太陽光発電によるCO₂削減と荒廃農地を再生 ~リユースパネルを活用したソーラーシェアリングでオリーブを栽培~
日東工業株式会社は、太陽光発電によるCO₂削減と荒廃農地の活用につながる社会課題対応型のソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」の実証実験を開始します。
日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長 黒野 透、以下 日東工業)は、太陽光発電によるCO₂削減と荒廃農地の活用につながる社会課題対応型のソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」の実証実験を開始します。
ソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」は静岡県掛川市平野区にある荒廃農地1,685㎡に太陽光発電設備を設置。太陽光リユースパネルを使用し発電した電力をデジタルグリッド株式会社の電力取引プラットフォームを活用して環境価値を取得し、CO₂排出削減を行うとともに、耕作可能な農地へと再生させることで、社会問題になっている荒廃農地の削減に貢献するものです。
「サファLink -ファーム掛川-」では、掛川市が産地化計画を進めるオリーブについて、苗木約100本を観葉植物用として栽培することで地域の発展にも貢献できます。栽培は日東工業の社員が行い、少子高齢化が深刻化し労働力が懸念される地域社会を支えるべく、工場と農場の労働力シェアについても試みます。
本実証実験を通じて太陽光発電と農業生産の両立性や効果など、ソーラーシェアリング事業の実現性を確認します。
■「サファLink -ファーム掛川-」の発電設備仕様
太陽光リユースパネル※1 最大発電能力 | 約49.5kW |
太陽光リユースパネル パネル枚数 | 252枚(リユース製品を採用) |
架台構成 | 63基(4.5m×4.5mの架台に4枚のパネルを配置) |
遮光率 | 約32% 太陽光パネル総面積: 409㎡ 架台総面積 :1,276㎡ |
年間発電量(予測値) | 約98,000kWh |
■「サファLink -ファーム掛川-」概要図
※1.当社グループ会社であるサンテレホン株式会社が、太陽光発電設備で不要となった使用可能な太陽電池モジュールを調達したもので、環境省策定の「太陽電池モジュールの適切なリユース促進ガイドライン」に基づいた安全性と性能確認を行っています。
※2.当社はデジタルグリッド株式会社が提供するデジタルグリッドプラットフォームを活用しています。
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