[独自レポートVol.6]【太陽光設置済と未設置での比較調査】 太陽光設置済の55.8%が「シミュレーションで経済効果を想像できた」と回答、太陽光未設置より8.7ポイント高い結果
〜3割以上から「信憑性のあるシミュレーションがあれば、負担額次第では購入したかった」などの声も〜
※調査結果については、後述する利用条件を順守することでご利用いただくことができます。
調査サマリー
調査概要
調査概要:太陽光・蓄電池購入検討に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年6月9日〜同年6月11日
有効回答:太陽光・蓄電池導入の営業を受けたことがあり、太陽光は導入しているが蓄電池は導入していない方111名、太陽光・蓄電池導入の営業を受けたことがあり、太陽光も蓄電池も導入していない方111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪調査結果の利用条件≫
1 情報の出典元として「エネがえる運営事務局調べ」を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
太陽光・蓄電池に興味を持った理由、どちらもトップは「電気代を削減したいから」
「Q1.あなたが、太陽光・蓄電池に興味を持った理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=111)は「電気代を削減したいから」が75.7%、「災害時や停電時の対策をしたいから」が37.8%、太陽光を未設置(n=111)は「電気代を削減したいから」が59.5%、「災害時や停電時の対策をしたいから」が45.0%、という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=111)>
・電気代を削減したいから:75.7%
・災害時や停電時の対策をしたいから:37.8%
・売電しようと思ったから:35.1%
・補助金が出るから:33.3%
・環境に配慮しようと思ったから:27.0%
・太陽光発電の自家消費率を上げたいから:24.3%
・SDGsに対する意識が高まっているから:3.6%
・電気自動車でより経済効果を出したいから:2.7%
・その他:0.9%
・興味は無い:3.6%
・わからない/答えられない:0.9%
<太陽光を未設置(n=111)>
・電気代を削減したいから:59.5%
・災害時や停電時の対策をしたいから:45.0%
・環境に配慮しようと思ったから:26.1%
・補助金が出るから:18.9%
・SDGsに対する意識が高まっているから:13.5%
・太陽光発電の自家消費率を上げたいから:11.7%
・売電しようと思ったから:9.9%
・電気自動車でより経済効果を出したいから:4.5%
・その他:0.0%
・興味は無い:17.1%
・わからない/答えられない:4.5%
「最新技術に興味があるから」、「原子力発電をなくしたい」などの理由も
Q1で「わからない/答えられない」「興味は無い」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した以外に、太陽光・蓄電池に興味を持った理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=106)は「周囲の住宅で太陽光をつけている家があったから」や「最新技術に興味があるから」、太陽光を未設置(n=87)は「原子力発電をなくしたい」や「経済効果が得られると思ったから」などの回答を得ることができました。
<太陽光を設置済:自由回答・一部抜粋>
・61歳:周囲の住宅で太陽光をつけている家があったから。
・64歳:最新技術に興味があるから。
・64歳:このご時世、最早、標準装備と考えても良いと思っているから。
・56歳:原発で大事故がおきて考えました。
・41歳:自社で設置を行っているためローコストで設置でき売電収入が見込めるから。
・63歳:雪の季節には屋根の雪が溶けやすいから。
<太陽光を未設置:自由回答・一部抜粋>
・56歳:新聞などでも取り上げられていて、興味をもったから。
・63歳:原子力発電をなくしたい。
・59歳:電気自動車の購入を検討している。
・46歳:メリットが大きいと思ったから。
・65歳:経済効果が得られると思ったから。
・53歳:自宅の屋根の日当たりが良いため、適しているのではないかと考えたため。
・61歳:新しい技術に関心がある。
太陽光・蓄電池の営業を受けたものの、導入しなかった理由、どちらもトップは「設置費用が予想より高かったから」
