CLARK NEXT Tokyoにて、一般社団法人AIビジネス推進コンソーシアムが高校生に向けた特別講義を開始。
次世代人材育成を目指してAIを用いた課題解決を実践
クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、校長:三浦雄一郎)と一般社団法人AIビジネス推進コンソーシアム(代表:曽我部 完)は、AIを活用した豊かな未来を創造できる人材の育成を目的とした高校生向けの教育プログラムを共同で開始致します。本授業は、AI、機械学習、ディープラーニングについて深い理解と興味を促すための特別授業となり、2021年度よりクラーク記念国際高等学校が新たに開校した「CLARK NEXT Tokyo(東京都板橋区)」に通う高校生に向け、5月24日(月)から6月28日(月)の期間で実施されます。
■ 概要
クラーク記念国際高等学校は「“好き”を“得意”に」発展させ、個性を際立たせ成長を目指す教育を1992年の開校当初より行っています。様々な分野において多くのプロフェッショナルや企業と連携し、社会性の高い実践的な授業展開を図ってまいりました。AIビジネス推進コンソーシアムは実ビジネスでAIに携わる会員各社の知見を共有し、AIと人工知能の普及による、より良い社会作りの実現に向け活動しています。今回は、AI技術者教育のコンテンツ整備を行ってきた教育ワーキンググループが、身近な事例をもとにあらゆる可能性を持つAIについて生徒と一緒に考えることを予定しています。
本授業はCLARK NEXT Tokyoに設置されている「ゲーム/アプリコース」、「ロボティクスコース」の生徒を中心にPBL(Project Based Learning)型式で開講され、AIを活用したアプリ開発や、社会課題を解決するための企画を生徒自身が行います。今回の講師はAIベンチャー、弁護士など。AIの基本的概念やベースとなる数学の考え方、さらには実社会での活用事例や最近の技術動向など、事例も交えながら講義が行われます。また、身近な課題に対し、画像認識の技術を用いて問題解決を図るワークショップも行う予定です。
■授業内容と講師
【1. AI・ビックデータ概論】
①AIとは、AIの歴史、機械学習とは
②AI・データに関わる仕事
(エンジニア、データサイエンティストなどの業務紹介、大学生、若手社員とのパネルディスカッション)
③AIの活用事例について
④AIと社会
【2. 画像認識とは(手法と事例)】
【3. 実践:地域課題をAIで解決しよう】
①課題設定のガイドライン
②データ収集
③ソフトウェアを使った課題解決演習(ワークショップ、中間発表、フィードバック)
【4. 最終発表会】
【講師】
株式会社zero to one代表取締役CEO竹川 隆司(担当1.①、3.③)
株式会社SoW Insight 代表取締役社長 中条 薫(担当1.②、3.③)
パーソルイノベーション株式会社 TECH PLAY COMPANY 代表 片岡秀夫(担当1.②)
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エグゼクティブエンジニア 寺澤 豊(担当1.③、3.③)
真英法律事務所 パートナー弁護士 堀川 正顕(担当1.④)
株式会社アルプス技研 中山 純一(担当2.、3.①②)
技術指導 TIS株式会社 、株式会社グリッド(担当3.③)
【CLARK NEXT Tokyoについて】
2021年に、東京都板橋区にて、テクノロジーをコンセプトにクラーク記念国際高等学校の次世代キャンパスとして開校。他の通信制高校には類をみない新設の独立校舎に、「eスポーツアリーナ」や「ロボティクスフロア」などの専門分野に特化した設備を備えています。開講コースは「eスポーツコース」「ゲーム/アプリコース」「ロボティクスコース」。また、東京大学名誉教授である佐藤知正氏が名誉学長を務めるほか、多くの企業と連携し、それぞれの分野の知識や見識を学ぶ機会の充実を図っています。
【クラーク記念国際高等学校について】
「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国50を超える施設で1万人以上が学びます。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。
【AIビジネス推進コンソーシアムについて】
企業各社がノウハウを相互に共有し、AIアプリケーション共有、ビジネスの相互協力を通して、人工知能を社会に役立て、ビジネスや研究活動を活性化・推進するために2019年4月に社団法人化したのが「一般社団法人AIビジネス推進コンソーシアム」です。人工知能の活用を主導する団体として、人工知能技術が社会に存する様々な問題を改善していくとの認識に立ち、ビジネスを推進する上で障害となる課題や問題について、会員各自の利害関係を超えて取り組み、その成果を社会に還元することを目的とした活動をしています。
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