資源循環で森の価値を提供する西粟倉森の学校から間伐材を活用した森とつながる国産家具『KIMIKI』をリリース
木の個性を生かした家具シリーズ
自社サイト( https://morinogakko.jp/ )にて販売を開始しました。
■西粟倉村が行う森林活動 - 背景 -
【丁寧に間伐された森は緑が豊かになり、生物多様性につながる】
西粟倉村は岡山県の北部に位置し、村面積の約９割が森林になります。
村内の森のうち約8割が針葉樹林になり、2008年から『百年の森林構想』を掲げ、村単位で森の環境整備を進めています。
適正に管理(間伐)された森では木が大きく育ち、地面まで日差しが入るため、下草が生い茂り、そこに生き物たちが集まり森が豊かになっていきます。
西粟倉森の学校では、西粟倉村で間伐された木材から木製品を製造し、お客様に提供することで、森と人、双方の環境の豊かさにつながる事業を展開しております。
■森とつながる家具を目指して - 概要 -
KIMIKIは森と人が繋がる架け橋としての家具を目指し『木を感じ、森を嗜む』をテーマに生まれたシリーズです。
木材としては避けられる節や耳の部分を、木材の生命力を感じる魅力ある素材と再定義し、家具のメインマテリアルとして活用しております。
耳[MIMI]、芯[SHIN]、辺[HEN]の３種類の素材展開があり、木の幹からとれる材料の取り方で家具の印象が変わるよう素材を展開します。
【一般的な木材の使われ方】
一般的な製材では、節が少ない部分が良質な木材とされています。
そのため、節が多い中心に近い材(芯材)は見えないところに使われるか、集成材の材料となっております。外周に近づく材(辺材)ほど、節は少なくなりますが、外周の丸い形状が角材としては使われにくいため、耳(皮)部分は切り落とされて破棄されやすい材料となります。
これらの材を価値として製品に生かし、木に対する認識を再定義することを目指しました。
【KIMIKIの由来】
木を見て森を想起する。そんな存在を目指して生まれたKIMIKIシリーズです。
木材を余すことなく活用し、生きものである木の魅力を感じてもらうため『幹』という単位で木を生かすという意味合いから[生幹-KIMIKI]としました。
■森を嗜む家具 - 商品紹介 -
KIMIKIは西粟倉村の森で生まれる木の魅力を感じる家具です。
木が生きたている証である耳や節なども木の魅力として採用しております。
シンプルでありながらも、しっかりと木の生命力を感じるKIMIKIは、様々な空間に合う柔軟性があり、グリーンの多いインテリア空間には特に相性の良いデザインとなっております。
MIMIシリーズ(ひのきの耳付き材)ではテーブル天板に厚み40mmの木を採用し、木の魅力を厚みや存在感で感じて頂けるものにしました。木の色味は素地色となり、表面はすべてオイル仕上げを採用。使う中で経年の変化を楽しめる仕上げとなっております。
また、シンプルながらに主張あるスチール脚は、細く繊細でまっすぐと垂直に伸びる形状で統一しており、森で育つ針葉樹からインスピレーションを得たスタイリングとなっております。
【商品詳細】- MIMIシリーズ
＜ テーブル ＞
価格 ：¥125,000 [ 税込 ] ～
サイズ：幅1200mm～1800mm×奥行850mm×高730mm
素材 ：ひのき、スチール
＜ イス ＞
価格 ：¥74,500 [ 税込 ]
サイズ：幅470mm×奥行455mm×高740mm
素材 ：ひのき、スチール
＜ ベンチ ＞
価格 ：¥74,500 [ 税込 ]
サイズ：幅1200mm～1500mm×奥行382mm×高390mm
素材 ：ひのき、スチール
＜ シェルフ ＞
価格 ：¥95,000 [ 税込 ]
サイズ：幅1000mm～1800mm×奥行290mm×高870mm
素材 ：ひのき、スチール
※2023年11月25日からは木の外周部分を活用した耳[MIMI]のみ販売開始。その後、芯[SHIN]、辺[HEN]と展開を増やす予定。
※仕様、デザインは予告なく変更することがございます。
【空間にフィットする長さオーダー】
ヒノキなどの針葉樹はまっすぐ伸びる特徴があり、長い材料が作りやすいという特徴があります。そのため、KIMIKIシリーズではお客様の要望に合わせた長さサイズをオーダーいただくことが可能です。
≪ 対象アイテム：テーブル / ベンチ / シェルフ ≫
■スケジュール
【販売開始】
２０２３年１１月２５日(土)
【お届け】
２０２４年１月 以降
■販売
【オンラインショップ】
西粟倉森の学校
【ふるさと納税】
https://furusato.gurugurumeguru.jp/lp/
※年内取り扱い予定
【西粟倉森の学校 直営店】
開店時間：9時～17時
定休日 ：火曜日
〒707-0504
岡山県英田郡西粟倉村大字長尾461-1
Tell : 0868-73-0338
■開発者コメント
KIMIKIは『木を感じ、森を嗜む』というテーマのもと、木の魅力を最大限お客様にお届けしたいという思いで、森で育つ木の特徴が暮らしを豊かにする家具を目指しました。普段の生活にあふれている『木』は素材としての木材という見え方が一般的で、木材を見て森をイメージすることは少し遠いように感じます。KIMIKIを通して、木の魅力が暮らしを豊かにすることはもちろん、森で生まれた木がどのように私たちの暮らしに届いているのか、環境にどのように影響があるのかなどの体感につなげたいとも考えており、今後、モノからコトに繋がるサービスの提供も検討していきたいと考えています。
デザイナー | 池野 修平
京都精華大学プロダクトデザイン学科卒業。デザインを起点に木製家具や革製品の商品開発に従事。現在、西粟倉森の学校にて『自然と暮らしを豊かにするデザイン』をテーマに活動する。
■西粟倉森の学校
西粟倉村の森林活動から生まれる間伐材を活用して、内装材などの建築部材、家具や雑貨などの木製品を作る製材メーカー。
国際的な森林環境認証のFSC認証材を取り扱うCOC認証工場。
Instagram：https://www.instagram.com/morinogakko_nishiawakura/
【お問い合わせ先】
株式会社エーゼログループ 広報
Mail： pr@a-zero.co.jp
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