「Q3.太陽光・蓄電池の営業を受けたものの、導入しなかった理由を教えてください(複数回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=111)は「設置費用が予想より高かったから」が57.7%、「電気代の元をとるのに時間がかかると思ったから」が24.3%、太陽光を未設置(n=111)は「設置費用が予想より高かったから」が49.5%、「経済効果が明確に想像できなかったから」が36.9%という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=111)>
・設置費用が予想より高かったから:57.7%
・電気代の元をとるのに時間がかかると思ったから:24.3%
・経済効果が明確に想像できなかったから:21.6%
・耐久性が心配だったから:16.2%
・不安が解消しきれなかったから:8.1%
・シミュレーションの信憑性が薄かったから:5.4%
・設置スペースが確保できなかったから:2.7%
・その他:4.5%
・わからない/答えられない:20.7%
・以前は導入していたが、現在は導入していない:0.0%
<太陽光を未設置(n=111)>
・設置費用が予想より高かったから:49.5%
・経済効果が明確に想像できなかったから:36.9%
・耐久性が心配だったから:35.1%
・電気代の元をとるのに時間がかかると思ったから:32.4%
・シミュレーションの信憑性が薄かったから:18.9%
・不安が解消しきれなかったから:18.0%
・設置スペースが確保できなかったから:9.9%
・その他:7.2%
・わからない/答えられない:3.6%
・以前は導入していたが、現在は導入していない:0.0%
「設置するスペースの不足」、「売電代が安くなった」などの理由も
Q3で「わからない/答えられない」「以前は導入していたが、現在は導入していない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、太陽光・蓄電池の営業を受けたものの、導入しなかった理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=88)は「古くなった時の廃棄方法がまだ確立されていないため」や「設置するスペースの不足」、太陽光を未設置(n=107)は「売電代が安くなった」や「屋根の向きが合ってないから」などの回答を得ることができました。
<太陽光を設置済:自由回答・一部抜粋>
・37歳:古くなった時の廃棄方法がまだ確立されていないため。
・55歳:設置するスペースが不足しているし、蓄電池の設置費用が意外と高額だから。
・34歳:踏ん切りがつかなかった。
・35歳:売電が終わった頃には今よりも良い蓄電池が販売されていると思ったから。
・63歳:冬季間は蓄電池を使うほど発電量が無いから。
・62歳:補助金制度ではずれたから。
・63歳:蓄電容量が少ない為。
<太陽光を未設置:自由回答・一部抜粋>
・53歳:売電代が安くなった。
・53歳:屋根の向きが合ってないから。
・46歳:住宅のアフターフォローの対象外になるから。
・61歳:設置に伴う雨漏りやメンテナンスが心配だから。
・43歳:耐用年数や、耐用年数を過ぎた後の処理の問題、付けた事による住宅への物理的な負担が気になった。
・34歳:技術が進めばもっと安く導入できると考えたから。
・61歳:居住地が日本海側で降雪がある。
太陽光・蓄電池の営業で経済効果のシミュレーションを提示されたのは、太陽光設置済が61.3%、太陽光未設置は47.7%
「Q5.太陽光・蓄電池の営業を受けた際、営業担当者から経済効果のシミュレーションを提示してもらいましたか。」と質問したところ、太陽光を設置済(n=111)は「はい」が61.3%、「いいえ」が27.9%、太陽光を未設置(n=111)は「はい」が47.7%、「いいえ」が43.2%という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=111)>
・はい:61.3%
・いいえ:27.9%
・わからない:10.8%
<太陽光を未設置(n=111)>
・はい:47.7%
・いいえ:43.2%
・わからない:9.0%
提示されたシミュレーションで経済効果を十分に想像できたのは、太陽光設置済が回答者の55.8%、太陽光未設置は回答者の47.1%
Q5で「はい」と回答した方に、「Q6.提示されたシミュレーションで経済効果を十分に想像できましたか。」と質問したところ、太陽光を設置済(n=68)は「十分に想像できた」が13.2%、「やや想像できた」が42.6%、太陽光を未設置(n=53)は「十分に想像できた」が9.4%、「やや想像できた」が37.7%という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=68)>
