【米国リリース抄訳】MuleSoft、コードなしクリックのみで、データの開放、一貫したカスタマーエクスペリエンスの構築を可能に

- MuleSoftが発表した新機能により、誰もがシステムの統合やデータの一元化、一貫性のあるパーソナライズされた顧客体験の提供が実現可能に -
- MuleSoftによりSalesforce製品の内外に関わらず、あらゆるアプリ、ソース、デバイスのデータを解放することで、Customer 360 Platformをさらに強化 -
- 世界No. 1のAPI主導の統合プラットフォームのプロバイダとして、デジタルトランスフォーメーションをリードする10万人の統合のTrailblazer のスキルアップに寄与 -
※当資料は、2019年11月18日に米国で発表されたニュースリリース(https://www.salesforce.com/company/news-press/press-releases/2019/11/19-MuleSoft-Dreamforce/)の抄訳版です。

株式会社セールスフォース・ドットコム
【2019年11月18日、サンフランシスコ、Dreamforce 2019】
優れたアプリケーションネットワーク(https://www.mulesoft.com/why-mulesoft)構築プラットフォームのプロバイダーであるMuleSoftは本日、新しいツール、プリパッケージ化されたコネクター、学習モジュールを発表しました。これにより、誰もがコードを一行も書かずに、一貫した顧客体験を構成することが可能となります。誰も統合のTrailblazer(トレイルブレイザー:先駆者)になり、データがどこに格納されていても容易にデータソースを接続し、Einsteinによる自動インテリジェントデータマッピングで統合を加速させ、APIによるコネクティビティの強力さを実感することができます。MuleSoftは誰もが、どこからでもデータに接続し、Salesforce Customer 360の機能を全面的に活用できるようになるべきだと確信しています。

今やすべての企業が、顧客を中心に置くデジタルトランスフォーメーションに取り組み、今までになく統合を戦略的に進めています。Connectivity Benchmark Report(https://www.mulesoft.com/lp/reports/connectivity-benchmark)によると、企業一社は平均で900のアプリケーションを使用しているものの、統合されているのはそのうち29%のみで貴重なデータはサイロ化されており、分断された顧客体験が生じているのです。今後、つながる顧客体験を提供していくには、APIを使用したシステムの統合とデータの一元化が不可欠です。こうしたスキルセットはIT部門だけではなく顧客に一番近い部門でも備えていなければなりません。

Customer 360の力を解放する
誰もが統合活用できるものにするために、MuleSoftのAnypoint Platform™に搭載された新しいツールによりコードを一行も書かずにシステムを統合することが可能になります。この新しい体験の一環として、ユーザーは統合を実行、管理する代わりに、APIを再利用することで優れた顧客体験を創造することに集中できるようになります。一方で、IT部門はAnypoint Platformを通して組織全体のAPIを制御、保護、監視し続けることが可能です。新機能は以下の通りです。

 •  Flow Designer:Einsteinの高性能なAIによりFlow Designerを使用することで、ユーザーはコードを一切書くことなく、簡単に統合を行い、これまでにない速さでビジネスプロセスを自動化できるようになります。EinsteinがAIによるデータマッピングのレコメンデーションを自動的に提供することで、誰もがスマートな統合を行うことができます。Flow Designerでサーバーやログ、インフラストラクチャ管理の煩雑さが解消されることで、MuleSoftは多くの人が統合を実施できるようにし、IT部門がセキュリティや制御を維持したまま、企業のイノベーション推進を加速させます。
 •  Accelerators: 新しいMuleSoft Acceleratorsにより、統合のベストプラクティスを体系化し、それらをあらかじめ用意された統合テンプレートとして抽出し、企業はつながる顧客体験をより迅速に提供することが可能になります。 
 ◎   MuleSoft Accelerator for Service Cloudは、サービススタッフに注文履歴やステータス、更新データを提供し、顧客の問題を迅速に解決します。Accelerator for Service Cloudは、ServiceNowとJiraをService Cloudに接続し、Service Cloudから直接チケットを発行するための統合テンプレートを提供します。
 ◎  MuleSoft Accelerator for Commerce Cloudは、在庫とカタログデータをCommerce Cloudに直接統合することで、消費者が正確で最新の製品データを入手できるようにします。
 •  Anypoint API Community Manager:フルライフサイクルのAPI管理、パーソナライゼーション、フォーラム、チャット、サポートケース管理、エンゲージメント分析がAPI Community Managerに統合され、デジタルエコシステムを開拓できるようになります。組織は、内部・外部の開発者、統合のTrailblazerとAPIを容易に共有できます。新規アップデートにはAPI CatalogおよびIntegrated Searchのキーワードとカテゴリを通じて、APIやコンテンツ記事、案件、フォーラムへの投稿、クライアントアプリケーションを閲覧する機能が含まれ、各コミュニティが必要なAPIリソースを簡単に見つけられるようにします。


