宇宙を日本の次の成長産業にする「みんなのロケットパートナーズ」株式会社フォトロンが新たに参画
高解像度ハイスピードカメラの撮影と解析で、ロケットZEROの開発試験を支援
宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指す宇宙の総合インフラ会社インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)はこのたび、パートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に、ハイスピードカメラメーカーの株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧水隆、以下フォトロン)が新たに加入しましたので、お知らせいたします。宇宙産業は世界的に大きく拡大しており、インターステラテクノロジズは企業に対して宇宙産業への参画機会を提供することで、宇宙を日本の次の成長産業とすることを目指しています。今後も、本プログラムの趣旨や当社の事業に共感・賛同いただける企業・団体を積極的に募集してまいります。
- 上位グレードのゴールドパートナーに
▶みんなのロケットパートナーズ https://www.istellartech.com/partners
本プログラムでは支援の規模などに応じて複数のグレードを設けており、フォトロンは初めて、上位グレードであるゴールドパートナーとしての加入となります。フォトロンのハイスピードカメラと画像解析システムは、要素研究・開発から打上げまで、宇宙開発に幅広く寄与しています。インターステラテクノロジズは2018年のMOMO2号機から、打上げ時の撮影および機材提供などでフォトロンに協力いただいてきました。今後は打上げにとどまらず、インターステラテクノロジズが「MOMO」に続いて開発している超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の各種開発試験を、高性能ハイスピードカメラによる高解像度のスローモーション撮影および専用のソフトウェアによる画像解析を通じて支援いただきます。
- 支援内容
第一弾としてサポートいただいた2023年2月の「フェアリング分離放てき試験」では、フェアリングにつけたマーカーを複数台のハイスピードカメラで同時撮影し、フェアリングの分離挙動を3Dで画像解析いただきました。解析の結果、フェアリング分離挙動の分析に必要なデータを取得できました。
■ポイント
ハイスピードカメラはもちろん、撮影に必要なレンズ、照明、三脚、ケーブルなどを一式すべて準備いただき、セッティングから解析結果のお渡しまでを受託解析サービスとしてワンパッケージで提供いただきました。
※写真上は試験風景、下は画像解析例
- コメント 株式会社フォトロン 代表取締役社長 瀧水 隆 様
私たちが持つハイスピードカメラや画像解析技術のノウハウを活用し、ロケット開発において必要な高品質な映像やデータを提供し、より正確な分析や改善に役立てていただければと思います。
インターステラテクノロジズ様と相互に協力し、誰もが宇宙に手が届く未来を共に目指してまいります。
- 株式会社フォトロン 会社概要
代表者 : 代表取締役社長 瀧水 隆
事業内容 : 民生用および産業用電子応用システム(CAD関連ソフトウェア、高速度カメラ・画像処理シス
テム、放送用映像機器、映像情報関連システム、その他)の開発、製造、販売、輸出入
https://www.photron.co.jp/
- インターステラテクノロジズ株式会社 会社概要
所在地 : 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地
代表者 : 代表取締役社長 稲川 貴大
事業内容 : ロケットの開発・製造・打上げサービス
https://www.istellartech.com/
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