系統用蓄電池設置にかかるグリーンローン契約締結に関するお知らせ
地域のカーボンニュートラル社会実現に向けて

株式会社サーラコーポレーション(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:神野吾郎、以下「当社」)は、グリーンファイナンス・フレームワークに基づき、当社初となるグリーンローン※1 による資金調達を実施しましたのでお知らせいたします。
なお、本取り組みは株式会社日本格付研究所(JCR)からグリーンローン評価において最上位となる「Green1」の評価を取得しております。※2
当社子会社でエネルギー事業を行うサーラエナジー株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:鈴木敬太郎、以下「サーラエナジー」)は、2026 年春の運転開始を目指し、静岡県内初※3 となる系統用蓄電池※4を静岡県浜松市内に導入いたします。近年、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利活用が拡大する中、気象条件等により大きく変動する発電量の調整力として蓄電システムの重要性が高まっており、系統用蓄電池の導入により再生可能エネルギーの弱点を補い、地域全体としての電力系統の効率化・安定化に貢献いたします。
サーラエナジーは、当社を通じて本ローンにより調達した資金を系統用蓄電池設置にかかる資金等に充当いたします。当社グループは、今後も地域のお客さまの低炭素化、脱炭素化の取り組みを積極的にサポートするとともに、地域のカーボンニュートラル社会の実現に貢献いたします。
本契約の概要

契約締結日 |
2023 年12 月25 日 |
---|---|
貸付人 |
株式会社三井住友銀行 |
借入金額 |
22 億円 |
借入期間 |
5年間 |
資金使途 |
系統用蓄電池設置 |
※1 グリーンローン
グリーンローンは資金使途が環境に配慮したプロジェクトに限定される融資で、融資後の資金使途の管理や環境改善効果の実績報告を通じて透明性が確保される等の特徴を有しています。
※2 詳細は株式会社日本格付研究所(JCR)による評価レポートをご参照ください
(https://www.jcr.co.jp/greenfinance/green/)
※3 静岡県内初
静岡県内に設置する系統用蓄電池として:サーラエナジー調べ(令和3年度および4年度補助金採択実績より:2023 年7月調査時点)
※4 系統用蓄電池
蓄電池を電力系統に直接接続して充放電を行うものです。太陽光発電等の再生可能エネルギーが余った時には充電し、夜間など電力不足時に放電することで再生可能エネルギーの出力変動に対する需給を調整し、電力の安定供給に貢献することができます。
系統用蓄電池の概要

名称 |
サーラ浜松蓄電所(SALA Hamamatsu Storage Station) |
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設置場所 |
静岡県浜松市東区西塚町200 番地(サーラエナジー浜松供給センター内) |
蓄電池種別 |
日本ガイシ株式会社NAS🄬電池 |
出力 |
11,400kW |
容量 |
69,600kWh(直流換算) |
運転開始 |
2026 年春頃(予定)(2023 年7月6日着工) |
「サーラ浜松蓄電所」系統用蓄電池(コンテナ型NAS🄬電池)設置イメージ

サーラエナジーの取り組みイメージ

【別添資料】グリーンファイナンス・フレームワーク
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