これらの機能はすべて、MuleSoftの構築済みAPIと統合機能のマーケットプレースであるAnypoint Exchange(https://www.mulesoft.com/exchange/)でさらに強化なものとなりました。Anypoint Exchangeを使用することで、企業内のユーザーは組織全体で統合とAPIを共同で再利用できるようになり、デジタルトランスフォーメーションを推進する上でスピードとアジリティを劇的に向上できます。

今後5年で統合のTrailblazer10万人をスキルアップ
統合のTrailblazer(トレイルブレイザー:先駆者)は、Salesforce管理者、開発者、インテグレーションアーキテクト、マーケティングおよび運用などビジネス部門の担当者などデジタル領域におけるチャンピオンです。彼らは、APIと統合の可能性についてさらに学び、キャリアを成長させ、顧客体験を変革したいと考えています。IDCは、Salesforceとそのエコシステムが2024年までに420万人の雇用(https://www.salesforce.com/company/news-press/press-releases/2019/10/192410-IDCSalesforce/)を創出すると予測しており、APIと統合への理解が将来の労働力のスキルアップする機会であることを強調しています。

MuleSoftはアクセンチュアやデロイトなど主要な提携企業と共に、今後5年間で統合のTrailblazer10万人のスキルアップを約束し、この基礎的なスキルセットが企業全体で確実に見つかるようにします。将来の労働者が統合の先駆けとなり、デジタルトランスフォーメーションを加速させるために、MuleSoftは組織内の役割と学習目標に合わせた新しい学習プランを開発しました。Trailmixは本日からSalesforceのオンライン学習プラットフォームTrailheadで利用でき、これにはAPIの基礎、作成、ROI、エコシステムといったトピックが含まれます。

発表に関するコメント

●   Ashley StewartのIT担当シニアバイスプレジデントのアイリーン・リッゾ(Eileen Rizzo)氏は次のように述べています。
「弊社では、従業員に統合やAPIのスキルを身に着けてもらうことは、彼らのキャリアの成功を支援するだけでなく、弊社の将来のビジネスの成功にもつながると考えています。API主導の接続アプローチは、顧客とのエンゲージメントと優れた顧客体験を創出するため、また市場に新たなイノベーションをもたらすために学ぶべき最も重要なスキルとコンセプトです。チーム内統合のTrailblazersを拡大することで、弊社のデジタルトランスフォーメーションの取り組み、特にSaaSソリューションの展開を加速することができるようになります。」

●   Accentureのチーフソフトウェアエンジニアのアダム・バーデン(Adam Burden)氏は次のように述べています。
「MuleSoftのAPIを中心とした統合プラットフォームと独自のデジタルにデカップリングされたアーキテクチャパターンを組み合わせることで、レガシーとクラウドの境界を埋めていきます。企業内に閉じ込められているデータの価値を解放することは、当社クライアント企業にとって重要な優先事項であり、MuleSoftのローコードアプローチは『市民インテグレーター』がこのジャーニーを加速させるのに役立ちます。Accentureは社内で5000人の統合のTrailblazerを育成することを約束します。彼らは未来のシステムに必要な境界の無い適応可能な統合ソリューションを想像しながら開発する認定MuleSoftデベロッパーとアーキテクトのグローバルチームと協働していきます。」

