信州の宿にかつて小津安二郎監督が好んでいた客室「夕映の間」を再現、文学の世界と共に【映画の世界をも息づく宿】を演出(蓼科 親湯温泉)
1日1組限定・小津映画作品を彷彿とさせる“家族団欒”の空間
「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉(以下:親湯温泉)」を経営する合資会社親湯温泉(本社:長野県茅野市、代表取締役:柳澤幸輝)はこの度、本館清流亭の304号室を「夕映の間 with Memories of Ozu」としてリニューアルオープンしたことを発表いたします。
【概要・背景】
蓼科 親湯温泉では100周年カウントダウンプロジェクトの一環として、館内リニューアルなどのイベントを2016年より毎年行っております。
・2016年:3店舗目の姉妹館「萃sui-諏訪湖」がオープン
・2017年:渓流沿い大浴場直結露天風呂を新設
・2018年:3万冊の蔵書ラウンジと個室レストランを新設
・2019年:全客室52部屋をリニューアル
・2020年:露天風呂付き客室が誕生
・2021年:館内ショップ「蓼科trésor –トレゾール–」が完成
・2022年:姉妹館の「上諏訪温泉 しんゆ」がリニューアルオープン
・2023年:女性専用プラネタリウム岩盤浴「蓼科 Stargazer」を新設
「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉」
https://www.tateshina-shinyu.com/
今回の客室リニューアルでは、客室内の掘り炬燵などから、小津映画作品を彷彿とさせる“家族団欒”の空間「夕映の間 with Memories of Ozu」を創り上げました。
https://www.tateshina-shinyu.com/rooms/yubae/
間取りは、当時を知る元スタッフからのヒアリングによって再現し、お部屋の装飾は、小津監督の親戚の方々より寄贈いただいた、監督のゆかりあるものや愛用品に一新しています。
今回のプロジェクトを第一弾として、親湯温泉では、代名詞でもある「3万冊の蔵書ラウンジ」を始めとする“文学”の世界に加え、今後は“映画”の世界をも取り入れた、「知的な寛ぎ空間」を新たにご提供していきます。
【夕映の間 with Memories of Ozu】
映画人ともゆかりのある親湯温泉には、小津監督が宿泊したことも「蓼科日記 抄」に綴られています。今回は、当時、小津監督が最も気に入っていた、四季折々の眺望が愉しめる「夕映の間」を本館の渓谷側に位置する客室にて再現しました。
リニューアル客室「夕映の間 with Memories of Ozu」
https://www.tateshina-shinyu.com/rooms/yubae/
内装・設えにもこだわった客室は、ご年配の方のことを考慮し、和室にベッドを2台配置。
洗面所には洗⾯ボウルを2台設置し、低い洗⾯ボウルは⼩さなお子様のことを考えました。
客室から眺める「夕映」の景色を始め、四季折々の風景は、ご家族の皆様で掘り炬燵を囲みながらご覧いただければ幸いです。
家族を題材にした⼩津映画作品にちなみ、三世代を始めとした、ご家族での滞在をおすすめしている「夕映の間」。
和室でシンプルながらもどこか懐かしい空間のなか、小津作品に思いを馳せながら、家族団欒のひとときをお過ごしいただけるお部屋となっています。
〈※本プレスリリースや当館Webサイト、印刷物等における小津安二郎監督の名前や画像の使用に関しては、全て権利者との契約に基づいています。〉
【蓼科 親湯温泉について】
大正十五年創業の蓼科温泉の旅館。
2019年4月に100周年カウントダウンプロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。みすずラウンジ(みすず書房)や岩波文庫の回廊(岩波書店)を擁し、全集の他、昭和初期の出版当時の装丁のままの貴重な本なども含め3万冊の蔵書を手にとって閲覧することができ、クラシックなBarで当時を偲ばせる知的な空間を提供しております。
【会社概要】
会社名 合資会社親湯温泉(創業大正十五年 蓼科 親湯温泉)
代表者 代表取締役 柳澤幸輝
創業年 大正15年6月
法人設立 昭和23年10月21日
所在地 長野県茅野市北山4035
会社HP https://www.tateshina-shinyu.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
合資会社親湯温泉 広報担当:酒井典子
TEL:0266-67-2020
E-mail:n.sakai@shinyu-onsen.com
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