~暖房シーズン到来! 飲み会後のほろ酔い就寝・リビングでのうっかり放置・高齢者世帯もご用心~ 「冬の製品事故――火災・やけどにご注意」
寒さが増すにつれて、暖房器具などで火や熱を使う機会が増えてきました。そうした暖房器具など身近な製品にかかわる、火災・やけどなどの事故に注意したいものです。今回は、政府広報オンラインより「暖房器具などによる事故にご注意」についてお伝えします。
<関連リンク>
・「あなたは大丈夫?冬の製品事故」
URL: http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/index.html
冬は、電気やガス、石油を使った暖房器具の使用頻度が増える季節です。火を使うことが多くなると同時に、空気の乾燥が加わると火事が起こりやすくなります。正しい使用方法で、暖房器具の事故を防ぎましょう。また長期の使用による器具の劣化などから発火事故につながったケースがありますので、注意が必要です。
重大な事故のケースに、以下のようなものがあります。
≪こんな時、注意したい≫ ケース1
布団、毛布が電気ストーブに触れて火災が発生、死亡事故に。
毛布やカーテン、衣類などがストーブに触れて火がついたり、ストーブの近くに干していた洗濯物が接触し、火災が発生したケースが多く報告されています。このように、ストーブなどから発生する事故防止のため、就寝時や外出時は必ずスイッチを切る(消火する)こと、ストーブなどの周囲に燃えやすいものを放置しないことを心がけましょう。
≪こんな時、注意したい≫ ケース2
ファンヒーターの前に置いていたスプレー缶が過熱され、破裂。
噴き出た可燃性ガスにファンヒーターの火が引火し、火災発生。(写真提供:NITE)
石油ファンヒーターのそばに置いたスプレー缶が過熱されると、内圧が上昇し、ものすごい破裂音とともに爆発する危険があります。それだけでなく、噴き出たガスに引火し、ファンヒーターそのものから火災が発生します。スプレー缶を燃焼器具の近くで使用したり、温度が高くなる場所に置いたりしないようにしましょう。
≪こんな時、注意したい≫ ケース3
石油ふろがま、石油給湯器のOリング(※)が劣化し、火災発生。(写真提供:NITE)
石油給湯器のOリングとは、環状のパッキンで油漏れを防ぐ部品です。ゴム製のため、使用頻度に関わらず経年劣化し、器具内に漏れた灯油に引火する危険性があります。製品に着火不良や油漏れなどの異常がみられたら、使用を中止し、メーカーの点検を受けましょう。
<関連リンク>
・「独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)」
URL: http://www.nite.go.jp/
高齢者はこんな時も注意
高齢者に多い製品事故のトップ3は、1位「石油ストーブ」、2位「ガスこんろ」、3位「石油温風暖房器」と、暖房器具や燃焼器具となっています。やけどや火災など、死亡・重症を伴う重大事故につながる危険性もあります。これらの事故は高齢者以外でも発生していますが、一般的に、高齢者は住居内での生活時間が多いこと、加齢に伴って視覚・聴覚などの感覚機能や運動機能が低下していることなどから、若い年代よりもこうした事故が発生しやすくなっています。
調理などで火を使っている間はその場を離れないようにし、離れるときは必ず火を消しましょう。また、火を使って調理する際は、袖や裾が広がった衣服は避け、火の上に身体を乗り出さないようにしましょう。また、タオルやふきん等の可燃物などを周囲に置かないよう注意してください。
<さらに詳しい情報はこちらから>
URL: http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201409/3.html#anc01
家の中を見渡して!今すぐできるチェックリスト
身近な製品には、製品事故という危険が潜んでいます。使用方法を誤ると、思わぬ大事故につながります。家の中のそれぞれの場所でチェックしてみましょう。
キッチンで
・ カセットこんろに適合したカセットボンベを使用していますか?
・ カセットこんろをスト―ブなどの熱源の近くに置いていませんか?
・ 湯沸器やガスこんろを使用する際、換気扇を回すか、窓を開けて換気をしていますか?
リビングで
・ ガス・石油暖房器具を使用する際、1時間に1~2回の換気を行っていますか?
・ 温風が当たるところに燃えやすいものを放置していませんか?
・ 石油暖房器具のカートリッジタンクに給油するときは、消火してから行っていますか?
・ 風呂がま・石油給湯器のOリング(環状のパッキン)が劣化していませんか?
・ 電源プラグ周辺にホコリがたまらないよう、こまめに掃除していますか?