●   Deloitte Consulting LLPのプリンシパルでSalesforceのグローバルアライアンスリーダーのポール・クレモンス(Paul Clemmons)氏は次のように述べています。
「統合のTrailblazerは、ビジネスについての個々の視点を活用し、それを重要な統合スキルと組み合わせ、組織と顧客に真の変革をもたらすという特有の立場にあります。今回の宣言の一環として、当社は今後数年間で何千人もの統合のTrailblazerとしてのコンサルタントを育成することを目標としています。API主導の接続アプローチによるデジタルトランスフォーメーションの推進、統合のTrailblazer個々の現在および将来のキャリア発展の支援のために、ワークフォースのスキル向上においてMuleSoftに参加できることを光栄に思います。」

●   MuleSoftのCEO、サイモン・パーメット (Simon Parmett) は次のように述べています。
「APIと統合の威力を理解すれば、組織内の役割に関わらず誰もがデジタルトランスフォーメーションを推進し、イノベーションを劇的に加速させることができます。統合は、デジタルトランスフォーメーションにおいて見落とされがちなので、組織の全てのメンバーがAPI主導の接続アプローチがどのように一貫した顧客体験を強化するかを理解する必要があります。MuleSoftは最高水準の製品を提供し、将来のワークフォースのスキルアップさせることで、このデジタル時代において企業を前進させることができる唯一無二の立場にいるのです。」


統合のTrailblazerになる方法は、Dreamforce 2019でご覧ください
 •    MuleSoftがどのように統合のTrailblazersをスキルアップする詳細は、11月20日(水)午後5時~5時50分(米国太平洋標準時)、Moscone NorthのホールFで行われるIntegration Keynoteで紹介予定です。https://www.mulesoft.com/dreamforce (英語)
 •    統合のTrailblazerとして本日からTrailheadで統合がどのようにつながる顧客体験を促進するのか学習できます。http://sfdc.co/integrationtrailblazerオブジェクト指向プログラミングのバックグラウンドを持つ統合の Trailblazer(技術開発者およびアーキテクト)は、統合の専門家になることができます。 技術的な製品トレーニングおよびMuleSoft認定を受ける方法については、training.mulesoft.com(英語)をご確認ください。

 Dreamforce 2019
Dreamforceは、世界最大規模のソフトウェアカンファレンスで、17万1,000人以上の登録者と1300万人のオンライン視聴者がいます。ソートリーダーや業界の先駆者、Trailblazerが集まるDreamforceは、Salesforceの信頼、カスタマーサクセス、イノベーション、平等の価値を究極の表現する場です。 2,700以上のセッションで、あらゆる役職と業界のTrailblazersは、カスタマー360を実現し、AI、音声、統合、オンライン学習などのSalesforceの最新の製品革新を実践する方法を学びます。
詳細は、https://www.salesforce.com/dreamforce/ をご覧ください。
 
セールスフォース・ドットコム子会社、MuleSoftについて 
MuleSoftの使命は、世界中のアプリケーション、データ(https://www.mulesoft.com/integration-solutions/dataweave-integration)、デバイス(https://www.mulesoft.com/integration-solutions/api/iot)を簡単に接続できるようにして、迅速な変革とイノベーションを支援することです。業界をリードするMuleSoftのAnypoint Platform™はAPI主導の接続性アプローチのもと、数千に及ぶ組織でのアプリケーションネットワークの構築を支援しています。アプリケーションネットワークを活用して企業間でデータを解放すれば、新しい収益チャネルの確立や業務効率の改善、そして差別化されたカスタマーエクスペリエンスの創出が簡単に実現できます。詳しくは、https://www.mulesoft.comをご覧ください。
 
セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.com をご覧ください。
 
MuleSoftは、MuleSoft、Inc., a Salesforce companyの登録商標です。その他の全ての社名、商品名等は、各所有者の商標または登録商標です。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボル CRM で取引されています

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会社概要

URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-1-3  日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
電話番号
0120-733-257
代表者名
小出伸一
上場
海外市場
資本金
-
設立
1999年03月