京都の「RNAテクノロジー」「次世代フィットネス」スタートアップが上位に - 2024年上半期京都スタートアップランキング発表

国内最大級のスタートアップメディア「Uniqorns（ユニコーンズ）」が2024年上半期の京都スタートアップ資金調達状況をランキング形式で発表

株式会社EmolutionCreative

2024年9月3日 10時28分

国内最大級のスタートアップメディア「Uniqorns（ユニコーンズ）」を運営する株式会社EmolutionCreative（本社：福岡市、代表取締役：松石圭介）が、2024年上半期の京都スタートアップ資金調達状況をランキング形式で発表しました。このレポートは、スタートアップの生態系の進化に貢献することを目指し、独自に収集・分析したデータに基づいています。

ランキングのトップを飾ったのは、細胞標的mRNA医薬品を開発する株式会社aceRNA Technologiesで、9.6億円の資金を調達しました。2位には、セラミック分離膜を開発するイーセップ株式会社が入り、6.6億円を調達。3位は次世代型フィットネスジムを展開する株式会社FiTで、6億円の資金調達に成功しています。

4位には、変形性膝関節症などを対象とした再生医療製品の実用化を目指すArktus Therapeutics株式会社が4.4億円で登場。5位は植物由来の環境配慮素材PlaX™を開発するBioworks株式会社で、4.15億円の資金を調達しました。

このランキングは、急成長を遂げる京都のスタートアップ業界の最新動向を反映しており、特にバイオテクノロジー、医療技術、環境技術分野での革新的な取り組みが目立っています。京都の技術革新と起業家精神の高さを示すとともに、地域経済の新たな成長エンジンとして注目を集めています。

概要

【調査概要】
タイトル：【2024年上半期】京都スタートアップ資金調達額ランキング（2024年1月1日〜6月30日）
集計期間：本レポートでは、2024年1月1日から2024年6月30日までのデータを集計しています。（2024年7月1日時点）
データの独自性：本レポートに掲載されている情報は、当社が独自に収集したデータに基づいており、各種集計はすべて当社のデータベースから行われています。
情報源：集計にあたり、主にプレスリリースやニュース記事を情報源として使用しています。
免責事項：本資料に掲載されている情報は、信頼できる情報源から作成されていますが、その内容の正確性や完全性について保証するものではありません。また、本資料に基づいて生じたいかなる損害に対しても責任を負いません。
本資料は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や推奨を意図したものではありません。記載内容は予告なく変更されることがあります。

2024年上半期京都資金調達額ランキングトップ5企業

1位:株式会社aceRNA Technologies

事業内容：細胞標的mRNA医薬品の開発
資金調達額：9.6億円
投資家：DCIパートナーズ株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、京都キャピタルパートナーズ株式会社

2位:イーセップ株式会社

事業内容：セラミック分離膜の開発
資金調達額：6.6億円
投資家：日東精工株式会社、株式会社広島ベンチャーキャピタル、Mitsui Kinzoku-SBI Material Innovation Fund

3位:株式会社FiT

事業内容：次世代型フィットネスジム
資金調達額：6億円
投資家：京都銀行

4位:株式会社Arktus Therapeutics

事業内容：変形性膝関節症などを対象とした再生医療製品の実用化
資金調達額：4.4億円
投資家：国立研究開発法人科学技術振興機構、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、QBキャピタル合同会社、京都キャピタルパートナーズ、株式会社MTG Ventures、インベストメントLab株式会社、株式会社佐銀キャピタル＆コンサルティング