ユービーセキュア、AIを活用した特許技術による新サービス「WebサイトリスクAI分析サービス」をリリース
攻撃者視点で多数のWebサイトを自動解析、リスク把握と優先順位付けを支援
株式会社ユービーセキュア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松田 陽子、以下「ユービーセキュア」)は、AIを活用した特許技術による新サービス「WebサイトリスクAI分析サービス」(以下、本サービス)の提供を開始しました。
本サービスは、AIが多数のWebサイトを自動で解析し、サイトごとの構成、用途、利用技術、データの取り扱い状況などを分析したうえで、個人情報や決済情報の有無といった重要度に加え、攻撃対象となりやすいリスク要素を多角的に評価します。これにより、企業は人手をかけずに自社サイト群の全体像を把握し、対策の優先順位を合理的に判断できるようになります。

■ 背景
企業のデジタル化や事業拡大に伴い、運用中のWebサイトは年々増加・分散しています。
その一方で、管理しきれていないサイトの存在や、脆弱な技術を用いたまま放置されているケースも少なくなく、自社で運用するサイトだけでなく、委託先や関連企業を含むサプライチェーン全体のWebサイト群の中で、どこに高リスクが潜んでいるかを見極めることが難しくなっています。
近年では、ASM(Attack Surface Management)ツールによりWeb資産の棚卸しを自動化できるようになりましたが、その後のリスク分析は依然として人手に依存しており、運用負荷の大きな要因となっていました。
ユービーセキュアはこうした課題に対し、AIを活用した自動分類とリスク判定を組み合わせた新サービス「WebサイトリスクAI分析サービス」を提供し、Web資産の棚卸からリスク把握までを一貫して実現することで、企業における効率的なWebサイトのリスク管理を支援します。
■ 「WebサイトリスクAI分析サービス」の主な特徴
攻撃者視点でのリスク分類
AIがWebサイトの構成・利用技術・データ種別を解析し、個人情報・決済情報の取扱有無、古いライブラリや脆弱な構成など攻撃対象となりやすい要素を自動で抽出・分類します。通常のWebアクセスの範囲の中で情報を取得するため、サプライチェーン全体など、広範囲を一括で分析することができます。
根拠に基づくレポート出力
分析結果は根拠付きレポートとして出力され、経営報告や監査対応、対策計画の検討に活用できます。
ASMとの連携による一元管理
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社のASMソリューション「ASMimosa(エーエスミモザ)」と連携することで、Web資産の棚卸しからリスク評価までを一気通貫で実施可能です。
■ 想定される活用シーン・導入メリット
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リスクベースアプローチに基づき、限られたリソースでもリスクの高い箇所から効果的に対策を講じる仕組みを実現
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監査・コンプライアンス対応の効率化
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属人的なWebサイト管理からの脱却と、標準化された運用の実現
これにより、企業は“見える化”にとどまらず、「どこから守るべきか」を判断し行動につなげることが可能になります。
■ 提供形態・価格
「WebサイトリスクAI分析サービス」は、VexCloud Enterpriseプラン、またはNRIセキュアの「ASMimosa(エーエスミモザ)」との連携利用時に提供されます。
詳細な価格・導入条件についてはお問い合わせください。
■ 今後の展望
ユービーセキュアは、「セキュリティを、みんなのものに。」という想いのもと、AIや自動化技術を活用して、企業が主体的にリスクを把握・管理できる環境づくりを推進しています。
今後も「Vex」「VexCloud」を軸に、リスクベースのセキュリティ運用を支援する新機能やサービスを順次展開し、企業の自律的なセキュリティ強化を後押ししてまいります。
■ 関連リンク
「VexCloud」製品ページ:
https://www.ubsecure.jp/vexcloud
「ASMimosa(エーエスミモザ)」製品ページ(NRIセキュア提供):
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