感染症に立ち向かうために、一人ひとりができること。― 京都芸術大学 情報デザイン学科 クロステックデザインコースの学生による手洗いや消毒など「手指衛生」の啓発プロジェクトが始動!
新型コロナウイルス感染拡大により、今や私たちの生活に欠かすことができない手洗いや消毒などの「手指衛生」。丸石製薬株式会社が持つ知見と学生の多角的な視点を掛け合わせた、産学連携プロジェクトです。
【本件のポイント】
- 丸石製薬株式会社との産学連携プロジェクト。学生が啓発ポスターやサイン計画、ボトルなどの製品デザインの企画提案、開発を行う。
- 実例を詳細にリサーチし、実際に医療施設にて試作と検証を繰り返しながら、人間の行動変容に着目した効果的な提案を目指す。
- 学生たちの提案は、全国の病院や医療現場向けに配布またはホームページから配信する予定。
// 概要
京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)と丸石製薬株式会社(大阪市鶴見区/代表取締役社長執行役員 井上勝人)は、コロナ禍という現在の社会状況を鑑み、手洗いや消毒などの手指衛生の一般化に向けた啓発ポスターやサイン計画、ボトルなどの製品デザインの企画提案および開発を共同で行うこととなりました。
“人間の行動変容を起こす”という心理的な観点をポイントに、丸石製薬株式会社が持つ知見と学生の多角的な視点を掛け合わせた産学連携プロジェクトです。
// 今後の展開
プロジェクトに参加する学生は、情報デザイン学科 クロステックデザインコースを中心とした12名。
今後は11月末にポスターやサイン計画を、2021年2月末にボトルなどの製品デザインの完成を目指しており、その成果についてはWebサイトやニュースリリースにてご案内する予定です。
// 指導教員 吉田大作(情報デザイン学科 クロステックデザインコース准教授)より
世界はCOVID-19感染拡大によって、多くの困難に直面しています。しかし、歴史を紐解いてみれば、これまで人類は幾度となく様々な感染症と向き合い、その中で大きな変化を受けながらも、新たな文化や社会を作ってきました。
こうした困難に直面する中で、この度は丸石製薬の井上勝人社長および「感染対策コンシェルジュ」の皆さんと何度も打ち合わせをさせていただきました。
製薬会社の皆さんの「この状況をなんとかしたい!」「なんとか社会に貢献したい!」という熱量と、芸術大学の学生たちの観察・リサーチに基づくクリエイティビティを掛け算することで、COVID-19に限らず、今後の私たち人間が感染症に立ち向かうための行動変容を起こすチャレンジをしたいと考えています。
- 丸石製薬株式会社
日本薬局方が制定された翌年の明治21年(1888年)に、日本薬局方医薬品(ベーシックドラッグ)メーカーとして創業。以来、医療現場を中心に、最適な衛生環境づくりに役立つ殺菌・消毒剤の研究・開発を大切な基盤事業として注力されている会社です。
https://www.maruishi-pharm.co.jp/
- 感染対策コンシェルジュとは?
丸石製薬が長年にわたり培ってきた感染症に関する知識やノウハウをもっと広く社会の役に立てられないだろうか?と考え、2014年に誕生。⼀般の方々から感染対策の専門家の方々まで、感染対策や消毒剤に関する正しい情報のご提供やご相談の解決への協力、感染対策の啓発、感染対策地域ネットワーク構築のお⼿伝い、医療・福祉・教育関連の機関への情報提供を実施しています。
https://www.m-ipc.jp/
京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)広報課
担当:作山、市川
TEL:075-791-9112
Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
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