カナリークラウド、AIエージェントを提供開始。AIの力で、不動産会社の顧客対応業務に「もっといい当たり前」をつくる

不動産業界のDXを推進する株式会社カナリー(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 拓輝)は2025年12月、不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」で活用できる、AIエージェント機能の提供開始をお知らせします。
今回のリリースに留まらず、今後も不動産業界における幅広い業務に向けたAIエージェントによるソリューション提供を通じて、当社ミッションである「もっといい当たり前」の実現を目指してまいります。
リリースの概要
2022年のChatGPT公開を機に、AIは爆発的に普及し、それ以降もAI技術は目まぐるしく進化を遂げてきました。そんな中、自律的にプロセスを考え業務を遂行する「AIエージェント」が注目され、様々な産業で活用され始めています。
当社では、不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」を通じて、不動産会社における反響対応・やりとり・追客・顧客/案件管理などの様々な業務のDXを支援してまいりました。
今回のリリースによって、カナリークラウドで行っていた業務の一部をAIエージェントが担うようになり、カナリークラウド利用会社に「自然とAIを利活用し、AIが業務になじむ」体験を提供します。
AIによって業務が効率化されることで、コア業務であるエンドユーザーへの接客業務に更に集中できる体制をつくり、業界全体の生産性向上および顧客満足度向上につながります。
AIエージェント紹介
第1弾リリースのAIエージェント機能をご紹介いたします。
これらの機能は、すでにカナリークラウドをご利用いただくアカウントに随時リリースしてまいります。
まとめて更新エージェント

営業担当者は接客や内見対応に追われて記録が後回しになることも多く、更新漏れ・入力のバラつきがKPIの解像度を下げてしまいます。成約数・売上最大化には「鮮度の高い顧客情報」と「ネクストアクションの明確化」が不可欠といえます。
本エージェントは、その日その場で溜まった「更新すべきこと」を担当者に代わって洗い出します。直近の顧客とのやりとりを1人ずつ振り返って解析し、ステータス更新・希望条件更新・電話記録/来店記録の追加などを提案します。
担当者はこれらの提案内容をまとめて承認するだけで、実際の更新操作までを完了できます。
物件確認エージェント

営業担当者は、24時間365日届く顧客からの問い合わせに対して、物件の最新状況を確認する「物件確認」業務を行っています。近年は業者間流通サイトによるWEB確認が普及しつつありますが、物件ごとに複数サイトを行き来して検索することになり、意外にも手間と時間を要する業務といえます。
本エージェントは、問い合わせに記載された物件名や住所などの物件情報を解析したうえで、利用会社の希望する業者間サイトを横断的に確認し、物件確認の結果をメモに残します。これにより、営業担当者は問い合わせ受信後の業務を削減でき、スムーズかつスピーディにエンドユーザーへ連絡できるようになります。
今後はメールなどによる初期対応までもAIエージェントが遂行できるよう、アップデートを予定しています。
返信文生成エージェント

当社では、不動産業務に特化したCRMのなかでもいち早く「生成AI連携」機能として、顧客からの連絡に対しての返信文生成や、営業担当者の返信文ドラフトを添削する機能を提供し、多くの方に利用いただいてまいりました。(不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド」、生成AI連携機能を提供開始。顧客満足度を高めるコミュニケーションを瞬時にアシスト)
本エージェントはシンプルな返信文生成に加えて、利用会社で制作した顧客対応マニュアルや、提携会社から収集した社宅規程などのドキュメントをインプットでき、これらを必要に応じて参照しながら、さらに適切な返信文をスピーディに提案します。
顧客対応フィードバックエージェント

日々発生する顧客との大量のやりとりデータは、マネージャーによるフィードバックや顧客対応の質向上において重要な情報源であるにもかかわらず、現状では十分な活用や改善への反映ができていないケースが多く見受けられます。
本AIエージェントは、中立的な立場から顧客対応のやりとりを詳細に分析し、顧客のステータスや性格を想定した具体的なフィードバックを提供します。これにより、マネジメントコストの削減はもちろん、経験の浅いメンバーでも自己反省を通じて成長のサイクルを自律的に回せるようになります。
今後の展望
今回の第1弾リリースでは、まず、顧客とのやりとりなどをソースにした社内業務の遂行を主な対象としてAIエージェントを提供しました。
今後は、これらの活用を通じて得られたフィードバックやデータ分析に基づき、実際に物件を探すエンドユーザーとのコミュニケーションを遂行するAIエージェントの開発や、顧客対応に留まらない、売上/案件管理・分析業務などをサポートするAIエージェントへと、支援する業務の幅を広げていく予定です。
AIエージェントが不動産会社の業務に伴走することで、生産性を高め、「もっといい当たり前」を実現し続けることを目指します。
カナリークラウドとは

「カナリークラウド(CANARY Cloud)」は不動産業務に特化したVertical SaaSです。
CRM(顧客管理システム)機能をはじめとした充実した機能を揃えながら、誰もが直感的に操作できるような分かりやすいデザインにこだわり設計されています。
サービスリリースから約3年、昨今は各エリアにおける賃貸仲介件数ランキング(全国賃貸新聞社調査)に掲載中の不動産仲介会社による導入も進み、全国各地での利用が広がっています。
[期間限定キャンペーン] 2025年中のご導入決定でAIエージェントの一部機能を無料開放!
ご興味のある不動産会社様は、下記より「AIエージェントのリリースを見た」旨と併せて、お気軽にお問い合わせください。
株式会社カナリー 営業本部 新規不動産会社様向け窓口
TEL:050-3196-3346(営業時間 平日9:30~18:30)
カナリー サービスページ:https://biz.canary-app.jp/portal/
カナリークラウド サービスページ:https://biz.canary-app.jp/cloud/
株式会社カナリー 会社概要
会社名:株式会社カナリー
代表者:代表取締役 佐々木 拓輝
所在地:〒108-0073 東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー27階
設立:2018年4月
事業内容:
・不動産情報マーケットプレイス「カナリー(CANARY)」の提供
・不動産業務特化型SaaS「カナリークラウド(CANARY Cloud)」の提供
・DXソリューションズ事業
URL:https://corp.canary-app.jp/
プレスリリースに関するお問合せ先
株式会社カナリー広報担当
E-Mail:info@canary-inc.jp
すべての画像
