フィジカルAIを現場へ実装する企業群について分析した「フィジカルAI実装エコシステム分析レポート2026」を公開 - 株式会社Lister

フィジカルAIを現場に実装する企業群について、技術提供・サービス提供・現場運用の役割分担を独自の企業データベースから分析

株式会社Lister

製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤を開発する株式会社Lister(本社:東京都港区、代表取締役:永良慶太)は2026年9月24日、独自に収集・整備したフィジカルAI関連企業データベースをもとに、フィジカルAIを現場に実装する企業群について技術提供・サービス提供・現場運用の役割分担を整理した「フィジカルAI実装エコシステム分析レポート2026」を公開しました。

本レポートでは、ロボットやAIの製造元・開発元に加え、誰が現場に合わせて調整し、誰がサービスを提供し、誰が運用するかに着目しました。

分析結果と主要グラフは特設サイト上で公開しています。全26ページのPDF版レポートも無料で提供しており、特設サイトからお申し込みいただけます。

フィジカルAI実装エコシステム分析レポート2026 特設サイト:

https://lister.jp/physical-ai/chaos-map/implementation-ecosystem/report/

本レポートの主題

フィジカルAIを現場へ実装する企業群について分析

ロボットやAIの製造元・開発元を知ることは、産業を理解する出発点です。そこに、誰が現場に合わせて調整し、誰がサービスを提供し、誰が運用するかという問いを加えると、技術と利用現場をつなぐ企業の役割が見えてきます。

本レポートでは、この企業群と役割の関係を「実装エコシステム」として分析しています。

具体事例とデータ分析で把握する

出発点となる問いは2つあります。技術と現場をつなぐ企業群には役割によってどのような違いがあるのか。そして、企業の一般的な分類だけで個々の案件の担当まで説明できるのか。

レポート冒頭で、一般公開されているロボット導入事例資料に記載された役割を具体的に確認し、その後、独自の企業データベースを用いて業界展開、役割の重なり、関連する産業・技術を比較しました。

実装関連企業の業界展開と役割の重なり

※本分析における「SI企業」は、フィジカルAI関連企業DBにおいて、主分類・副分類でシステム統合に関わる企業として分類された企業を指します。一般的なIT業界のSIer全体を集計したものではなく、ロボットSIerだけに限定した集計でもありません。

特定業界を中心に展開する企業の割合を比べる

特定業界への展開が中心の企業は、SIでは158/234社、67.5%、専門サービスでは27/38社、71.1%、販売・流通では36/100社、36.0%でした。

役割によって業界展開の構成に違いがあり、同じ実装関連企業として一括りにすると、この違いが見えにくくなります。ここで測っているのは業界展開の形であり、業界知識の深さや企業能力ではありません。

特定業界への展開が中心の企業

企業の役割と関連する産業

製造業とSI企業の関係は深い

一般製造業との関係は、SI企業の175/234社、74.8%に確認されます。販売・流通では52/100社、52.0%です。

システム統合や販売という役割に、どの産業との関係が確認されているかを加えることで、企業群の特徴をより具体的に示せます。74.8%はSI企業234社を分母とする値であり、一般製造業に関わる全企業のうちSIが占める割合ではありません。

一般製造業との関係がある企業

物流・倉庫では自動化企業との関係が深い

物流・倉庫との関係は、自動化(マテハン)企業の52/89社、58.4%に確認されます。SI企業では28/234社、12.0%です。

SIだけに着目すると、自動化(マテハン)に分類された企業群に記録されている物流・倉庫との関係が見えにくくなります。産業ごとに、どの事業上の役割を見るかによって、把握できる企業群の構成が異なります。

