【シニア最新調査】シニアの約9割が今も自分で運転!免許返納が先延ばしされる実態

50代以上のシニア280名以上に『自動車の利用』に関するアンケート調査を実施

コスモヘルス株式会社

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『自動車の利用』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、車の所有状況や、利用目的、購入時の重視点、運転支援機能への関心など、多角的な視点からシニア世代の自動車利用実態と今後への意向が明らかになりました。

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調査トピックス

◆約9割が現在も自分で車を運転
回答者のうち86.9%が「車を所有しており、自分で運転している」と回答しており、シニア層においても運転の継続が主流です。日常生活における移動手段として車が不可欠な状況が窺えます。

◆約7割が「踏み間違い防止」機能を希望
運転サポート機能として、「アクセルとブレーキの踏み間違い防止機能(自動ブレーキなど)」を70.3%の方が希望しています。安全運転への不安を技術で補いたいというニーズが明確に表れています。

◆約9割が免許返納を「まだ考えていない」
運転免許について「返納はまだ考えていない」と88.5%の方が回答しています。圧倒的多数を占めており、移動手段として車を手放したくない意識が強いことが示されました。自立した生活を維持したいという思いが背景にあると考えられます。

1:ご自身またはご家族で車を所有されていますか(有効回答者数:283名)

「車を所有しており、自分で運転している」が86.9%と圧倒的多数を占め、シニア層の多くが日常生活で車を利用しています。「車を所有しているが、自分は運転していない」(8.1%)や「過去に所有していたが、今は持っていない」(2.8%)は少数にとどまり、車が生活インフラの一部である実態が窺えます。

2:主にどのような目的で車を利用されていますか
  (複数回答可)(有効回答者数:269名)

「買い物」(90.3%)が最も多く、次いで「通院」(55.8%)、「趣味・レジャー」(55.0%)、「友人・知人との集まり」(50.9%)、「通勤」(43.9%)が続きます。生活を維持するための手段として車を利用している回答者が多く、公共交通機関では補えない日常的な移動ニーズが強く存在することが示唆されます。

3:直近で購入された車の価格帯を教えてください(有効回答者数:269名)

「100万円〜200万円未満」が37.2%で最も多く、「200万円〜300万円未満」(26.4%)、「100万円未満」(20.1%)と続き、200万円未満での購入が57.3%を占めます。「わからない」(7.1%)も一定数存在し、価格への意識が低い層や家族主導の購入も想定されます。

4:車を選ぶときにどんな点を重視されますか
  (複数回答可)(有効回答者数:269名)

「価格」(71.7%)が最も多く、「安全性能」(57.6%)、「燃費」「運転のしやすさ」(各56.1%)が続きます。ブランドやデザインよりもコストと安全・利便性を重視する傾向が明確であり、高齢者特有のリスクを軽減する機能のニーズが背景にあると考えられます。

5:こんな運転サポート機能があれば嬉しい、と思うものはありますか
  (複数回答可)(有効回答者数:269名)

「アクセルとブレーキの踏み間違い防止機能(自動ブレーキなど)」(70.3%)、「死角にいる車や歩行者を知らせる機能(後方接近警報、ブラインドスポットモニターなど)」(68.8%)が上位です。運転中の判断ミスや見落としを補助する機能へのニーズが高く、今後の技術開発の重点領域を示しています。

6:車の防犯のために、現在どのような対策をされていますか
  (複数回答可)(有効回答者数:269名)

「ドライブレコーダーの設置」(56.9%)が最も多く、「セキュリティアラーム(警報装置)の設置」(32.0%)、「特に何もしていない」(30.5%)が続きます。防犯意識は一定程度ありますが、物理的防犯対策の普及促進には支援策が求められます。

7:車を選ぶ際に、どこから情報を得ることが多いですか
  (複数回答可)(有効回答者数:269名)

「自動車販売店・ディーラー」(77.3%)が最も多く、「家族や知人からの口コミ」(34.6%)が続きます。「体験試乗・イベント」(16.0%)や「テレビCM・新聞広告」(13.0%)が一定数存在する一方、「インターネット(比較サイト・口コミサイトなど)」(10.8%)は少なく、アナログ接点が依然として主流です。

8:現在、運転免許の返納について、どのようにお考えですか(有効回答者数:269名)

「返納はまだ考えていない」(88.5%)の回答が圧倒的に多く、「わからない」(5.2%)、「近いうちに返納を検討している」(3.3%)、「すでに返納した」(3.0%)が続きます。運転免許の保持意向が高く、移動の自由と利便性を重視していることが窺えます。返納を促すには、代替移動手段の提示や心理的負担の軽減が課題といえます。

総評

今回の調査から、シニア層における自動車利用の重要性と、運転継続への強い意向が明らかになりました。86.9%が現在も自身で運転しており、特に「買い物」(90.3%)や「通院」(55.8%)といった生活に不可欠な移動手段として活用されています。

車選びでは「価格」(71.7%)を最重視しながらも、「安全性能」(57.6%)や「運転のしやすさ」(56.1%)も重要視されており、コストパフォーマンスと安全性のバランスを求める傾向が見られます。運転サポート機能については、「アクセルとブレーキの踏み間違い防止機能(自動ブレーキなど)」(70.3%)や「死角にいる車や歩行者を知らせる機能(後方接近警報、ブラインドスポットモニターなど)」(68.8%)への関心が高く、技術による安全運転サポートへの期待が大きいことが分かります。

情報収集では「自動車販売店・ディーラー」(77.3%)が主要チャネルとなっており、対面での相談を重視する姿勢が表れています。インターネット利用は1割程度にとどまり、人的接点の重要性が確認されました。

免許返納については88.5%が「返納はまだ考えていない」と回答しており、運転継続への強い意向が示されています。この背景には、車が生活インフラとして不可欠であることに加え、自立性や社会参加の手段としての価値があると考えられます。今後は、安全運転をサポートする技術の普及促進と、将来的な免許返納時の代替移動手段の整備が両輪で求められるでしょう。


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コスモラボについて

コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。

主に60歳以上の約20万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。

調査概要

◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:283
◾️調査対象期間:2025年4月30日

データのご利用に関して

レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。

調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、

引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。

https://cosmolab.jp/report/car_2504/

また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
https://cosmolab.jp/contact

会社概要

◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区新橋 1-12-9-10F
電話番号
03-5537-3030
代表者名
小塚崇史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1984年07月