「IDTech」を展開する株式会社Kort Valuta、総額約5億円によるシリーズA資金調達を実施
FinTech×HealthTechを掛け合わせ、お客様一人ひとりに寄り添うサービスを提供
当社はこれまでに16億4,500万円の資金調達を実施しており、この度の調達により累計調達額は21億4,660万円となりました。
■資金調達の背景と目的
2023年9月にVisaのタッチ決済に対応した健康管理機能付きリング型ウェアラブルデバイス「TwooCa Ring」を発表いたしました。様々な業種業態の企業様に導入いただき、多くの反響をいただいております。
2023年11月には、兼ねてより申請手続きを行っておりました、資金移動業者への登録を果たしました。
これにより、当社が推し進める「IDTech」というこれまでに存在しなかった事業領域の完成形に向けて、全ての準備が整いました。来期に向けて更なるサービスの拡充を目指し、第三者割当増資を実施いたしました。
■当社サービスのご紹介
1.TwooCa
https://www.site.twooca.com/wallet
Visaプリペイドカードでお買い物がもっと便利に!
Visaのタッチ決済機能を搭載しています。署名、暗証番号が不要で、かざすだけでスマートに支払が可能です。
アプリ上でVisaバーチャルプリペイドカードを即時に発行できますが、アプリ内申請で物理プリペイドカードも所有できます。
セブン銀行ATM、クレジットカードや銀行振込でチャージができる
セブン銀行ATM、クレジットカード、銀行振込、クレジットカードを利用したオートチャージなど、
様々な入金方法を提供しております。入金後のプリペイドカードはVisa加盟店などで利用可能です。
ライフスタイルに合わせたポイント付与で幸福度アップ
例えば、社員証を導入した企業様の場合、従業員に毎月福利厚生ポイントを一括付与することができます。
これらのポイントは、様々なギフトカードやポイントなどに交換可能です。従業員一人ひとりがポイントの使い道を選べることで、モチベーションの向上に繋がります。
2.TwooCa Ring
https://www.site.twooca.com/ring
健康状態や心のバランスを、ずっと見守り健康な日常を、かんたんに
キャッシュレス決済が進む中、スマートフォンによる決済は利便性の高いものとなっています。 一方、日々の行動において、決済の度にスマホをポケットや鞄から出して、顔認証や指紋認証を行うことすら煩わしいと感じることがあります。これらの煩わしさを解消し、よりシームレスな体験の提供と利便性を求めた結果、リングという形に至りました。
また、世界*で初めての試みとして、決済だけでなく、同時に健康を管理出来るリング型ウェアラブルデバイスとして進化させました。 スマートフォンもスマートウォッチも必要なく、このリングを身に着けるだけで全てが完結する、そしてファッションアイテムとして自然に溶け込み、 利用者のそばにいつでもいる。そんな形を目指しています。
※2023年8月末時点 当社調べ
3.TwooCaコンシェルジュ
誰よりも自分を知っている、もう一人の自分による本当のセルフケア実現
ユーザーとデバイスから蓄積された各種データを解析することにより、それぞれのユーザーに基づいた新しい与信の在り方を定義しながら、一人でも多くの方が既存の与信概念に囚われない、自由な金融的選択肢を持つことが可能になる世の中を実現していきたいと考えています。その世界を実現するため、AIを利用したコンシェルジュ機能を開発しており、ユーザー属性、与信スコア、健康情報に基づいて最適な選択肢を提案できるように、各々のユーザーに最適なデジタルツイン*を実装予定です。
フィンテックやヘルステックに囚われることなく、メタバース、AI、データ解析などの分野と連携も進めております。それらを実現するために、更なるシステム開発強化、システム連携、サービス拡充を進めています。
■Well-Beingへの取り組み:Kort Valuta Well Beingエコシステム
当社提携企業と共に価値あるウェルビーイングの創出を目指しております。
現在までに4回のイベントを実施しており、今後もWell Beingエコシステムにご賛同いただいた企業様とのイベントを開催予定です。
■今後の展開
<賃金のデジタル払い第一号事業者を目指して>
資金移動業者登録に伴い、賃金のデジタル払い事業者への指定申請が可能となりました。現在申請に向けて取り組んでいる、デジタルペイロール(給与デジタル払い)の事業者登録が完了することで、より利便性の高いサービスを展開することが可能になります。当社サービスをご利用いただく企業の「従業員」に対して、新しい給与の受け取り方を体感していただくために、申請を進めていきたいと考えております。
キャッシュレス決済が浸透してきた今、賃金をデジタルで受け取ることにより、給与受け取りから決済までの流れがよりスムーズになり、従業員の利便性が向上することを目指しています。
当社しては、そこから得られる決済データを分析・活用し、従業員に対してより良いサービスを展開できるように努めてまいります。
<ステーブルコインの発行>
自社ステーブルコインの発行を計画しています。法定通貨との連携、そして当社が考える分散型社会を進めるにあたり、特定のコミュニティが発行するコイン=価値(地域通貨)のようなものも考えております。各コミュニティをつなぐステーブルコインを発行することで、当社が考える分散型社会に適合する価値と価値の交換が実現できると考えています。日本のみならず、世界中の人々とつながることができ、そしてビジネスがよりボーダレスになる世界を見据えております。また、現実世界だけでなく、バーチャル世界においても、利便性の高いサービスになると考えております。
■投資家からのコメント(株式会社Agrisus代表取締役 江川氏)
Kort Valuta社との出会いを通じて、初めて「分散型社会の実装」を現実的に思い描けるようになりました。一次産業こそが分散型社会の実装に真っ先に取り組むべきではないかと考えています。日本の農業技術は素晴らしいものの、その価値が十分に評価されていないと感じています。農業に携わる者として、またKort Valuta社と事業で関わる企業として、農業のイメージを刷新するゲームチェンジャーとなることを目指しています。弊社の創業者である尾上文啓と私が出会ったことが一つのきっかけとなり、それ以来、共に手を取り合って分散型農業の実現に向けて取り組んでいます。私たちがこの夢に向かって挑戦できているのは、Kort Valuta社の持つ世界的に見ても唯一無二の卓越したIT技術と、それを正しく扱う姿勢を日々学んでいるからです。常に世の中の数歩先を見据えて行動し、実践し続けるKort Valuta社に対して、期待と確信しかありません。
■代表取締役 柴田からのコメント
昨年の資金調達実施のご報告から、当社は「IDTech」というこれまでに存在しなかった新たな事業領域の完成形に向けて、着実に準備を進めております。このIDTechは、既存の技術やサービスを超越し、私たちがパーパスとして掲げる「分散型社会」の実現に不可欠な要素となります。過去1年間で、資金移動業のライセンスを取得し、デジタルペイロール事業の開始に向けた給与デジタル払い取扱業者として、申請に向けて取り組みを進めています。これにより、従業員に新しい給与受け取りの形を提供し、キャッシュレス化が進む世界で新しいサービスを展開し、利便性を大幅に向上させることができます。当社が構想しているサービスや技術を提供するため、今後も邁進してまいります。
■株式会社Kort Valuta概要
会社名 :株式会社 Kort Valuta https://kortvaluta.com
所在地:東京都渋谷区渋谷3-11-2 渋谷パインビル4階
代表者:柴田秀樹
事業概要:各種カードの発行、企画、管理、運営、スマートリング開発および販売
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像