・ 洗剤や手洗いの水が電源プラグにかからないよう注意していますか?
寝室で
・ 就寝時・外出時は電気ストーブのスイッチなど切り忘れていませんか?
・ 電気ストーブ周辺に燃えやすいものを置かないよう注意していますか?
・ 湯たんぽや電気あんかは、就寝時に寝具から取り出し、電源を切っていますか?
※製品を長期間使用すると、部品などの劣化(経年劣化)により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあります。音や振動、においなどの異常に気がついたときは、速やかに使用を中止し、販売店またはメーカーに点検を依頼しましょう。
※家電製品本体だけでなく、モーター部分の異常な熱さや電源コードの破損にも注意して下さい。
<関連リンク>
・経済産業省「冬場の製品事故注意喚起リーフレット」
URL: http://www.meti.go.jp/product_safety/event/huyubanoseihinjiko.pdf
<製品の不具合・リコール情報はこちらでチェック>
・経済産業省「製品安全ガイド」
URL: http://www.meti.go.jp/product_safety/index.html
◎平成21年4月から設けられている「長期使用製品安全点検・表示制度」については、以下のページをご覧ください。
・長期使用製品安全点検制度
http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/contents/tenken.html
・長期使用製品安全表示制度
http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/contents/hyoji.html
---------------------------
政府広報オンラインでは、ソーシャルメディアを活用して、より幅広い情報発信に取り組んでいます。
さまざまな国の取組のなかから、“毎日の暮らしに役立つ情報”や“重要な施策の広報キャンペーン”などを日々ご紹介。ぜひ、こちらもご覧下さい。
▼『政府広報オンライン』ソーシャルメディア公式アカウント
Facebook : http://www.facebook.com/gov.online
Twitter : https://twitter.com/gov_online
---------------------------
国の行政情報に関するポータルサイト「政府広報オンライン」では、政府の「施策・制度」「取組」の中から、暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報を、イラストや動画を使って分かりやすい記事でご紹介しています。このたびお届けする「お役立ちNews Letter」では、毎号そのうちの一部をピックアップして、みなさまにお伝えしていきます。
▼『政府広報オンライン』トップページ
http://www.gov-online.go.jp/index.html
---------------------------
本件に関するお問合せ
内閣府政府広報室 03-3581-7026(直通)
<関連リンク>
・「あなたは大丈夫?冬の製品事故」
URL: http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/index.html
冬の製品事故にご注意
冬は、電気やガス、石油を使った暖房器具の使用頻度が増える季節です。火を使うことが多くなると同時に、空気の乾燥が加わると火事が起こりやすくなります。正しい使用方法で、暖房器具の事故を防ぎましょう。また長期の使用による器具の劣化などから発火事故につながったケースがありますので、注意が必要です。
重大な事故のケースに、以下のようなものがあります。
≪こんな時、注意したい≫ ケース1
寝室で・・・
布団、毛布が電気ストーブに触れて火災が発生、死亡事故に。
毛布やカーテン、衣類などがストーブに触れて火がついたり、ストーブの近くに干していた洗濯物が接触し、火災が発生したケースが多く報告されています。このように、ストーブなどから発生する事故防止のため、就寝時や外出時は必ずスイッチを切る(消火する)こと、ストーブなどの周囲に燃えやすいものを放置しないことを心がけましょう。
≪こんな時、注意したい≫ ケース2
リビングで・・・
ファンヒーターの前に置いていたスプレー缶が過熱され、破裂。
噴き出た可燃性ガスにファンヒーターの火が引火し、火災発生。(写真提供:NITE)
石油ファンヒーターのそばに置いたスプレー缶が過熱されると、内圧が上昇し、ものすごい破裂音とともに爆発する危険があります。それだけでなく、噴き出たガスに引火し、ファンヒーターそのものから火災が発生します。スプレー缶を燃焼器具の近くで使用したり、温度が高くなる場所に置いたりしないようにしましょう。
≪こんな時、注意したい≫ ケース3
暖房器具以外でも・・・
石油ふろがま、石油給湯器のOリング(※)が劣化し、火災発生。(写真提供:NITE)
石油給湯器のOリングとは、環状のパッキンで油漏れを防ぐ部品です。ゴム製のため、使用頻度に関わらず経年劣化し、器具内に漏れた灯油に引火する危険性があります。製品に着火不良や油漏れなどの異常がみられたら、使用を中止し、メーカーの点検を受けましょう。
<関連リンク>
