「国際文化会館ジャーナリズム大賞」の創設と第1回大賞記事の募集について
相互理解と共存・共生のあり方について感動と洞察を与える報道を顕彰し、日本におけるジャーナリズムのさらなる発展を目指すアワードです。
公益財団法人国際文化会館(理事長:近藤 正晃ジェームス)は、このたび、特に優れた報道・コラム等を表彰する「国際文化会館ジャーナリズム大賞」を創設しました。
公益財団法人 国際文化会館は、グローバルな「知の拠点」となることを目指し、2022年7月にアジア・パシフィック・イニシアティブ(API)と合併致しました。
APIでは「PEPジャーナリズム大賞」を実施し、多角的な視点を提供するジャーナリズムを、「政策起業力」という観点から表彰してまいりました。
合併を機に、PEPジャーナリズム大賞を「国際文化会館ジャーナリズム大賞」へと衣替えし、多様な世界との対話に不可欠であるジャーナリズムの醸成を目指して、グローバルに活躍するジャーナリストの皆様を応援してまいる所存です。
本賞の創設は、綿密な取材やデータを元に調査を行い、日本と多様な世界との関わりの中で生じる新たな可能性と課題に光を当てた報道を表彰することを目的としたものです。また、相互理解と共存・共生のあり方について感動と洞察を与える報道を顕彰することを目指しております。
対象となる記事の詳細は、以下の「表彰部門」をご参照ください。個人または機関による応募、ならびに、機関ごとの推薦を受け付けます。受賞作の選考・決定は、2024年5~6月にかけて、選考委員会(委員長:林香里 東京大学大学院情報学環教授。他の委員は以下参照)により厳選に行います。
国際文化会館ジャーナリズム大賞特設サイト https://ihj.global/journalism/
※ 応募期間:2024年2月26日(月)~4月19日(金) 23:59(日本時間)
※ 対象記事の詳細な要件はサイトをご確認ください。
【表彰部門】
1. 大賞(150万円)
「日本と世界の関わり」という観点から、日本の現代政治・経済・社会等の重要課題について、優れた検証、調査をした報道。また、世界の中における日本の課題や挑戦に光を当て、感動と勇気を与えた報道と作品。
2. オピニオン部門賞(50万円)
日本と世界の関わりについて冷静かつ広い視野で分析し、洞察に富んだ論考、論説、コラム。
3. 特別賞(30万円)
フリーランスや小規模メディアの記者等による優れた報道。
【対象となる候補記事の条件】
・募集対象となる候補記事は以下の通りとします:
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2023年4月1日から2024年3月31日までの間に、公表された日本語の記事。(書籍・映像は除く)。放送法の規定による「放送事業者」によるオンラインの記事も対象とする。
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筆者(または筆者のグループ)につき1つの記事(同じテーマの企画・連載は1つとみなす)。
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フリーランス・個人による報道、組織・チームによる報道であるかは問わない。
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筆者、あるいは筆者のグループは、報道を主な職業としていることが条件(但しオピニオン部門はこの限りではなく、実務者、研究者などからの応募も受け付けます)。
【選考委員会】
林香里 (委員長)
東京大学大学院情報学環教授、東京大学理事・副学長
関美和
MPower Partners Fund 創業パートナー/翻訳者
筒井清輝
スタンフォード大学社会学部教授・ジャパンプログラム所長
堂前宣夫
株式会社良品計画 代表取締役社長
山脇岳志
スマートニュース メディア研究所 所長
船橋洋一
公益財団法人国際文化会館グローバル・カウンシル チェアマン
【公益財団法人国際文化会館について】
公益財団法人国際文化会館は、日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体です。
このような目的をもつ国際文化会館の事業活動は、主として文化、学術、教育などの分野において、独自にあるいは内外のさまざまな機関と協力して、各種の国際交流事業を実施するプログラム部門と、その事業を支える国際交流の場としての施設の維持運営にあたる業務部門とから成っています。そしてこの両部門が有機的に結びつき、相互に補完し合いつつ効果的に事業を進めていることが、国際文化会館の最大の特色です。
URL: https://ihj.global/
本件の問い合わせ先:
国際文化会館 ジャーナリズム大賞事務局(journalism@ihj.global)
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