長野県岡谷市、基板製造のエーピーエヌが働き方改革に成功。勤怠管理のDX化で残業50%以上削減、有給休暇消化率100%を達成。フレックス制度の運用も同時実現し、仕事と家庭を両立する労働環境を整備

〜長野県で導入拡大。さらなる全国展開を目指す〜

株式会社ソウルウェア

”働きやすい”を実現する勤怠管理クラウド『kincone(キンコン)』を提供する株式会社ソウルウェア(本社:東京都豊島区、代表取締役:吉田 超夫)は、プリント基板の製造などを行うエーピーエヌ株式会社(長野県岡谷市、代表取締役:小松 英智)へ『kincone』を導入した結果、勤怠管理のクラウド化や勤務実態の正しい記録を実現することで、フレックスタイム制の導入や月間の残業時間50%以上削減、有給休暇の消化率は100%を達成したことをお知らせします。


■『kincone(キンコン)』導入の背景
エーピーエヌ株式会社では従業員10名が固定労働時間制で勤務していました。社員の3割は子育て世帯であり、子どもの体調不良や家庭の事情に対応するため、休暇や早退をする場面が多く見られました。一方、仕事を優先し学校行事への参加を見送る社員も見られ、社員が安心して仕事と家庭を両立できる労働環境を整備する必要があると考えていました。

また30代前半の社員が多く平均年齢が若いことから今後は7割近くの社員が子育て世帯となることが予想されるため、働き方改革の重要性は増していました。
そのため、小松氏が代表取締役に就任後、コアタイムありのフレックス勤務制を導入し、家庭の事情などにも柔軟に対応できる労働環境の整備や体制づくりに着手しました。

エーピーエヌではこれまでサイボウズ株式会社提供の『kintone(キントーン)』内のタイムカードアプリを利用していましたが、フレックス勤務への対応や柔軟な働き方の実現を目指すにあたって、より細かく出退勤を記録し勤怠実態を見える化する必要がありました。また、主事業のプリント基板や機械設計では細密作業が多く細切れに休憩を取ることが多いことから、同日に複数回の休憩打刻が簡単にできるなど、柔軟に利用できる勤怠管理ツールが求められていました。

『kincone』はこれらのニーズに応え、同日に複数回の出退勤や休憩の打刻ができることや、ICカードでタッチするだけで打刻ができること、1社員あたり月額200円の低コストで利用できることが評価され、導入に至りました。

■活用方法と効果

ー勤怠管理の効率化や勤怠実態の「見える化」で、残業50%以上削減

これまで社員は出退勤時に『kintone』をパソコンで立ち上げて打刻する必要があり、手間と時間がかかっていました。また、打刻忘れが発生することがあり、管理者が随時チェックしたり、月末の集計時にヒアリングする必要があったりと多くの業務時間が必要でした。

導入後はFelica対応のICカードを社員に配布。社員は会社の入り口に設置した、『kincone』アプリをインストールしたスマートフォンにICカードをタッチするだけで打刻ができるようになりました。このように簡単に勤怠打刻ができる環境を整備することで、打刻忘れを防ぎながら社員も管理者にとっても効率的な勤怠管理を実現しました。
また『kincone』では、社員ごとのユーザー画面でも、月間の労働時間の概算や有給休暇の取得状況などをリアルタイムに表示し、勤務状況を可視化します。これにより一人ひとりの意識が高まり無駄な残業をしなくなったことや、フレックスタイム制で生産性が向上したことにより、月間の残業時間50%以上削減を実現したと考えられます。

kinconeのユーザー画面kinconeのユーザー画面


ー有給休暇取得率100%(2020年度実績)
フレックスタイム制度ではコアタイム以外に私用を済ませることができるため、有給休暇の消化率が低くなる傾向が見られます。一方、企業は2019年4月からの労働基準法改正によって有給休暇の対象者に対し毎年5日以上の有給休暇を取得させることが義務付けられています。

エーピーエヌでは『kincone』のアラート機能を利用し、有給休暇の取得日数が足りない社員に対してアラートメールを送信することで、取得を推進しています。併せて、半日有休をコアタイムに充て1日休みとすることを認めたり、代表の小松氏から「有休を取得して家族や自分の時間を積極的に取るように」と社内に発信するなど、トップ先導による有給休暇を取得しやすい雰囲気づくりも行うことで、有給休暇取得率100%を達成しました。

アラート設定画面アラート設定画面

 

従業員向けアラートメール従業員向けアラートメール


■今後の展開
エーピーエヌではより生産性を高め、残業時間の削減に取り組みながら有給休暇取得100%が維持できるような働き方改革を推進していきます。また、社員が安心して働き続けられる環境を整備することで、さらなる事業成長や地域の発展への貢献を目指します。

本リリースでの株式会社エーピーエヌの導入効果は、『kincone』導入企業の中でも高い成果であり、とくに有給消化率100%に関しては初の実績となります。
今後もソウルウェアでは『kincone』を社員数や業界、導入規模を問わず提供し、日本全国の勤怠管理のDX化を推進することで、企業の働き方改革を支援します。


■勤怠管理・交通費精算クラウド「kincone(キンコン)」概要
スマホ1台ですぐに始められるシンプルな勤怠管理・交通費精算クラウドです。交通系ICカードを、kinconeアプリをインストールしたスマホにタッチするだけで勤怠と同時に交通費の登録が可能です。

さらにカレンダーから訪問先を自動で読み取る連携機能(特許取得)もあり、毎月時間をかけて行っていた申請作業が大幅に削減できます。


サービス名:kincone(キンコン)
提供開始:2014年10月
URL:https://www.kincone.com/
利用料金(税抜):月額200円/1ユーザー(最低契約数:5ユーザー)
主な機能:
・勤怠管理(ICカード/チャット/アプリ/WEBの打刻、位置情報取得、ダッシュボード機能、働き方改革対応通知アラートなど)
・交通費精算(カレンダー連携、ICカード又はモバイルSuicaやPASMOからデータ連携、CSV出力)
・他社サービス連携(kintone、コラボフロー、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Googleカレンダー、Microsoft365カレンダー、freee会計など)

■株式会社ソウルウェア会社概要

会社名:株式会社ソウルウェア
代表者:吉田 超夫(よしだ のりお)
設立:2012年12月
本社:東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル14階
資本金:300万円
事業内容:IT/クラウド事業
URL:https://soulware.jp/
 

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会社概要

株式会社ソウルウェア

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URL
https://soulware.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14F
電話番号
03-6670-2513
代表者名
吉田超夫
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2012年12月