・「独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)」
URL: http://www.nite.go.jp/
高齢者はこんな時も注意
高齢者に多い製品事故のトップ3は、1位「石油ストーブ」、2位「ガスこんろ」、3位「石油温風暖房器」と、暖房器具や燃焼器具となっています。やけどや火災など、死亡・重症を伴う重大事故につながる危険性もあります。これらの事故は高齢者以外でも発生していますが、一般的に、高齢者は住居内での生活時間が多いこと、加齢に伴って視覚・聴覚などの感覚機能や運動機能が低下していることなどから、若い年代よりもこうした事故が発生しやすくなっています。
調理などで火を使っている間はその場を離れないようにし、離れるときは必ず火を消しましょう。また、火を使って調理する際は、袖や裾が広がった衣服は避け、火の上に身体を乗り出さないようにしましょう。また、タオルやふきん等の可燃物などを周囲に置かないよう注意してください。
<さらに詳しい情報はこちらから>
・「ここにご注意!高齢者の製品事故」
URL: http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201409/3.html#anc01
家の中を見渡して!今すぐできるチェックリスト
身近な製品には、製品事故という危険が潜んでいます。使用方法を誤ると、思わぬ大事故につながります。家の中のそれぞれの場所でチェックしてみましょう。
キッチンで
・ カセットこんろに適合したカセットボンベを使用していますか?
・ カセットこんろをスト―ブなどの熱源の近くに置いていませんか?
・ 湯沸器やガスこんろを使用する際、換気扇を回すか、窓を開けて換気をしていますか?
リビングで
・ ガス・石油暖房器具を使用する際、1時間に1~2回の換気を行っていますか?
・ 温風が当たるところに燃えやすいものを放置していませんか?
・ 石油暖房器具のカートリッジタンクに給油するときは、消火してから行っていますか?
お風呂・トイレで
・ 風呂がま・石油給湯器のOリング(環状のパッキン)が劣化していませんか?
・ 電源プラグ周辺にホコリがたまらないよう、こまめに掃除していますか?
・ 洗剤や手洗いの水が電源プラグにかからないよう注意していますか?
寝室で
・ 就寝時・外出時は電気ストーブのスイッチなど切り忘れていませんか?
・ 電気ストーブ周辺に燃えやすいものを置かないよう注意していますか?
・ 湯たんぽや電気あんかは、就寝時に寝具から取り出し、電源を切っていますか?
※製品を長期間使用すると、部品などの劣化(経年劣化)により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあります。音や振動、においなどの異常に気がついたときは、速やかに使用を中止し、販売店またはメーカーに点検を依頼しましょう。
※家電製品本体だけでなく、モーター部分の異常な熱さや電源コードの破損にも注意して下さい。
<関連リンク>
・経済産業省「冬場の製品事故注意喚起リーフレット」
URL: http://www.meti.go.jp/product_safety/event/huyubanoseihinjiko.pdf
<製品の不具合・リコール情報はこちらでチェック>
・経済産業省「製品安全ガイド」
URL: http://www.meti.go.jp/product_safety/index.html
◎平成21年4月から設けられている「長期使用製品安全点検・表示制度」については、以下のページをご覧ください。
・長期使用製品安全点検制度
http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/contents/tenken.html
・長期使用製品安全表示制度
http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/contents/hyoji.html
---------------------------
政府広報オンラインでは、ソーシャルメディアを活用して、より幅広い情報発信に取り組んでいます。
さまざまな国の取組のなかから、“毎日の暮らしに役立つ情報”や“重要な施策の広報キャンペーン”などを日々ご紹介。ぜひ、こちらもご覧下さい。
▼『政府広報オンライン』ソーシャルメディア公式アカウント
Facebook : http://www.facebook.com/gov.online
Twitter : https://twitter.com/gov_online
---------------------------
国の行政情報に関するポータルサイト「政府広報オンライン」では、政府の「施策・制度」「取組」の中から、暮らしにかかわりの深いテーマ、暮らしに役立つ情報を、イラストや動画を使って分かりやすい記事でご紹介しています。このたびお届けする「お役立ちNews Letter」では、毎号そのうちの一部をピックアップして、みなさまにお伝えしていきます。
▼『政府広報オンライン』トップページ
http://www.gov-online.go.jp/index.html
---------------------------
本件に関するお問合せ
内閣府政府広報室 03-3581-7026(直通)
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード