キズは消毒してガーゼ?プールや海でキズがしみるのを防ぐには?専門家に聞いた「夏の応急処置の正しい知識」令和版を発表!

夏のお出かけシーズン!“まさかの事態”の応急処置が正しくできた人はわずか14%※1正しいキズケア知識をアップデートして夏のお出かけを楽しもう!

絆創膏ブランド「バンドエイド® キズパワーパッド™」を展開するジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニー(本社:東京都千代田区、プレジデント:黒木 昭彦)は、夏休みに向け、キズケアに関する正しい知識を一人でも多くの消費者に共有するため、埼玉医科大学病院の市岡先生とともに夏によく起きがちなケガのシーンごとに、よくある誤った対応と正しい対応についてをまとめた「夏の応急処置の正しい知識」の令和版を発表しました。

※1ジョンソン・エンド・ジョンソンによる全国に住む 20~70 代の男女各 30 名ずつ合計 180 名への調査

■監修者:市岡 滋 様 総評 埼玉医科大学病院 副院長 形成外科 教授


 <総評> コロナの制限が収束に向かっている今夏、外出やレジャー・スポーツが盛んになり、思いがけないケガが増えることは確実です。 モイストヒーリングなどキズへの正しい対処法については以前に比べ普及してきましたが、未だ一般の方のみでなく医療者においてすら多くが旧態依然とした方法に基づいているのが現状です。病院で行う高度な医療技術だけでなく、日常で遭遇するキズに関する知見や製品は日進月歩の進化を遂げています。今回キズケアを中心に夏応急処置について知識をアップデートして頂ければ幸いです。


<どうしてキズケアの方法はアップデートされにくいの?>
まだまだ旧態依然の対応をされる方が多いとはいえ、以前と比較すると格段にキズケアの知識はアップデートされてきていると思います。古い常識のままで止まってしまっている理由としては、モイストヒーリングの絆創膏を正しい方法で使わなかった結果、効果を十分に感じきれず、古い手法に戻ってしまう方がいらっしゃるということがあります。例えば、貼る前にしっかりと水道水でキズを洗い流していない、動物に噛まれた汚いキズに使ってしまい細菌感染を起こしてしまった、などです。用法を守って効果的に使っていただくことで、傷跡が残りづらい、痛みが和らぐ、早く治る、新たなキズの治し方が広がっていくのではないかと思います。この機会にしっかりとご理解いただければ幸いです。

  • 【夏の応急処置の正しい知識】


【キズケアのうそほんと 解説】

  • 1. 水遊びやアスレチックで転んだ / BBQの準備中に包丁で指を切った

<よくある処置>
赤チンで消毒してガーゼを貼り、乾かしてかさぶたを作る。唾を塗っておけば治るという人も。 

<効果的な処置>
痛みを和らげ早く治したいなら、キズを水道水でよく洗った上で、かさぶたになる前にモイストヒーリングの絆創膏を。パッドがしっかりキズを覆うので水がしみるのも防ぐ

キズができたらまず水道水の流水でしっかり丁寧に洗い、キズ口から砂など異物を取り除き清潔にしましょう。その後、かさぶたになる前に、医療の現場でも使われるモイストヒーリングの絆創膏を貼ることで、体液の力を活用し痛みを和らげ早くきれいに治すことができます。消毒は、実は細胞の治ろうとする働きを弱めてしまうため、モイストヒーリングの絆創膏を使う場合は不要。
また、唾液には細菌がたくさんおり、キズに唾液を付けることは清潔でないので、おすすめしません。水道水でしっかり洗いましょう。

<解説>
 キズを洗浄する際には、石鹸を付けてもいいですがキズの中に残ると悪さをしてしまうのでしっかり洗い流すことを忘れずに。
ガーゼは貼り換えの際に治りかけた皮膚を剥がす力が強いため、そういう点でもモイストヒーリングの絆創膏はおすすめです。

ただ、モイストヒーリングの絆創膏は、動物に噛まれたキズや感染や化膿が見られるキズには使えないなどルールがありますので、使用方法をしっかり守って最大の効果を得ましょう。また、どんなキズケアをした場合でも、キズの様子をよく観察し、熱を持っていたり痛みが続いたりするなど感染の傾向がみられる場合はすぐに病院へ行きましょう。
 

  • 2. 虫に刺された


<よくある処置>
爪で刺された箇所にバッテンをつける

<効果的な処置>
触って刺激を与えることはNG。洗い流し、清潔にして薬を塗布しよう

バッテンを付けることで、痛みでかゆみがマシに感じるのかもしれませんが、むやみに触ると化膿の恐れがあるのでNG。水道水でしっかりと洗い流した上で、刺された部分を冷やすと痒みが軽くなります。その後痒み止めの軟膏を塗布しましょう。
 

