環境対応型の人工皮革〈クラリーノ®〉が、LenovoのThinkPadシリーズ「ThinkPad X1 Fold」に採用

～ペットボトルからのリサイクル原料使用 第2弾～

　株式会社クラレ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：川原仁、以下クラレ）の人工皮革〈クラリーノ〉が、レノボ・ジャパン合同会社（本社東京都千代田区、代表取締役社長 檜山太郎、以下レノボ）の、ノートブックPC「ThinkPad X1 Fold」のキックスタンドおよびキーボード背面に採用されました。〈クラリーノ〉が、レノボのノートブックPCに採用されるのは本年6月のThinkPad Z13 Gen 1に次いで2シリーズ目となります。

レノボのThinkPad X1 Fold

 

採用された〈クラリーノ〉

１．採用の背景
　レノボでは、ノートブックPCの性能やデザイン性に加え、環境への意識も高いユーザーに向けた新しいThinkPadの製品開発を進めてきました。今回、クラレが開発した再生プラスチックを原料とする環境対応型の人工皮革〈クラリーノ〉のスエードタイプが、レノボの商品企画コンセプトとマッチして、画面折りたたみ式ノートブックPC、ThinkPad X1 Foldへの採用に至りました。

２．採用された〈クラリーノ〉の特長
・ 〈クラリーノ〉のベースとなるマイクロファイバー不織布には、回収したペットボトルを原料とする再生PET樹脂を使用しています。（マイクロファイバーのリサイクル原料比率95％以上）
・ 高い堅牢性を特徴とするThinkPadブランドのノートブックPCのキックスタンドおよびキーボード背面に求められる、耐摩耗性、耐薬品性などの機能性を有しながら、ソフトな肌触りと優美な外観を併せ持つ、ラグジュアリーモデルにも使用されるハイエンド向け人工皮革です。

　当社は、創立100周年を迎える2026年までの5カ年計画として、中期経営計画「PASSION 2026」をスタートさせました。長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』（独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業）の実現に向けて、社内外の有機的な連携を強化し、イノベーションを創出していきます。