バイオガス化による食品リサイクル事業への参入について
~生ごみをエネルギーに変えて、環境にやさしい社会の創造に貢献します~
○JR東日本グループは、事業活動と地球環境保護の両立を目指したエコロジー推進活動に取り組んでいます。
○JR東日本グループは、JFEグループと共同で新会社を設立し、バイオガス化による食品リサイクル事業に参入します。
○JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から排出される食品廃棄物を自ら資源循環し、環境にやさしいエネルギーとして再生利用する取組みを積極的に推進します
1.目的
食品ロスは国内で年間632万トン発生(平成25年度推計:農林水産省)し、その多くが焼却処分されています。JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から発生する食品廃棄物は、脂分や塩分、包装等の混入が多く、飼料化や肥料化による再生利用は限られていました。今回、JR東日本グループは、JFEグループとの協業により、食品廃棄物を再生可能エネルギーに変える事業を開始します。
2.事業概要
東日本旅客鉄道株式会社と株式会社東日本環境アクセスは、JFEエンジニアリング株式会社及びJFE環境株式会社との共同出資により、株式会社Jバイオフードリサイクル(以下「新会社」)を設立しました。新会社は、食品リサイクル施設を建設し、食品廃棄物をメタン発酵処理する過程で発生するバイオガスを利用して発電を行います。発電した電力は、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用するほか、排熱の一部を施設内で有効利用します。
また、JR東日本は、東日本環境アクセスと連携して効率的な収集運搬計画を策定し、JR東日本グループから発生する食品廃棄物のリサイクルを自ら着実に推進します。
本事業は、焼却処分によらない微生物の働きによって再生可能エネルギーを創出するもので、CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献します。JR東日本グループは、今後も社会の一員として事業活動と地球環境保護の両立に真摯な姿勢で取り組んで参ります。
■新会社概要
<本事業による食品リサイクルの流れ>
■施設概要
<施設完成予想図>
○JR東日本グループは、JFEグループと共同で新会社を設立し、バイオガス化による食品リサイクル事業に参入します。
○JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から排出される食品廃棄物を自ら資源循環し、環境にやさしいエネルギーとして再生利用する取組みを積極的に推進します
1.目的
食品ロスは国内で年間632万トン発生(平成25年度推計:農林水産省)し、その多くが焼却処分されています。JR東日本グループの駅ビルやエキナカ等から発生する食品廃棄物は、脂分や塩分、包装等の混入が多く、飼料化や肥料化による再生利用は限られていました。今回、JR東日本グループは、JFEグループとの協業により、食品廃棄物を再生可能エネルギーに変える事業を開始します。
2.事業概要
東日本旅客鉄道株式会社と株式会社東日本環境アクセスは、JFEエンジニアリング株式会社及びJFE環境株式会社との共同出資により、株式会社Jバイオフードリサイクル(以下「新会社」)を設立しました。新会社は、食品リサイクル施設を建設し、食品廃棄物をメタン発酵処理する過程で発生するバイオガスを利用して発電を行います。発電した電力は、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用するほか、排熱の一部を施設内で有効利用します。
また、JR東日本は、東日本環境アクセスと連携して効率的な収集運搬計画を策定し、JR東日本グループから発生する食品廃棄物のリサイクルを自ら着実に推進します。
本事業は、焼却処分によらない微生物の働きによって再生可能エネルギーを創出するもので、CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献します。JR東日本グループは、今後も社会の一員として事業活動と地球環境保護の両立に真摯な姿勢で取り組んで参ります。
■新会社概要
名 称 | 株式会社Jバイオフードリサイクル |
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1 |
資本金 | 60百万円 |
代表者 | 脇田 茂 |
出資比率 | JFEエンジニアリング10%、JFE環境56% JR東日本17%、東日本環境アクセス17% |
事業内容 | 食品リサイクル・バイオガス発電事業 |
設 立 | 2016年8月1日 ※増資による定款変更2016年12月12日 |
<事業スキーム>
<本事業による食品リサイクルの流れ>
■施設概要
名称 | 株式会社Jバイオフードリサイクル横浜工場 |
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区末広町2-1-5 |
敷地面積 | 約6,850㎡ |
処理能力 | 最大80t/日 |
処理方式 | 湿式メタン発酵 |
発電規模 | 発電機定格出力:1,800kW |
年間発電量 | 約1,100万kWh 一般家庭約3,000世帯分の年間使用電力量相当 |
CO2削減量 | 5,500t- CO2/年 |
設計・施工 | JFEエンジニアリング株式会社 |
スケジュール(予定) | 2017年5月 着工 2018年8月 営業運転を開始 |
<建設予定地>
<施設完成予想図>
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