  • 3. プールで転んだ / 浜辺に落ちたガラスなどで足を切った


<よくある処置>
キズができたが、遊び続けたいのでそのまま海に入る。海水やプールの塩素がしみて痛む。

<効果的な処置>
キズの痛みは、末端の神経が外部刺激にさらされるなどして起こる。プールや海に入りたい場合は、完全防水仕様の絆創膏でしっかりカバーを

夏のキズは水に入るシーンが多く”とにかくしみて痛い”もの。キズの痛みは、乾燥や末端の神経が外部の刺激にさらされるなどして起こるため、できるだけ外部からの刺激を防ぐことが重要です。完全防水仕様のモイストヒーリングの絆創膏はしっかりキズに密着し、刺激を防ぎ、痛みを和らげることができます。
また、海辺の空きビンなどには細菌がいる場合があるので、キズができたらすぐに水道水でキズをしっかり洗い流しましょう。浜辺の砂が入っていると治りも遅くなるため、しっかりと洗浄します。また、キズ口があるままプールや海に入ると、海中の細菌がキズ口から感染し化膿する可能性も。キズがある場合はできれば海で泳ぐことは避けた方がよいですが、入らなければならない場合は完全防水仕様の絆創膏を貼りましょう。

<解説>
プールや温泉に入る際には、自分がキズ口から感染するリスクもありますが、実はキズ口から細菌を他の人に広げてしまうリスクもあります。料理人の方も、キズ口から細菌を広げ食中毒を起こすことがあると言われています。キズがある場合は、完全防水仕様の絆創膏を使うことが自分にとっても他人にとってもよいですね。
 

  •  4. BBQの鉄板やキャンプファイヤーでやけど

<よくある処置>
1分ほど冷やすと冷たくなってきたので、そこで冷やすのをやめる。

 <効果的な処置>
案外冷やす時間が足りない人が多いので注意

すぐに流水で幹部を冷やしましょう。冷やすことによりやけどが深くなるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。部位や範囲にもよりますが、水道水で5分から30分ほどを目安に冷やしましょう。案外冷やす時間が足りない人が多いので注意です。流水が難しい場合は氷を入れた袋などでもOKです。
 

  • 5. クラゲに刺された

<よくある処置>
ピリッと痛みを感じたが、遊び続けたいので海から上がらない。刺されたところにお酢をかける。

<効果的な処置>
痛みを感じたらすぐに陸に上がって!クラゲの種類によっては酢は逆効果

刺されて数分後にアナフィラキシーになる可能性もあるので必ず陸に上がりましょう。また、お酢はアンドンクラゲなどのハブクラゲ類には刺胞が不活性化されて効果はありますが、カツオノエボシやアカクラゲの応急処置に使うと逆に刺胞を活性化する可能性もあるといわれているため、刺されたクラゲの種類がわからない場合はお酢の使用はNG。優しく海水で洗い流し、ピンセットなど、針が抜ける道具を持っていれば、そっと刺された部分から針を抜きます。なければ手袋をして針を抜きましょう。 患部を冷やしながら病院へ。
 

  • 6. 熱中症

<よくある処置>
少し頭が痛い・気分が悪い気がするが、すぐに休まない。

<効果的な処置>
何よりも予防が大切。子供に気を配るあまり大人が自分の熱中症に気づかない場合があるため注意。水分補給はこまめに、喉が渇かないうちから。

ちょっとしんどい、ちょっと頭が痛いといった症状を放置しないようにしましょう。水分補給はこまめに、喉が渇いていなくてもしましょう。太い血管のある部位だけでなく、露出させた皮膚に冷水をかけ、うちわであおぐな ど、全身を冷やすようにします。熱中症予防として飲む場合、水やお茶でなく塩分や糖分のバランスの良い経口補 水液が効果的です。

 

  • 【市岡先生に聞く、夏によくある患者さんからの質問と回答】

Q1. キズがあるときにお風呂でお湯や水につけてもいいの?感染するのでは?

 A1. たまにご年配の方で、水道水でキズが感染するのでは?仰る方がいますが、水道水は飲めるほどきれいなため。キズを洗って全く問題ありません。また、お風呂のシャワーから出たばかりの水も、水道水と同じできれいですのでこちらも問題ありません。ただ、浴槽にはった水は家族が何人も入って細菌がいる場合もあるので、上がる前にシャワーでキズを流すことをおすすめします。


Q2. 塩を塗ると絆創膏を貼るよりキズが早く治るという情報をネットで見ましたが本当でしょうか?

A2. これは根拠がないためやめてください。塩を塗ると非常に痛みも強いと思います。 

Q3. 指先の血が止まらないので、止血のために指の付け根を圧迫することは正しいでしょうか?