・十分に想像できた:13.2%
・やや想像できた:42.6%
・あまり想像できなかった:29.4%
・全く想像できなかった:14.7%
・わからない/答えられない:0.0%
<太陽光を未設置(n=53)>
・十分に想像できた:9.4%
・やや想像できた:37.7%
・あまり想像できなかった:43.4%
・全く想像できなかった:9.4%
・わからない/答えられない:0.0%
太陽光を設置している回答者の32.3%、太陽光未設置の回答者の33.4%が、「信憑性のあるシミュレーションがあれば、負担額次第では購入したかった」と回答
Q5で「いいえ」と回答した方に、「Q7.あなたは、信憑性のあるシミュレーションがあれば、負担額次第では購入したかったと思いますか。」と質問したところ、太陽光を設置済(n=31)は「非常にそう思う」が6.5%、「ややそう思う」が25.8%、太陽光を未設置(n=48)は「非常にそう思う」が4.2%、「ややそう思う」が29.2%という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=31)>
・非常にそう思う:6.5%
・ややそう思う:25.8%
・あまりそう思わない:22.6%
・全くそう思わない:19.4%
・わからない/答えられない:25.8%
<太陽光を未設置(n=48)>
・非常にそう思う:4.2%
・ややそう思う:29.2%
・あまりそう思わない:31.2%
・全くそう思わない:27.1%
・わからない/答えられない:8.3%
太陽光・蓄電池のシミュレーションで見たいもの、「設備投資の回収期間」や「最適な電気料金プラン」
「Q8.あなたが、太陽光・蓄電池のシミュレーションで見たいものを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=111)は「設備投資の回収期間」が49.5%、「最適な電気料金プラン」が39.6%、太陽光を未設置(n=111)は「最適な電気料金プラン」が48.6%、「設備投資の回収期間」が47.7%という回答となりました。
<太陽光を設置済(n=111)>
・設備投資の回収期間:49.5%
・最適な電気料金プラン:39.6%
・太陽光設置のみと、太陽光+蓄電池(またはEV)の場合の経済効果の比較:35.1%
・自身の屋根や電気の使い方に最適な太陽光パネル容量や蓄電池容量:32.4%
・自身の状況、条件をベースした具体的な毎月の電気代削減額や売電収入:23.4%
・今後の電気代高騰(上昇率)を加味した太陽光や蓄電池の長期の経済効果:23.4%
・ローン利率に合わせた毎月の支払額:21.6%
・太陽光設置済や新設、オール電化導入など様々なケースでの経済効果:12.6%
・その他:0.0%
・特になし:10.8%
・わからない/答えられない:2.7%
<太陽光を未設置(n=111)>
・最適な電気料金プラン:48.6%
・設備投資の回収期間:47.7%
・自身の屋根や電気の使い方に最適な太陽光パネル容量や蓄電池容量:30.6%
・今後の電気代高騰(上昇率)を加味した太陽光や蓄電池の長期の経済効果:30.6%
・ローン利率に合わせた毎月の支払額:27.9%
・太陽光設置のみと、太陽光+蓄電池(またはEV)の場合の経済効果の比較:26.1%
・自身の状況、条件をベースした具体的な毎月の電気代削減額や売電収入:23.4%
・太陽光設置済や新設、オール電化導入など様々なケースでの経済効果:22.5%
・その他:0.9%
・特になし:10.8%
・わからない/答えられない:4.5%
「天候によるシュミレーション」、「廃棄時の費用」も見たいとの声
Q8で「わからない/答えられない」「特になし」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、太陽光・蓄電池のシミュレーションで見たいものがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、太陽光を設置済(n=96)は「メンテナンスコスト」や「天候によるシュミレーション」、太陽光を未設置(n=94)は「廃棄時の費用」や「オール電化にしない場合の費用対効果」などの回答を得ることができました。
<太陽光を設置済:自由回答・一部抜粋>
・58歳:パワーコンデンサーの耐久性、交換費用を盛り込んだ計画。
・57歳:メンテナンスコスト。
・46歳:メリット・デメリットを聞きたい。
・52歳:性能の経年劣化に伴う長期的な変動や、故障率をもとに推測した保守費用を加味した推移。
