島根県海士町の関係人口コミュニティ「海士町オフィシャルアンバサダー制度」関係人口の関与を促す仕組みとして登録者400名に到達
全国各地の多様な仲間とつながり、島内外で共創広がる ―海士町の関係人口経営支える原動力が加速―
一般財団法人島前ふるさと魅力化財団(所在地:島根県隠岐郡海士町)が企画・運営する「海士町オフィシャルアンバサダー制度」は、2025年12月末時点で登録者数400名を突破しました。
2024年5月の制度開始以降、全国各地の個人・企業・専門人材が、居住地や所属を超えて海士町と継続的に関わる関係人口コミュニティが着実に拡大しています。
人口2,300人の離島が挑む「関係人口経営」
人口約2,300人、高齢化率約40%という条件下にある海士町は、「定住人口の増加」だけに依存しない新たな地域経営のあり方として、“住んでいるかどうかに捉われず、地域にオーナーシップを持つ人を増やす”関係人口経営をまちづくりの中核に据えています。
その実装装置として立ち上げたのが「海士町オフィシャルアンバサダー制度」です。本制度は、海士町に関心を持ち、当事者意識を持って関わり続けたいと考える人であれば、居住地・年齢・職業を問わず誰でも参加可能とし、「情報提供・交流・プロジェクト参画・意思決定への関与」までを段階的に開放する仕組みとして設計しています。
400名到達が示すもの:「応援」から「関わり続ける関係」へ
制度開始から約1年半で登録者数が400名に到達したことは、単に参加者が増えたという結果ではなく、海士町と関わりたい人たちの関わり方が、継続できる仕組みとして形になり始めたことを示しています。
海士町オフィシャルアンバサダー制度は、情報提供や応援にとどまる会員制度ではなく、「関心を持つ」「関わる」「力を貸す」「意思決定に参加する」といった関与の段階を、それぞれの立場や状況に応じて関わり方を選んでいけることを大切にしています。
そのため、400名という数字は、地域外に点在していた人々が、移住・定住に限らない形で、自分なりの関わり方を選びながら、一度きりではない関係性を海士町と結び始めていることの表れだと捉えています。
アンバサダー一人ひとりの関与や貢献が、次の役割やプロジェクト参加、意思決定へとつながっていく。
そうした循環が生まれ始めていることこそが、海士町オフィシャルアンバサダーコミュニティの本質的な価値であると考えています。
今後は、これまで以上にアンバサダーの皆さんとの対話を大切にしながら、誰もが自分なりの関わり方を見出せる仕組みへと、継続的な改善を通じて進化させていきます。

ここ半年で加速した3つの動き
① 関係人口が主役となるプロジェクト創出!『ローカルとグローバルが集う島に!〜海士町国際交流祭2025〜』
2025年11月、アンバサダーでもある金辰泰氏が代表を務める一般社団法人Robo Co-opが企画・主催するイベント『ローカルとグローバルが集う島に!〜海士町国際交流祭2025〜』が、ガバメントクラウドファンディングを活用して海士町内で実現しました。
関係人口が「支援する側」から「実行する側」へと役割を広げ、地域に関与する動きが具体化しています。
▶︎ 海士町国際交流祭2025の詳細はこちら
② Web3技術を活用した、距離を超える関与と意思決定
「AmanowaDAO」を活用し、アンバサダーや関係人口が、地域のプロジェクトに対する意見交換や投票、貢献の可視化に参加できる仕組みづくりを進めています。
これにより、地理的な距離に関係なく、関係人口一人ひとりの関与や貢献が記録・共有され、次の役割や意思決定につながっていく循環が生まれ始めています。
物理的な来訪に限らないかたちで地域経営に関わる選択肢を広げる試みとして、実証を重ねています。
③AMA Whiskey&Co.(株)によるクラフトジン「Godspirits」が金賞受賞の快挙
アンバサダーの一人が代表を務めるAMA Whiskey & Co.株式会社が手がけるクラフトジン「Godspirits」が、国際的な酒類コンペティションで金賞を受賞しました。
島外に拠点を置きながらも町と関わり続ける関係人口が、海士町の資源を活かした新たな価値創出へと、一歩ずつ着実に歩みを進めてくださっています。
▶︎ AMA Whiskey&Co.山内茂さんのインタビュー記事
https://note.com/ama_ambossador/n/nb64d9cf9609e


