三井E&S造船、内海造船建造のLNG燃料船フェリーへFGSSを提供
三井E&S造船株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田 憲一、以下「当社」)は、内海造船株式会社(本社:広島県尾道市、社長:寺尾 弘志、以下「内海造船」)で建造した大洗~苫小牧航路初の LNG 燃料フェリー「さんふらわあ かむい」(15,512 総トン、以下「本船」)へガス燃料供給装置(以下、「FGSS」:Fuel Gas Supply System)を提供し、この度本船が就航しました。
今回のFGSS提供にあたり、当社はガスパートエンジニアリングおよびLNG燃料タンクを含むFGSS一式の製品供給を請け負いました。FGSSおよび燃料タンクは、本船の設計初期段階から最適な機器構成・燃料タンク容量を内海造船と共同で検討しました。そのほか、各メーカーへの機器調達、コミッショニング、竣工後のアフターサービスについても当社が一貫して対応しています。
脱炭素社会の実現に向けた環境規制や新ルールの適用を受け、船舶も重油専焼から、新燃料焚きへの転換期を迎えています。当社は、さまざまなガス運搬船の設計・建造実績があります。今後もこれまで培ってきた経験と技術力で、新燃料を用いた二元燃料船の導入を検討されているお客さまのご要望に柔軟に対応し、サポートしてまいります。
内海造船株式会社
設立:1944年11月
本社所在地:広島県尾道市瀬戸田町沢226丁目6番地
代表者:取締役社⾧ 寺尾 弘志
事業内容:造船業
【お問い合わせ先】
三井 E&S 造船株式会社
営業部
03-6426-0243

■ 三井E&S造船株式会社
三井E&S造船(東京都港区台場二丁目3番2号)は、100年を超える船舶設計・建造により培ってきた船舶の開発・設計・建造技術と40年以上に亘るLNG船建造経験、自律操船・デジタライゼーション技術をコア技術とし、新燃料関連エンジニアリングへの対応、海上輸送に関わる安全性向上・船員の労働環境改善といった社会・お客様の課題・ニーズの解決に貢献する、ファブレスのエンジニアリング会社です。
企業ホームページ: https://www.tsuneishi.co.jp/mes-s/
代表取締役社長:柴田 憲一
事業内容:設計エンジニアリングサービス、舶用機器、新燃料・ガス関連機器エンジニアリング、操船システム、DX・モニタリング、技術支援など
設立:2017年5月22日(創業:1917年)
資本金:1億円
従業員:125人(2025年1月1日時点)
関連会社:
常石造船株式会社(広島県福山市)
新潟造船株式会社(新潟県新潟市)
https://www.tsuneishi.co.jp/nsr/
株式会社三井造船昭島研究所(東京都昭島市)
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