A3. 非常に危険ですので絶対にやめてください。以前対応した患者さんで、止血しようと足の指の付け根を輪ゴムで圧迫した結果、壊死してしまった方がいました。血を止めるためにはガーゼ等をキズ口にあてて止血するようにしましょう。

【バンドエイド®キズパワーパッド™に関して よくあるご質問と回答】

Q1. バンドエイド®キズパワーパッド™はふつうの絆創膏とどう違うの?

A1. よく見る肌色タイプのバンドエイド®は、傷の“保護”をするものですが、バンドエイド®キズパワーパッド™は、モイストヒーリング(湿潤療法)という治癒方法で、体液の自ら治ろうとする力を引き出し、キズの“治癒”をすることができます。具体的には、①キズの痛みを和らげ ②早く ③きれいに治すことができます。

①キズの痛みを和らげる:
キズ口を密閉して湿潤環境を整えることで、乾燥による神経への刺激をおさえて、かつ炎症反応の原因となる異物の侵入も防ぐことで痛みを和らげます。

②早く治す:
キズの治癒には、水やバイ菌の侵入を防ぎ、外部の刺激からキズ口を保護することと、乾燥させずにキズ口に出てくる体液(滲出液)を保ち、適度な湿潤環境を維持することが大切です。キズパワーパッド™は、キズ口を密閉して外部からの水やバイ菌の侵入をしっかり防ぐ一方、体液をやわらかいゼリー状(ゲル状)にして吸収・保持し、適度な湿潤環境を維持し、キズの治りに最適な環境を作り出すことができます。それによって自然治癒力を高め、キズを早く治します。

③きれいに治す:
表皮が再生するときには、キズの中を上皮細胞(表皮になる細胞)が遊走(増殖して移動)します。湿潤環境にあると、上皮細胞は体液(滲出液)の中を遊走しやすくなり、キズ口をスムーズに覆うことができます。その結果、なめらかな皮膚が早く再生します。

 

Q2. キズパワーパッドを使っていいキズ、使ってはいけないキズとは?

A2. すりキズ、切りキズ、かきキズ(ひっかきキズ)、あかぎれ、さかむけ、靴ずれ等に適しています。

感染がみられるキズ(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛みが続いたり、膿を持っていたり、熱や腫れ等の異常が認められるキズのこと)、感染を起こす可能性のあるキズ(深い刺しキズ、筋肉・骨・腱が見えるような深いキズ、かさぶたがすでにできているキズ、動物や人にかまれたキズ、異物{ガラス、木片、砂、ほこり、衣服の繊維など}が入り込んだキズ、受傷してから時間が経ったキズ、すでに家庭で他の手当をしたキズ)、にきび、湿疹、虫さされ、皮膚炎などの症状、及びそれらをかきむしったキズには使用しないでください。また、受傷原因のわからないキズにも使用しないでください。 部位に関しては、目の周囲、粘膜への使用は避けてください。


Q3. 貼り替えるタイミングが分かりません。いつ張り替えればいいのでしょうか。

Q3. 2~3日に1回の貼り換えが目安ですが、特に体液が漏れていない場合やはがれてくるなどがない場合は、最長5日間貼ることができます。キズが腫れたり膿が出たりなど感染の症状が出ていないかしっかりと観察することは忘れないようにしてください。

 
Q4. 使用の終わりのタイミングが分かりません。

A4. 白く膨らんでくるのが、キズ口から湿潤液(体液)が出てキズを治しているサインです。白いふくらみがなくなったら貼り終わりです。

Q5. 貼り替えるタイミングで、治りかけた組織がめくれて治りが遅くなるような気がするのですが、それでも2~3日をめどに張り替えた方がいいですか? 

A5. 2~3日めどで貼りかえることで、キズを清潔に保つことができますので貼り換えをおすすめします。キズパワーパッドは、従来のガーゼなどと比較し、貼り変える際に皮膚の組織ができるだけはがれないような仕様になっています。

Q6. 2~3日に一回キズの様子を確認しましょうと書かれていますが、どのように確認をしたらいいですか?

A6. 貼ったまま、キズ口に痛みや腫れがないか確認してください。キズ口に痛みがなく、はがれもない場合は最長5日間貼り続けることが可能です。キズに感染の症状がないか、観察を続けることを忘れないでください。
 

  •  バンドエイド®ブランドについて


バンドエイド®は、「頑張る人の一番近くで」をブランド理念とし、1921年に世界初のガーゼつき救急絆創膏として開発されて以来、すべての人・すべてのキズに合う最適なケアを提案し、毎日を前向きに過ごせるようサポートしてきました。2004年には、日本で初めて家庭向けの製品でモイストヒーリング(湿潤療法)を採用した製品として「バンドエイド®キズパワーパッド™」を発売し、それまで一般的だった「キズの保護」だけでなく、「治癒」を叶える絆創膏として多くの方に愛用いただいています。

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