今後の展望:関係人口を“増やす”から、“活かし合う”地域経営へ
海士町オフィシャルアンバサダー制度は、登録人数の拡大そのものを目的とするのではなく、地域と関わる一人ひとりの関係性の質を高め、その積み重なりとして、確かな共感とともに関係人口の広がりが生まれることを目指しています。
令和8年度以降は、アンバサダー同士、または地域との関係性がより立体的に編まれていく中で、数年後には、2,500名規模へとコミュニティが緩やかに拡張していく状態を理想としています。
そのためにも今後は、
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アンバサダー総会や分科会の設置による、テーマ別・関心別の関与設計
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オンラインと現地を往還しながら取り組む共創プロジェクトの創出
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関係人口の貢献度や関与の深さが、意思決定や役割に反映される仕組みづくり
などを通じて、「関係人口を集める」段階から、「関係人口とともに価値を生み、地域経営へ参画/貢献していく」フェーズへの移行を本格化していきます。
これからも海士町オフィシャルアンバサダーを中心とした関係人口の方々を“外部の応援者”として位置付けるのではなく、地域の未来を共につくっていくパートナーとして位置付け、対話と関与を重ね続けていくことで新しい地域経営の形の構築に挑戦し続けていきます。
都市部企業の皆さまへ:
「関係人口経営」を共に実装する共創パートナーを募集しています
一般財団法人島前ふるさと魅力化財団および海士町では現在、海士町オフィシャルアンバサダー制度を基盤とした「関係人口経営」の実証・高度化に取り組む共創パートナー企業を募集しています。
本取り組みは、人口減少・人材不足が進む地域を「人を雇う/住ませる」だけでなく“社外・地域外の人材と継続的に協働する経営モデル”へ転換する実践であり、企業にとっても以下のような価値創出のフィールドとなると考えています。
▼ 企業にとっての主な共創価値
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人的資本経営・越境学習の実践フィールド
社員が「関係人口」として地域経営に関わることで、当事者意識・意思決定力・越境スキルを育成
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CSV/地域共創型事業の実証拠点
自治体・地域事業者・関係人口と連携した新規事業、サービス、実証実験の実装
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Web3・DAO・コミュニティ設計の社会実装
Amanowa DAOを活用した、分散型意思決定・貢献可視化・新しいガバナンスモデルの検証
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中長期的な地域パートナーシップ構築
単発のCSR・協賛ではなく、地域経営に継続的に関与するパートナー関係の構築
▼ 想定する共創のかたち(例)
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アンバサダー制度・DAO基盤を活用した共同プロジェクト立ち上げ
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社員参加型の地域共創プログラム・研修・実証事業
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地域課題×自社技術・サービスを掛け合わせた新規事業検討
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関係人口経営モデルの他地域・他分野展開に向けた共同研究・発信
海士町という小さな自治体だからこそのスピード感を持ったプロジェクト推進を、企業とともに仮説検証を回しながら、再現可能なモデルとして磨き上げていくことを目指しています。
人口減少時代における企業と地域の新しい関係性やまちづくりへの関与のかたちを、ぜひ海士町から共に創り出していければと考えています。
海士町オフィシャルアンバサダー制度とは?
「海士町オフィシャルアンバサダー制度」は、海士町に関心を持ち、町を応援したいと考える方なら、住む場所や立場を問わず誰でも参加できる仕組みです。
登録すると、町の最新情報やイベント案内が届くほか、島内外のプロジェクトや交流の場に関わるチャンスが広がります。さらに現在は、AmanowaDAOの活用も進めており、アンバサダーの一人ひとりが意見を出し合い、意思決定や新しい挑戦の共創に参加できる場づくりを進めています。
※Amanowa DAOとは:海士町オフィシャルアンバサダー(関係人口)と、大人の島留学生(滞在人口)を主なDAOメンバーと想定しており、この両者の”海士町を盛り上げることに資する活動”をブロックチェーン上で可視化することによって、その貢献度合いに応じて、”DAO内における意志決定への影響度を高めること”や”貢献度を高めたメンバーしか得られない特典を享受”することができる仕組みとなっています。2025年9月現在、300名以上の海士町の関係人口の方々が、海士町オフィシャルアンバサダー制度へ登録をしており、それぞれの立場から地域とつながり、貢献する活動を行っています。
その他各取り組みについて
・海士町オフィシャルアンバサダーについてこちら▶︎https://amb.amanowa.jp/
・Amanowa DAOについてこちら▶︎https://note.com/ama_ambossador/n/nbb2653109d82
・大人の島留学についてこちら▶︎https://otona-shimaryugaku.jp/

1月31日に渋谷QWSにてイベントを実施します!
島根県海士町では、若者が年間200人以上集まる人材の流れを背景に、都市部企業が関わることで新たな価値創出につながる「関係人口経営」に取り組んでいます。
本イベントでは、「海士町と都市部企業が共創することで作る新しい価値」と題し、若者が集まり続ける人口2300人の島海士町と企業が共創する価値についてを関係人口経営の事例や企業連携の実践事例から紐解きます。
イベント詳細・申込:https://kankeijinkokigyorennkei.peatix.com/view
■ 一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団について
教育分野からの貢献である「隠岐島前魅力化プロジェクト」と、 離島への新しい人の流れ(還流)づくり「大人の島留学事業」、関係人口経営を目指す「海士町オフィシャルアンバサダー制度」を通して、 魅力的で持続可能な学校と地域をつくることに挑んでいます。
■ 本件に関するお問い合わせ
一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団 関係人口DX事業部 宛
Email:ambassador@okidozen.jp
Web:https://okidozen.jp
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