ与える影響は、現時点では軽微であると見込んでおりますが、中長期的には当社グループの企業価値向上に資するものと考えております。
今後、本件に関して開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
以 上
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