・59歳:天候に左右されるものなので天候によるシュミレーション。
・55歳:災害時の稼働時間のシュミレーション。
・61歳:蓄電池の実績(満タン充電で何時間使用できるか)。
<太陽光を未設置:自由回答・一部抜粋>
・63歳:メンテ、廃棄時の費用。
・59歳:環境、自然への影響。
・50歳:明確な収益。
・64歳:自己資金がない、又はローンを組まなくてもできるのか、当初の予想より発電が少なく必要資金が賄えなくなったときはどうなるのか知りたい。
・56歳:取り外しの費用。
・63歳:オール電化にしない場合の費用対効果。
まとめ
今回は、太陽光・蓄電池導入の営業を受けたことがあり、太陽光は導入しているが蓄電池は導入していない方111名、太陽光・蓄電池導入の営業を受けたことがあり、太陽光も蓄電池も導入していない方111名を対象に、太陽光・蓄電池販売に関する比較調査を実施しました。
これまで太陽光・蓄電池導入の営業を受けたことがある方の多くが、電気代の削減や災害時の対策に興味を持っており、太陽光・蓄電池の導入を検討したものの、設置費用が予想より高く、電気代の元をとるのに時間がかかるなどの理由から、導入を断念するケースが少なくないことが分かりました。また、太陽光・蓄電池の営業で経済効果のシミュレーションを提示されたのは、太陽光設置済の方は61.3%、太陽光未設置の方が47.7%となり、太陽光設置済の方が13.6ポイント高い結果となりました。加えて、シミュレーションを提示された際に「経済効果を十分に想像できた」と回答したのは、太陽光設置済の方が55.8%、太陽光未設置は47.1%となりました。一方で、シミュレーションに対して「経済効果を十分に想像できなかった」と回答した方のうち、全体の3割以上が「信憑性のあるシミュレーションがあれば、負担額次第では購入したかった」と回答しました。
今回の調査では、太陽光・蓄電池の導入に対して関心度は高まっているものの、導入費用が高く、投資対効果が不明瞭なことから、導入を踏みとどまっており、営業時に信憑性の高いシミュレーションがされるかどうかが、導入におけるキーポイントになっていることが分かりました。シミュレーションでは「設備投資の回収期間」や「最適な電気料金プラン」を確認したいという声が多く、投資に対する回収の効果について明確に提示できるかどうかが最重要項目になっていると言えるでしょう。
「エネがえる」とは
「エネがえる」のビジョンは“むずかしいエネルギー診断をかんたんにカエル”です。エネがえるは、住宅用から産業用まで太陽光パネル・蓄電システム・EV(電気自動車)・V2H(Vehcle to Home)販売に関わる営業担当者が、誰でもカンタンに需要家・施主向けの提案書を自動作成できる経済効果の試算ツールです。計算が難しい太陽光・蓄電システム、またEV(電気自動車)・V2H(Vehcle to Home)の経済効果を誰でも専門知識なしにシミュレーションできるエネルギー診断特化型クラウドサービス(SaaS形式/API形式の2タイプ)として大手電力会社や有名太陽光・蓄電システムメーカー・国内TOPクラスの販売施工店まで全国700社以上に提供しています。
▼「エネがえる」公式Webサイト
・エネがえるASP(住宅用太陽光・蓄電池提案用):https://www.enegaeru.com/
・エネがえるBiz(産業自家消費提案用):https://biz.enegaeru.com/
・エネがえるEV・V2H(EV・V2H提案用):http://evv2h.enegaeru.com/
・エネがえるAPI(Web連携用API):https://bit.ly/enegaeruapi2
▼住宅用、産業用の太陽光・蓄電池経済効果試算やEV・V2H導入効果試算に
・エネがえるASP:https://www.enegaeru.com
・エネがえるBiz:https://biz.enegaeru.com/
・エネがえるEV・V2H:http://evv2h.enegaeru.com/
国際航業株式会社 会社概要
ミッション「空間情報で未来に引き継ぐ世界をつくる」の実現にむけて、空間情報技術を活用し、国土保全、防災・減災、社会インフラ整備、環境保全、再生可能エネルギー分野などで技術サービスを提供。社会課題の解決に取り組んでいます。
設立:1947(昭和22)年9月12日
所在地:〒169-0074 東京都新宿区北新宿2丁目21番1号 新宿フロントタワー
資本金:67億94百万円(2023年3月31日時点)
事業内容:公共コンサルタント事業、インフラマネジメント事業、防災環境事業、LBSセンシング事業、その他
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像