物流・倉庫との関係がある企業

建設・インフラとの関係は専門サービスで目立つ

建設・インフラとの関係が確認された企業は、専門サービスでは16/38社、42.1%、SIでは6/234社、2.6%でした。

実装関連企業をSIだけで捉えず、コンサルティング等も含めて見る意味が、この構成差に表れています。

建設・インフラとの関係がある企業

※産業との関係には、導入、業界向けの製品・サービス化、対象業界としての位置づけを含みます。稼働済みの導入実績だけを集計したものではありません。

企業の役割と関連する技術

ロボティクスとの関連はSI企業で広く記録されている

ロボティクス・身体性は、SI企業の191/234社、81.6%に関連付けられています。販売・流通では51/100社、51.0%でした。

モビリティ・自動化は運用・保守企業にも関連する

モビリティ・自動化は、自動化(マテハン)企業の61/89社、68.5%、運用・保守企業の20/39社、51.3%に関連付けられています。

専門サービスでは認識・センシングとの関連が見える

専門サービス企業では25/38社、65.8%に認識・センシングが関連付けられています。

企業の役割と技術群を併記することで、事業分類だけでは表れない技術側の接続先を把握できます。ただし、技術タグは自社保有技術、開発能力、特許、製品性能、競争力、個別案件に必要な技術の評価ではありません。

分析方法・注釈

データソース:

株式会社Listerが独自に収集・整備したフィジカルAI関連企業データベース、既存の公開案件資料

分析の基礎となる企業数:

ロボット関連技術供給側企業896社

役割別比較の分母:

SI 234社、販売・流通100社、運用・保守39社、専門サービス38社、自動化(マテハン)89社

役割の重なりの分析対象:

SI・販売・運用保守・専門サービスのいずれかに該当する359社

※企業の役割は主分類・副分類を含み、一社が複数の役割・業界・技術群に該当します。したがって、企業数の単純合計や割合の合計が、重複を除いた企業数や100%と一致するとは限りません。

※掲載数値は本DB収録企業の範囲での観測値です。日本市場全体の構成、市場規模、売上高、市場シェア、企業能力を示すものではありません。

PDF版レポートについて

「フィジカルAI実装エコシステム分析レポート2026」は、全26ページで以下の内容を収録しています。

  • フィジカルAIの技術と現場をつなぐ企業群

  • 具体事例の確認

  • 実装関連企業の業界展開と役割の重なり

  • 企業の役割と関連する産業

  • 企業の役割と関連する技術

  • 技術と現場をつなぐ企業をどう理解するか

→PDF版レポートのお申し込みはこちらから

想定される活用シーン

  • フィジカルAIの産業構造や実装関連企業の把握

  • 新規事業・市場参入を検討する際の基礎資料

  • 協業先候補の役割や関連産業・技術の整理

  • ロボット・AI導入に関わる企業・組織の担当機能の理解

  • 商社・金融機関・コンサルティング会社等における産業調査

  • 社内勉強会や事業開発チームでの情報共有

関連サイト

フィジカルAI企業データベース・産業構造分析レポートシリーズ

https://lister.jp/physical-ai/chaos-map/series/

株式会社Listerについて

株式会社Listerは、製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤を開発している会社です。

製造業・ロボティクスを中心とした企業情報を収集・構造化し、企業データベース、カオスマップ、産業分析レポートとして提供しています。

【会社概要】

会社名:株式会社Lister

代表者:代表取締役 永良 慶太

所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー8F

事業内容:製造業領域に特化した市場情報調査・データ提供基盤の開発

公式URL:https://lister.jp/

代表プロフィール

代表取締役 永良 慶太

東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。

株式会社キーエンスに新卒入社。三次元測定機やレーザー顕微鏡などの開発に携わる。画像処理アルゴリズム開発や、工場における検査自動化プロジェクトに従事。その後、ロボット開発スタートアップにて経営企画に従事し、独立。

本件に関するお問い合わせ

株式会社Lister 広報担当

メール:maker@lister.jp

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー8F
電話番号
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代表者名
永良慶太
上場
未上場
資本金
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設立
2021年07月