アルパカ社、SBI証券への米国株式取次サービス提供を開始
日本最大級のネット証券との提携で、グローバル証券へのアクセス改善を加速

世界40カ国・280社以上の金融機関に、株式、ETF、オプション、債券、暗号資産などの取引インフラを開発・提供するフィンテック企業の米AlpacaDB Inc.およびそのグループ企業(以下「アルパカ社」)はこの度、株式会社SBI証券への米国株式取引に関する取次サービスの提供開始を発表します(*1)。
アルパカ社は、日本人共同創業者の横川毅と原田均が「地球上のすべての人に金融サービスを開放する」をミッションに米国で立ち上げた企業で、これまでに世界40カ国・600万人以上の個人投資家に、グローバル証券へのアクセスを提供してきました。米国と日本を含む複数国で証券ライセンスを保有しており、直近では、英国およびEU域内で証券ライセンスを保有するWealthKernelの買収に合意(*2)するなど、グローバルなサービス体制をさらに拡大しています。
SBI証券は「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を掲げ、日本の個人投資家の投資機会拡大に大きく寄与してきました。50兆円を突破した預り資産残高、口座数、個人株式委託売買代金において、日本のネット証券業界一位(*3)の地位を築いています。新NISAにおける米国株式・ETFの売買手数料、米ドル・円のリアルタイム為替手数料を無料化するなど、米国株式取引へのハードルを下げる施策も積極的に実施してきました。
アルパカ社はこれまでも、SBI証券に対して米国株式投資家向けサービスの提供(*4)や、SBIグループからの出資を通じて関係を築いてきました。今回の提携は、アルパカ社が推進する「グローバル資産へのアクセスの改善」と、SBI証券が進めてきた「投資の裾野拡大」の取り組みの双方に資する、戦略的なパートナーシップとなります。
アルパカ社共同創業者兼CEOの横川毅は次のように述べています。「アルパカは、日本人創業者の二人が米国で立ち上げた企業であり、世界中の投資家にグローバル証券へのアクセスを開放することを目指してきました。今回、日本で最大級のネット証券会社であるSBI証券に、弊社の執行サービスを採用いただけたのは大変意義深く、日本における米国証券取次の選択肢拡大につながります。今後も、日本を含む各国の金融機関と連携し、安定的で拡張性のある取引基盤を提供してまいります。」
アルパカ社について
アルパカ社は、米国や日本など複数国で証券会社登録を有し、株式、ETF、債券、オプション、暗号資産の取引のための証券業務基盤を開発提供するフィンテック企業です。世界40カ国・280社以上の金融機関にサービスを提供し、600万以上の証券口座を支えています。アルパカ社はこれまでに、Portage Ventures、Spark Capital、Tribe Capital、Social Leverage、Horizons Ventures、Unbound、SBIグループ、Derayah Financial、Y Combinatorといった世界の業界トップクラスの投資家から、1.7億ドル(243億円超)の資金を調達しています。
なお、テクノロジーと関連するサービスは AlpacaDB, Inc.( https://alpaca.markets/ )、米国の証券取引サービスはFINRA/SIPC会員のAlpaca Securities LLC、日本国内の証券取引サービスは、第一種金融商品取引業と投資助言・代理業の登録を受けているAlpacaJapan株式会社( 関東財務局長(金商)第3024号、加入協会: 日本証券業協会/一般社団法人日本投資顧問業協会、https://alpaca.markets/jp/ )が提供しています。
(*1)SBI証券「米国株式取次先の追加に伴う約款等の改定について」https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=info&dir=info&file=home_info250212_yakkan.html
(*2)2025年7月10日、英国およびEU域内で証券ライセンスを保有するフィンテック企業のWealthKernelの買収に合意したことを発表。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000015818.html
(*3)比較対象範囲は主要ネット証券5社。「主要ネット証券」とは、口座開設数上位5社のSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券(順不同)を指す(2025年7月14日時点、SBI証券調べ)
(*4)AlpacaJapan株式会社は、AIを中心としたB2Bデータサイエンス事業・ソフトウェア開発事業を、2022年7月8日付けでAlpacaTech株式会社に新設分割・事業承継。現在は、SBI証券へのサービス提供はAlpacaTechより実施。
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